こんにちは。本日は英語について考えたいと思います。
私は今まで海外の企業に受かる為に英語を続けてきました。
その過程で時々自分を追い込み過ぎて煮詰まり過ぎてしまうということがありました。
その原因を考えると、知らず知らずのうちに企業に受かるということよりも、英語を目的化してしまい、自分の決めた予定をこなすことで頭がいっぱいになってしまいました。
そこで感じたのは、「そもそも英語は目的を果たす為の手段である」ということです。
日本人の英語に対する解釈を見てみると、私も含めて知らぬ間に「英語を話せることが目的」となっている場合が多いのではないでしょうか。これは会社が社会に対して貢献をすることが目的であるはずなのに、知らぬ間にお金を稼ぐことがメインとなっている状況に似ている様に感じます。
それでは、ここで英語を目的、目標、手段の意味を整理しましょう。
・目的:最終的に到達したい地点のこと。
英語を目的にする。つまり目的という最終的に到達したい地点が英語になる。
イメージ:富士山の山頂=英語になる。
・目標:目的を達成する為に据える指標
英語を目標にする。つまり目的がある中の目標に英語が位置付けれられる。
イメージ:富士山の途中地点が英語になる。
・手段:目標を達成する為に用いる方法、道具。
英語を手段にする。つまり目標を達成する為の手段となる。
イメージ:富士山を登る為に必要な道具、自分自身の体、体力が英語になる。
更にもう一つ、英語とは何かを考える必要があります。
私の考える英語とは言語の一つであり、人と人との意思を疎通する為にある便利なツールの一つであると解釈しています。
つまり言語はあくまで道具なのであり、特に言語という部分としては日本語とは特に変わらないということです。
更に英語を目的、目標、手段と分けて考えるとどの様な過程を踏むことになるかを考えてみましょう。
・英語を目的にする
目的が英語、目標が英語、手段が英語と3ステップが全て英語となり、もし行き詰ったとしても目的が英語の為自分が何をしているのかが分かりにくくなる。挫折しやすい状態。
・英語を目標にする
達成したい目的があり、目標が英語、手段が英語となる。もし行き詰ったとしても目的の中の目標と手段の中に英語がある為、また進むことが出来る。
・英語を手段にする
達成したい目的があり、その通過地点として目標がある。そしてその手段として英語がある為、スムーズに行動を写し、例え行き詰ったとしても目的と目標がある為見失わなわずに済む。英語を目標に据える時よりもよりスムーズに学習が進むことになる。
つまり私の出した結論は、手段になります。
それぞれの達成したいことがある場合は、その位置付けを正しく捉えて、目的・目標・手段の中に正しく組み込み、行動をしていくことが大切だということです。
これは英語に限らず、全てにおける原理原則と言えます。
私も常にこの気持ちを忘れずに、取り組んで行きたいと思います。