”そもそも、昔の人々は”から考える

こんにちは。本日はトルコ西部の港町、イズミールに到着しました。

トルコの物価は少々安いです。1.5ℓのミネラルウォーターが6本で170円。お買い得。

私は元々食品について興味があったのですが、最近は私が元々持っているアトピーが久しぶりに悪化したのをきっかけに、更に身の回りのものに気を使う様になりました。

例えば、食品に使われている農薬や添加物の関連性。そして日常の消費財に含まれている化学物質等です。

最近ではオーガニックという言葉に代表される様に、一定の人々はそうしたものに関心を持っていることは確かです。

そこでふと思ったのは、おおよそ数百年前まではそもそも全てのものがオーガニックだったという事実です。

遥か昔に目を向けてみると、食品には化学的添加物、農薬が含まれていませんから、全てのものが今でいうオーガニック、日本でいうJISの企画等をクリアしているはずです。

そうして考えてみると、私にとっては羨ましいな、と感じます。

もちろん今の生活に慣れていると不便に感じられることの方が多く感じられるかも知れませんが。

そうした気付きから思ったのは、”そもそも”から物事を考える重要性です。

例えば、シャンプーで考えてみましょう。

シャンプーは何の為に使っているのか?と考えた時に、”頭髪の衛生環境を清潔に保つ為。使うとリフレッシュすると気持ちがいいから。”

と言う回答が出てきたとします。

そしてここで”そもそも、昔の人々は”の観点から考えてみます。

”そもそも昔の人々はシャンプー等使っていなかった(この辺りはしっかりと調べていません。もし使っている事実があったら失礼しました)”

”本当に毎日使う必要があるのだろうか?毎日使うことによって体から出てくる必要な油分まで流している可能性はないだろうか?そしてその油分を流すことで乾燥肌や肌のトラブルに繋がっていないだろうか?”

上記の様にも考えられる訳です。

これはあらゆる自分の生活を見直す際に使える考え方だと思います。

”そもそも何で私は接待で飲み会に行っているのか?”

”そもそも何で仕事で営業をしているのか?”

例を挙げたらきりがありません。

こうした問いから思わぬものが実は不要だった、何てこともあると思います。

以上、昔の人々に思いを馳せる思考法でした。