How are you?が自殺を減らす

こんにちは。本日は洋上から執筆中。午後12時過ぎにピレウス港へ到着し、3日間に及ぶチャータークルーズは終了です。
40カ国を超えるお客様を接客する貴重な経験をすることが出来ました。
こうしたレアな経験をする機会を頂き、会社にはとても感謝しています。

昨日は中々忙しく、9時-12時,15-18時,21時30分-23時30分,0時30-1時,4時30分-6時と計10時間を刻みで働きました。

朝の運動も予定通り終了しました。睡眠は不足していますが、本日は中々気持ちのいい朝を迎えています。

本日はふと朝のシャワーで気付いたことを。
英語を使う環境で生活をしていると、人とすれ違ったら”Hi”や”Hello”に加えて”How are you?”を使います。

こうした何気ない日常のやり取りで、調子を確認しています。

そこで気付いたのは、How are you?を日常的に使っている環境にいた方が、自殺率は減るのではないかということです。
何故なら日常的な”How are you?”を交わすことによって会話が増えます。
もし相手から異変を感じたら”何だか最近暗いけど、どうしたの?”といった声かけをしやすくなります。
そしてもし受け手側が心にSOSを抱えていた場合、”How are you?”と声を変えてもらうことで相手に相談がしやすくなると思うからです。

つまり”How are you?”は受け手が人に相談しやすく、声を掛ける側が相手を気に掛ける機会を増やすとても重要な役割を果たしているということです。

対して日本はどうかというと、”元気?”と声を掛けることがあっても”How are you?”程頻繁に使うものではありません。
更に今の日本は心のSOSを人に打ち明けることがより難しい環境になっていると思います。

もし”How are you?”の様なフレーズが日常的に使われれば、自然と相手の異変に対して声を掛けやすく、心にSOSを抱えている人はより自分の心境を打ち明けやすくなります。

そして最終的には”How are you?”が自殺の数を減らすのではないかと思うのです。

いきなり日本に”How are you?”を根付かせようとしても時間が掛かります。
今の私に出来ることは、相手の異変を少しでも感じたら、声を掛けること。

日本の自殺者数を減らすには何が出来るのかなと考えている今日この頃です。