コス島自身の被害に遭った建物

コス島の地震

こんにちは。本日朝はギリシャのラブリオンへ到着し、正午過ぎには出発し、夕方にミコノス島へ到着です。
やっと仕事が一段落しましたので、ブログを書きます。

本日朝未明、ギリシャのコス島で大きな地震がありました。
現時点ですと2人の方が亡くなってしまったそうです。
あまり軽々しくは言えませんが、亡くなった方のご冥福をお祈り致します。

ギリシャの現地のテレビの放送を観ると、地割れがひどく、建物もかなり崩壊している様子です。
一昨日私達はコス島にいたばかりで、テレビに映し出されている所も私が通った所ばかりでしたので、驚きを隠せません。

コス島は私達の船の寄港地でもあり、今月は週一回毎週水曜日に寄港しています。

本日は皆様にコス島について知って頂くことも少しはお手伝いになるかと思いますので、コス島について、素人の私の知る知識で書かせて頂こうと思います。
コス島は人口3万人程の島で、夏はリゾート地として栄えております。

立地はトルコの本土にとても近く、トルコ本土に位置する街のボドルムという町まで船で20分で行ける立地です。
もし興味のある方がいれば、こちらのGoogleマップのリンクをご覧下さい。

エーゲ海のほとんどの島々は、トルコに程近くともほとんどがギリシャの国土なのです。

歴史では西洋医学の父、ヒポクラテスが生まれ育った島と言われております。
また、数多くの遺跡が街中に点在している所がとても興味深い。
ヒポクラテスの木という言葉は、どこかで耳にしたこともある方は多いかと思います。

また、私が行った中で圧巻だったのはアスクレピオンという遺跡です。簡単にいうと古代の病院といった所でしょうか。こちらはとても広大な敷地に建物があった様子が確認出来ます。
現在の西洋医学でも活用されている様な療術がここで生み出されたそうです。

また、私達の寄港する港のすぐ近くにはネラツィア城というお城があります。
こちらは14世紀に作られたそうで、トルコ軍の攻撃に備えて建てられた攻撃を防ぐ為に作られたそうです。

これらの建物はどの様になっているのでしょうか。

また、コス島について知る上では難民の問題にも触れておくと理解が深まります。
特に2015年は人口約3万人の島に3万人以上の難民が来たそうです。
ほとんどの人々はシリアやイラク、アフガニスタンでの紛争等から逃れて来た人たちだそうです。
今、その3万人はどこに行ったのか、どの様になっているのか、有力な情報源は見つかりませんでした。

マクドナルドでインターネットを使っていると、物乞いの子供達が私に寄ってくる光景がありました。
この子達も肌の色や顔付きで判断すると、中東の雰囲気を漂わせていました。恐らく難民としてやって来た子達なのかと思われます。

コス島の難民についての情報は、こちらがとても参考になるかと思います。

これだけの被害が大きいと、来週の水曜日にコス島へ行くことが出来るのかどうかも分かりません。
果たしてどうなるのでしょうか。

コス島の早期の復旧を祈っております。