おはようございます。本日は読書に関して。
読書をする上で、重要なポイントがあると感じたので、文字に起こしてみます。
あらかじめ断っておきますと、今回の読書は小説ではなく、いわゆる実用書を読む前提でお話を進めます。
そのポイントとは何か。
それは本と読み手の関係が、相互依存関係になることです。
どういうことか説明します。
まず、相互依存とは、「7つの習慣」でいう「依存」→「自立」→「相互依存」と右へ行くにつれてより高い次元にある状態を指します。
「依存」とは言葉の通り何かに依存をしている状態です。
「自立」も言葉の通り、自立をしている状態。
「相互依存」は「自立した1人の個人が物事を成そうとするよりも、自立した2人が同じ場所に向かっていくことの方がより高い部分、より良い効果を発揮出来る」というイメージです。
そこである時、読書の関係性も相互依存の状態で読んでいることが大切だと感じました。
私達は、例えば実用書を読む時は何かを知りたい、何かを得ようと思って読んでいることがほとんどだと思います。
今回は私の考える依存状態と相互依存状態について書いていきます。
依存状態にある際は、下記の様なことが言えると思います。
・本の書いてあることを丸々鵜呑みにしてしまう、本に書いてあることが絶対だと思う
・本の内容だけで満足してしまい実践に移されなかった
上記の様な状態が挙げられます。
この状態の時、知識を得ることは出来ますが鵜呑みにしてしまうことで自分のフィルターを通すことが出来ずに自分の意見を持たぬまま本を読み終えてしまうことになります。
受動的な状態と言えます。
もちろん、その本を読まないよりはいい状態だと思えますが、インプットをしてもアウトプットを怠ってしまうと進歩の度合いも遅れてしまいます。
これではせっかく本を読んだのにもったいありません。
それでは、私がより理想だと考える相互依存の状態に持っていくにはどうすればいいのでしょうか。
大前提として、本と読み手が自立している必要があります。
本は既に出来上がった状態にあるので、本はいつでも自立した状態にあると考えます。
では、読み手が自立状態にある為にはどうすればいいのでしょうか。
下記にポイントを箇条書きにしました。
・「本は本、私は私」と考える
・本の内容を鵜呑み・盲信せず「本当にそうなのだろうか」と常に考える癖をつける
・本の内容を自分のフィルターに通してから知識にする様なイメージを持つ
・実践・アウトプットを前提に読む
・更に、読んでいたら新しいアイデアが浮かぶ
上記の点が思い浮かびました。
言い換えるならば、主体的、能動的な読書というと分かりやすいかも知れません。
いかがでしょうか。
受動的な読書と能動的な読書では、同じ一冊を読むにしても差は歴然としています。
同じ時間をかけるとしたら、より濃密な時間を過ごしたいですね。
私も時々本に寄りかかっている時がありますので、常に主体的な読書を続けていきたいと思います。
それでは。