おはようございます。
飲食店から学べること。
昨日は横浜にあるカレー屋さんに行ってきました。
そのお店は開業してから30年以上続いているお店のようで、店内は常に人が絶えない状態でした。
昨日のお店はお客様にカレーをより美味しく、楽しく食べて頂こうという意図が随所に散りばめられていました。カレーが美味しかったのはもちろん、本当に快適な店内でした。
まず驚いたのは、カレーをより温かい状態で食べて頂こうという工夫です。
温かく食べる為に工夫されていた点は以下の通りです。
・お皿が加熱された、熱い状態で出てくる(皿にはライスもルーも盛られていない)。
・カレーが熱々のスキレット(鋳鉄製のフライパン:http://bit.ly/2wV7ZDJ)で出てくる→保温性が高い
・ライスは蓋つきの登山用飯盒に入っており、自分の好きな量のご飯をよそう→食べる量だけご飯をよそって蓋をすれば、ご飯を保温できる。
ここまで保温の工夫がされているカレー屋さんは初めてです。
また、いいなと感じ点もたくさんありました。
・内装はロッジ風(お店のルーツはスキー場のロッジらしい)で、8~10人がけのテーブルに一枚板が使われているなど、内装の雰囲気がとてもよく統一感がある。
・厨房が裏にあるのではなく、コの字型のカウンター席の前にオープンキッチンがある。待っている間もどの様に調理されているのか見て楽しめる。
・テーブルに置いてある調味料は自家製?のピクルスのみ。無駄な調味料は置いてなくカレーそのままを置いてある。
・カレーの中に入っている肉は、まるでステーキの様に大きくナイフで切って食べる。
・一席一席の間隔がとても広く、快適に食べられる。
・店員さんが丁寧に食べ方を教えてくれる。
・トイレ(個室)が広く、床には何も置いてないので清潔感がある(もちろんトイレの内装もロッジ風)。
私が感じるのは、いいお店は料理の質だけでなく、置いてあるものや店内の雰囲気、接客にそれぞれの意図が感じられるお店が多いなと感じます。
私はそうしたお店に行くと、気付きが多く、とても勉強になることが多いので退屈しません。
飲食店に行った時、料理の味だけでなく周りを見渡すて気付くことはたくさんあると思います。
とてもいい思考のトレーニングになると思いますし、より飲食店を楽しむことが出来ると思います。
皆さんも是非行なってみて下さい。
それでは。