『人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話 』

こんばんは。
本日は今私も運営側で入らせていただいているイベントが開催されました。
今日はその模様をレポートでお伝えします。
http://u0u0.net/GIP1

これは文筆家の稲垣 麻由美氏の新刊、『人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話 』という本の出版記念イベントです。

今回のイベントは、本書の編集担当者であるKADOKAWAの清水 能子編集長を司会として、
本書に登場人物である国立がんセンター中央病院の精神腫瘍科医である清水 研医師、第七章で「おやじ代表」として登場する千賀 泰幸さん、著者である稲垣 麻由美氏がスピーカーとして登壇するトークセッションとして開催されました。

当日は台風の直撃で開催が危ぶまれましたが、無事開催。大雨のにも関わらずお陰様で満員御礼でした。
会場の鎌倉市二階堂にある、Khaju Art Spaceさんという古民家。
推定築80年の古民家には昔懐かしい縁側があり、実際に利用されている機織り機、更に防音機能を兼ね備えたお部屋にはグランドピアノも兼ね備えているというとても素敵な空間です。

本イベントは、

・清水医師の語る、精神腫瘍医とは何か、患者様との対話で心がけていること
・千賀さんが清水医師との対話を重ねるにつれての心境の変化
・稲垣氏の本書を書き上げるまでのストーリー、取材を重ねる中で感じたこと
・ご参加者の質疑応答

を中心に進みました。
清水編集長の絶妙なファシリテーションにより、スピーカーの皆様のお話を引き立てていらっしゃいました。

会話の内容はとても考えることの多い内容で、医師、患者さん、著者というそれぞれの視点から語られる言葉には気付かされることが多かったです。
がんというのは身近な病気です。いつ身内がかかるかは分かりません。
自分、もしくは身内の方、知り合いの方がそんな状況に置かれた状況になった時どうしたらいいのか、スピーカーの皆さんが語るリアルなお話はとても学びとなりました。

質疑応答も途切れることなく、ご参加者の皆さん含め全員で作り上げるイベントとなりました。
純粋に、もっとより多くの方々にお役に立てるイベントになるのではないかと感じました。

『人生でほんとうに大切なこと 』は、
がんと診断されたご本人、そのご家族、お知り合いや医療従事者の方、自分の生き方、家族との関係性を改めて考えたい方、あそれぞれに大切な気付きを与えてくれる一冊です。とてもオススメです。

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是非ご覧下さい。

それでは。