引用をする前に、まずは自分の言葉で伝えようとする

おはようございます。

私はいつもブログを書いている時に気を付けていることがあります。
それは、まずは「自分の言葉で伝えようとする」ということです。

どういうことか説明していきます。
例えば、昨日はデビットカードについて記事を書きました。その時にデビットカードとは何かと説明をする部分がありました。
私はデビットカードについて何かの簡略な説明を書く時にまずはインターネットの言葉を引用をせずに自分の言葉で書こうとしました。

最初思い付いた説明は、”クレジットカードとは違い、一ヶ月に一回の引き落としではなく、支払いの一回ごとに銀行口座の引き落としができるカードのこと”という説明にしようとしました。

その後デビットカードの説明について調べてみると、もっと分かりやすく説明されている文章がありましたので、
”「即時払い」のできるカードのこと。支払い時に登録されている銀行口座から即時に引き落としがされるカードのことです。”と引用と組み合わせを重ねて書きました。

この過程を見て、「それでは始めから調べてそれを引用してしまってから書けば良いのではないか」と思う方も多いかと思います。
しかし私はこの「まずは自分の言葉で説明しようとする」ことが非常に大切だと思うのです。

何故なら、そうした一手間を加えた方が、

・頭を使うことができる
・いざ何か物事を説明しようとする時の反射神経が鍛えられる
・自分の言葉で噛み砕いて伝えることに対するクオリティが上がる

上記のメリットがあると感じるからです。

私は、この自分の頭をまず使おうとする姿勢の積み重ねが後々非常に大きな差となると考えています。

この話題に関連して想起されるのが、DeNAの起こしてしまったキュレーションメディア問題です。
まさに、「自分の言葉で説明しようとする姿勢」が欠けていたことがこの問題の原因の一つだったのではないかと感じます。

インターネットで探せば適切な言葉が見つかるこの時代、こうした引用を続けてしまっていては、知らず知らずのうちに世の中の均質化が進む様に思います。
まずは「自分の言葉で説明しようとする」ことを習慣することで、自身の独自化にも繋がるのではないかと感じます。

それでは。