何故世の中に玄米が普及していないのか?

おはようございます。
本日は私の疑問について書いていきます。
私の疑問、それは「何故世の中に玄米が少ないのか?」ということです。

ここで玄米について説明を。
玄米とは、精白されていない状態のお米で、稲の果実の部分である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去した状態の事を言います。
白米は、玄米から薄皮の糠を取り除くことを指します。
英語ではBrown riceといいます。

栄養素が圧倒的に高いことが分かります。

外食へ行くと、ご飯セットや定食で出て来るのはほとんどが白米です。
最近は差別化として雑穀ご飯がある場合もありますが、それでも白米です。

何故玄米は世の中に浸透していないのでしょうか。
どうやら、美味しくない(ぼそぼそする、糠臭い、食感が嫌)という割合が高い様です。
更に現在は玄米を買おうとすると、白米より高く、種類も少ないです。
玄米の流通量が少ない為、価格が割高になった様です。

そもそも家庭では白米を食べて育ったからといった理由も多そうです。

しかし、玄米を選ぶメリットは非常に大きいです。それは栄養価です。
下記の表を見れば明らかですが、栄養素が白米に比べ、比較をすると明らかです。

成分(100gあたり)白米玄米対白米比
エネルギー(kcal)3563480.98倍
炭水化物( g )77.1710.92倍
食物繊維( g )77.1712.85倍
タンパク質( g )6101.67倍
脂質( g )0.92.73.00倍
ビタミンB1(mg)0.080.415.13倍
ビタミンB2(mg)0.020.042.00倍
ナイアシン(mg)1.26.35.25倍
ビタミンB6(mg)0.10.55.00倍
ビタミンE(mg)0.21.36.50倍
葉酸 (μg)12272.25倍
カルシウム(mg)591.80倍
鉄(mg)0.82.12.63倍
マグネシウム(mg)231104.78倍
リン(mg)942903.09倍
カリウム(mg)1152302.00倍
亜鉛(mg)1.41.81.29倍
マンガン(mg)0.82.052.56倍
パントテン酸(mg)0.661.362.06倍

玄米で食べると全然栄養価が違うのですね。
私はもっと世の中に玄米が浸透したら良いと感じます。

更に、外食産業は玄米をビジネスチャンスとして捉えても良い様に感じます。

外食大手が玄米を標準メニューに入れたらとても面白いと思います。

玄米牛丼や玄米カレー、玄米チャーハン、定食にも玄米。どうですか、ワクワクしてきませんか?笑

更に栄養価の面をしっかりと説明することが出来れば、健康、美容という面から訴求をすることが出来ます。

美味しくないと言われる部分は炊き方次第で解決可能です。

最近は酵素玄米等、様々な美味しく食べる方法があります。この部分も業界各社で研究すれば解決は可能な部分だと思います。

私自身も玄米が大好きなので、もっと外食でも玄米が気軽に食べられると良いなと感じました。

それでは。