おはようございます。私はベイスターズの元社長の池田純さんのFacebookページで良い記事を見つけました。
その一説を切り取ります。
「ベイスターズでは米大リーグや欧州サッカーのスタジアムを視察して”本物”を学び、球場に流す音楽一つにもこだわりました。現場に行って見たり、経験したり、味わったりを繰り返すことで”本物”に出会い、アイデアが生まれる。その時、私は勝負をします。」
私はこの部分にとても共感して、勝手に胸が熱くなりました。
何故なら私も常に本物に触れることは大切だと感じています。
それでは、そもそも本物とはなんでしょうか。辞書で調べてみると以下の様な説明がありました。
① 本当の物。偽りでない物。
② もとの物。実物。
③ 本格的であること。
とても抽象的で難しいですね。
例えばスタジアムにおける本物を定義するなら以下が最低条件だと思います。
《野球の場合》
・天然芝であること
・その場でしか味わえない経験、雰囲気、個性があること
《サッカーの場合》
・サッカー専用のスタジアムであること
・その場でしか味わえない経験、雰囲気、個性があること
・(サッカーの場合は天然芝が通常なので定義に入れず)
蛇足ですが、プロ野球の場合は天然芝のグラウンドをホームスタジアムとするのは広島、阪神、オリックス(ブルーウェーブ時代の名残で現在もシーズン数十試合使う)のホームグラウンドのみ。他の球場はホームグラウンドが人工芝というとても残念な状況です。
池田さんは海外の110を超えるスタジアムへ視察に行かれたことがあるそうです。
これはまさに本物にたくさん触れ続けたということです。
海外には素晴らしいスタジアムがたくさんあります。
MLBでは基本的に天然芝は当たり前、個性的な球場の形、そしてファンの雰囲気。
サッカーであれば世界の強豪クラブで言えばサッカーの専用スタジアムというのは当たり前です。
池田さんの場合、
そうして本物から得たインスピレーションを横浜スタジアムに反映し続けたことが圧倒的な観客動員数増加に繋がったのだと思います。
私も人生を通じて本物に触れ続けて、そこから得たヒントで面白い!!というものを提供できる人間でありたいと思っています。
それでは。