味覚を磨く食事。有田川町にて。

味覚

【二十四節気:芒種(ぼうしゅ):6/6~6/20頃】
稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意味であるが、現在の種まきは大分早まっている。西日本では梅雨に入る頃。
※芒(のぎ)とは、米や麦などイネ科の植物で、花の外側についている針のような突起のこと。禾とも書きます。
【七十二候:蟷螂生(かまきりしょうず):6/6~6/9頃】
秋に生みつけられたピンポン球ほどの卵から、数百匹のかまきりの子が誕生する頃。
かまきりは農作物には手をつけず、害虫を捕まえてくれる、私たちにとってありがたい存在です。
おはようございます。
本日はゆるい文章を。
昨日は休日でした。
午前は移動し、午後から秦野の旅館で行われたセミナーに参加。
とても素晴らしく学びのある内容で、実際に職場での実践に繋げられる内容でした。
この内容はまた後日ブログに書きたいと思います。
そして夜は小岩にある行きつけのお店で一人ディナー。
こちらも最高でした。今回のお目当ては、山菜です。
山形の月山で山伏から直送で送られてくる山菜は、いわだら・しとき・くわだい。
私にとってはどれも初めて食べるもの。山の与えてくれる恵みに感謝するのでした。
夜伺ったお店の店主は、私に”食”、”味覚”や”種”についてより深く考えるきっかけを下さった方です。
現在の会社に入ろうと思ったきっかけとなったのも、この方の存在が大きいです。
”味覚”について考える様になってから約2年。
このお店で食べるものは、その2年前から同じメニューも出されていますが、私がそのものに対する受け取り方が大分変わってきました。
以前はただ、美味しい!という所でしたが、最近は更に”何故これが美味しいと感じるのか”を感覚的にも感じられる様になった気がしています。
こちらの店主は、とてもシンプルなことを仰っています。
”味覚を磨きたいなら、いいものを摂取する総量を増やすこと。”
仕事として食にも携わるのなら、自分の味覚が確かであることは重要な要素。
死ぬまでずっと、味覚を磨き続けられればいいと思います。

それでは。