おはようございます。遂に今年もあと2日。
昨日は「やりたいこと100」を行いました。
実際に進めて行くと、書くことが楽しくなりどんどんとやりたいことが浮かんできました。
小さなことから、大きなことまで。何を書こうが自分の自由ですから、想像力を膨らませて書く様にしました。
結果的には仕事に関連したことが多く書き出される結果に。
「ああ、自分はこんなことを考えていたのだな」と知ることもでき、とても良い時間でした。
さて、本日は贅沢について。
私の働いている宿のコンセプトの一つに、「贅沢の再定義」というものがあります。
この言葉を目にしてから、私は「贅沢とは何だろう?」と考える様になりました。
辞書で「贅沢」の意味を調べてみると、下記の様な意味が出てきました。
① 必要以上の金や物を使う・こと(さま)。
② 金・労力などを多くかけている・こと(さま)。
③ その人物の立場に比べておごっている・こと(さま)。
で、私は東京へ行くと特に食材についての贅沢を考えます。
果たして日本各地から取り寄せた高級食材を頂くことが贅沢なのか、近くの山に生えている採れたての山菜を頂くことが贅沢なのか。
私は両方とも贅沢なことだと考えます。
前者はその食べ物自体の市場価値に加えて、収穫や輸送に労力が掛かっておりますので、それに見合った対価を支払う必要があります。しかし後者は近くに生えているものを採りに行き、調理するだけですので、お金は掛かりません。
一般的な価値観からすると、前者が贅沢になるかと思います。
しかし東京に住んでいる人は後者に贅沢を感じることがあるかもしれません。
私はここに贅沢を再定義することの意味があるかと思います。
果たして本当にお金の高いものを食べることが贅沢なのか。
もっとお金を掛けないで感じられる豊かさがあるのではないか。日本中がこの部分を皆で考える様になったら、日本人の消費の流れが面白い方向へ動くかも知れないと感じます。
私はそれを実際の体験を通して、気付きを与える仕事をしたいと思っています。