おはようございます。
本日の二十四節気七十二候は以下の通り。
七十二候は本日から次候になり、桃始笑(ももはじめてさく)となります。
【二十四節気:啓蟄(けいちつ:3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。
【七十二候:桃始笑(ももはじめてさく):3/10~3/14頃】
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見える。
本日は3月11日。東日本大震災から7年が経ちました。
ニュースをみると、現在も73,000人が避難生活を送っているとのこと。
改めまして、ご冥福をお祈りいたします。
本日はスパークリングワインの製法を見ていきます。
そもそも、スパークリングワインとはなんでしょうか。
wikipediaの文章を引用すると、
”ワインの一種。二酸化炭素を多く含み、開栓すると圧力が下がって二酸化炭素が気泡として立ち上ってくるもの。通常のワインにも炭酸ガスは含まれるが、溶け込んでいる量が少ないため開栓しても発泡しない。発泡性ワインには、瓶内発酵のために二酸化炭素が溶け込んでいるものと、人工的に二酸化炭素を吹き込んだ、いわゆる炭酸ワインとが存在する。”
とあります。
また、”3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称”と説明しているページもありました。
つまり、定義としては”発泡性ワインの総称”ということですね。
スパークリングワインの製法は大きく分けて3つです。
一つが瓶内で発酵させる方法。こちらが瓶内二次発酵に当たります。
ベースとなるワインを瓶に移し、糖分と酵母を加え密閉をすることで、第二の発酵を促します(一次発酵はワインを指す)。
瓶内でゆっくりと時間をかけて発酵し、熟成させる製法です。
工程は約13にも及び、一番手間と時間の掛かる方法です。
別名はトラディショナル方式、シャンパーニュ製法とも呼ばれます。
世界で最も有名なスパークリングワインの産地、フランス・シャンパーニュ地方で伝統的に採用されているので、この名前がついています。
ちなみにシャンパンを名乗ることができるのは、特定の品種を用いて、シャンパーニュ製法で造られ、アルコール度数11%以上のスパークリングワインでないといけないそうです。
二つ目は密閉耐圧タンクで発酵させる方法で、シャルマ方式といわれます。
こちらは瓶内二次発酵を行わずに、大きなタンク内にベースとなるワインを詰めて密閉し、そこで二次発酵をさせます。
瓶内二次発酵を用いたワイン作りは作業が工程が多く、期間も掛かるためどうしてもワインの価格が上がってしまいます。短期間で且つ安価で提供する為に生まれた製法だそうです。
一度に大量に生産できるため、比較的安価なものが多いのが特徴です。
「シャルマ」というのは、この方式を考案した人物の名前だそう。
三つ目は、二酸化炭素注入方式。
名前の通り、ワインに二酸化炭素を注入するタイプです。
ワインにガスを注入するだけ。物凄く安いスパークリングワインはこちらの方式の可能性が高いですね。
こうして三つの製法をみていくと、スパークリングワインと言っても一概には言えないことが分かると思います。
これら三つを知っているだけで、スパークリングワインを選ぶ際の一つの選ぶ指標になるかと思います。
それぞれ違う製法のスパークリングワインがどう違うのか、ご自身で飲み比べてみるのも面白そうですね。
私も実際に体感してみようと思います。
それでは。