”立ち仕事”推進で働き方改革?

【二十四節気:春分(しゅんぶん):3/20~4/3頃】
春分(しゅんぶん)は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもある。

【七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう):3/20~3/24頃】
雀が巣を作り始める頃。俳句や民話、童謡にも用いられ、日本人にとって古くから身近な存在である雀であるが、最近では生息数が少なく、貴重な存在に。

おはようございます。
昨日は晴れ。
段々と新たな山菜が採れ始めています。

本日は立ち仕事について。
最近思うのは、もう少し日本国内にスタンディングデスクが普及しても良いのではないかということです。

スタンディングデスクとはなんでしょうか。
それは、立ったまま仕事を行えるデスク(机)のことを指します。日本語でいえば、”立ち机”と言った所でしょうか。

注目され始めたのは比較的最近ですが、どうやらウィンストン・チャーチル、ヘミングウェイ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ベンジャミン・フランクリンなどが立ち机を愛用していたとされていますので、昔からあった発想ではあったようです。

私も前職の時は、オフィスに大きな机2つを重ねて作った”お手製スタンディング”がありました。笑
実際に快適なので愛用をしていました。

スタンディングデスクを使うメリットはなんでしょうか。
私は第一に、仕事に集中できることを挙げます。
立っていると座っているよりも明らかに集中することが出来ます。
座って仕事も良いのですが、極端なことを言うと座っている状態というのは”足を休ませている”状態である訳です。
しかし立っていると全身を用いていることになります。
どうやらこの”休んでいない感じ”がとても良いのかもしれません。
私の実感値としては、集中できる姿勢を段階別で示すと床に腰を落ち着けて仕事<一般的な高さの椅子に座る<ハイチェア&ハイデスク<立ち仕事となる様に感じています。
つまり物理的な視点が高い程”休んでない”感覚があるということでしょうか。

また、世間的に語られているもう一つのメリットは健康的側面です。
よく例えとして出されるのが、WHOの発表です。
それは、「1日10時間以上座る人は4時間以下の人に比べ、病気になるリスクが40%高くなる」ということです。
具体的には、心疾患や血管疾患、更にはガンのリスクも高まると言われています。
また、腰痛も長時間の座り過ぎが影響している方もいるかと思います。
そんなデスクワークの弊害を防ぐことが出来ると言われています。
飛行機やバスに長時間座りっぱなしでいると起こるエコノミークラス症候群などを考えると、ずっと座り過ぎが良くないことは想像に難くないと思います。

座りっ放しより立ちっ放しの方が身体的リスクが低くなるということです。

だから私はもっと普及が進んで良いのではないかと思います。
一般的なオフィスはもちろん、コワーキングスペースにももっと普及しても良いのではないかと思います。
会議も立ちながらで行った方が早く終わります。

更にカフェにもあったらとても良いと思いますし、店自体の回転率も上がりそうでWIN-WINの関係を築けますね。

国がもしスタンディングデスク導入を推進したら、これこそ業務効率の改善に繋がります。
私は働き方改革という言葉に全くピンときていませんが、スタンディングデスクを提唱した方が実は労働時間が短くなるかもしれないと感じます。

私は将来空間造りに携わりたいという願望を持っています。
その時がきたら、必ず”スタンディング”の概念を取り入れた空間を造りたいと思っています。

まずは自分の仕事場にスタンディングデスクを導入することが目標です!

それでは。