一畳の書斎にて、タイピング

【二十四節気:春分(しゅんぶん):3/20~4/3頃】
春分(しゅんぶん)は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもある。

【七十二候:桜始開(さくらはじめてひらく):3/25~3/29頃】
それ自体としては「桜の花が咲き始める」などといった意味。
全国各地から桜の開花が聞こえてくる頃。本格的な春の到来。

おはようございます。
本日の朝はとても目覚めのいい朝です。

さて、本日は実は町家に泊まる機会をいただきました。
その町家は築年数はかなり古めであるものの、リノベーションを遂げて生まれ変わった空間。
木の温もりを直に感じられる空間です。

本日はその町家にある書斎で文章を書いています。
書斎とは、どういう意味でしょうか。
辞書で調べてみると、”本を読んだり、書き物をしたり,研究をしたりするための部屋。”とあります。

書斎は1畳ほどの小さな空間。
机は壁と一体で、掘りごたつの様になっています。

この空間も木そのものを感じられ、とても落ち着いた仕上がりになっています。
窓の金具一つをとっても、こだわりを感じられます。

この空間の中には、北欧製のものが二つあります。

一つは手元を照らすデスク用のライトスタンド。こちらはルイス・ポールセンのもの。これが不思議と書斎とマッチします。
もう一つはスツール。こちらはDesigned by Arne Jacobsen。

マットな質感の脚に、座る部分のカバーはスェード製。
こちらも空間に素晴らしくマッチしています。
いや、マッチというよりも”馴染んでいる”という表現の方がしっくりとくるかもしれません。

実際にパソコンを使ってみた第一印象は、とても気持ちがいいです。
窓を開ければ小鳥のさえずりが聞こえてきますし、窓を閉めれば集中できる空間のできあがり。

気分は昭和の文豪で。
素晴らしい空間には、より良いインスピレーションを湧かせる力が宿っていることを感じました。

私も将来は自分専用の集中空間を持ちたいと感じました。

「体験と発見が真の贅沢」この言葉を再度噛み締めた1日でした。

それでは。