開拓日記

2017年4月より開始した、”開拓日記”のブログです。

和を説く憲法十七条

【二十四節気:春分(しゅんぶん):3/20~4/3頃】
春分(しゅんぶん)は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもある。

【七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう):3/20~3/24頃】
雀が巣を作り始める頃。俳句や民話、童謡にも用いられ、日本人にとって古くから身近な存在である雀であるが、最近では生息数が少なく、貴重な存在に。

おはようございます。
本日から二十四節気は春分へ。よく昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなると言われていますが、実際には昼の方が14分ほど長いのだとか。
遂に本格的な春を迎える段階といった所でしょうか。

さて、昨日は会社で指定があったセミナーへ行ってまいりました。
今までセミナーは自腹で行くことがほとんどでしたが、今回は会社の経費で参加。
金額もあまり安くないものでしたので、会社には感謝しております。

セミナーの内容は「何故人は働くのか」「人間にしか出来ないこと」といった内容です。
講師の方は経営コンサルタントの方です。

内容自体は学びになる部分が多数あり、人として忘れていた基本の部分を再確認することが出来ました。
こうして基本に立ち返ることは定期的に行った方がいいと感じた次第です。

セミナー内では、聖徳太子の憲法十七条についてのお話をする部分がありました。
十七条憲法は、西暦604年に聖徳太子が作ったとされる十七条からなる法文で、官人の心得として書かれているものになります。

今回は全十七条の簡約版を見ていきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーー
第一条 和を大切にせよ

第二条 三宝(仏、法理、僧侶)を信奉せよ

第三条 天皇の命令には謹んで従いなさい

第四条 礼の精神を持ちなさい

第五条 私利私欲を捨てなさい

第六条 悪を懲らしめ、善を勧めなさい

第七条 人それぞれの勤めは忠実に行い、権限を乱用してはならない

第八条 早くから遅くまで勤めなさい

第九条 真心を持ちなさい

第十条 怒らず、またそれを表情に出さずに協調しなさい

第十一条 賞罰は功績・過失にみあうものを適正・明確に行いなさい

第十二条 勝手に税をとってはならない

第十三条 新しく職務についたからと、公務を停滞させてはならない

第十四条 嫉妬の気持ちを持ってはならない

第十五条 私心を捨てて公務に励みなさい

第十六条 人民を使役する時はふさわしい時期か考えよ

第十七条 重要なことは相談して決めよ
ーーーーーーーーーーーーーー

どれも当たり前の考えかもしれませんが、とても大切なことが書かれていると思います。
「和」をとても大切にして、相手こそあっての自分という考え方が強く出ているように感じます。

現代の役人の皆さんは、上記のことが守れていないから新聞を賑わせているのかもしれませんね。

私も守れていないなと思う所がちらほら。
現在の部分でいうと、私心、私欲を裏に抱えながら行動していることが多いと思いました。

私は組織で働く時、強い「個」があってこその組織だと考えています。
これは決して独り善がりという意味ではなく、「個」が強くなければ、和が整っていても仕方ないという意味です。

ではその「個」の強さとは何でしょうか。
私は志の高さ、人格、結果を出す力、向上心だと考えます。

ここがないと「和」になってもしょうがないのではないと思うのです。

そう考えると、まず組織は「志」が揃っていることが大前提なのではないかと思います。
そこが整ってから「個」としての強さがあり、そこから「和」になることでの相乗効果が発揮される。そんなイメージです。

いずれにしろ、「和」と「個」のバランスは重要です。
私も組織として動いている時は、もっと「和」の部分を意識して動いていこうと思います。

それでは。

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お散歩

【二十四節気:啓蟄(けいちつ):3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる):3/15~3/19頃】
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことを言う。

おはようございます。
現在の南魚沼は雨。気温は4度です。
少し肌寒いですが、そんなに寒さは感じません。

本日は朝からお散歩へ。
何故散歩に出たのかというと、体を暖める為です。
私は毎朝起きてから座って何かをすることが多いです。朝の時間は頭が回っていいのですが、体が暖まってきません。
体が暖まればもっと気持ちよく過ごせるのではないかと考えました。
そこで本日はお散歩に出てみることにしました。

南魚沼に住み始めてから、基本的に私は車移動なので周辺を歩くことはありませんでした。
しかし実際に毎日通る場所も歩いて通ってみると新鮮で、面白いものですね。

体を暖めることが出来、頭もいつもより少し回りがいい感触があります。
という訳で、ここ1週間程お散歩を試してみて、どの様な効果があるかを感じていこうと思います。

それでは。

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山菜さん

南魚沼で採れた山菜料理。宮野屋にて。

【二十四節気:啓蟄(けいちつ):3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる):3/15~3/19頃】
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことを言う。

こんばんは。
今日の南魚沼は快晴でした。

今週から私の働いている旅館の夕食では、ふきのとうがメニューとして登場。
更に昨日からはこごみ、今日からは甘草がデビューしました。

早速ふきのとうを食べてみると、あの特有の苦味が本当に美味しい!
こういう時に何故か毎回、「外国の人(どちらかというと欧米)はこれを食べて美味しいと思う割合はどのくらいいるのかな?」と思います。

話はそれましたが、旅館の周りには30種類以上もの山菜が採れるのだとか。
私にとってここで過ごす初めての春ですので、これから色々な山菜を食べること、採りに行くこと、山菜の名前を覚えることが本当に楽しみです。

最近流行りの言葉でオーガニックという言葉がありますが、それでいうと山で採れた山菜はほぼ全てオーガニックと言っても間違いはないでしょう。

私の職場は周辺には本当に何もありませんが、実は「何でもある」と言い換えてもいいかもしれません。
こうやって過ごしていると、心から四季のありがたみを感じますし、 それぞれの季節を楽しむことが出来ます。
感性を磨くとは、こういうことも含まれているのだと思います。

さあ、日々進む雪解けは様々な山菜達が芽吹いてくる合図でもあります。
今年の春は、山菜を目一杯楽しむぞ!

それでは。

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美しきかな、その動作

【二十四節気:啓蟄(けいちつ):3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる):3/15~3/19頃】
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことを言う。

おはようございます。
毎日二十四節気七十二候を見ることで、だいぶ身体が毎日季節を意識することに馴染んできました。

本日は朝からYoutubeを視聴。
内容はサーヴィス世界コンクールで優勝した経歴を持つ宮崎 辰さんを取り上げたものです。
その動画では実際にサーヴィスをしている宮崎さんの実際の現場での風景やインタビューが取り上げられていました。
そこに映る宮崎さんの立ち振る舞いの美しさ、TVからでも十分に伝わりました。
「凄くかっこいい。」純粋に思いました。

その美しさを感じさせる部分はどこにあるのでしょうか。
それは歩き方、お皿の出し下げ、グラスを下げる動作、会話のトーン、周囲への配慮、先読みをした動作。
これら一つ一つの動作が醸し出しているのだと思いました。
まさに”神は細部に宿る”状態です。

早速私も今日の夕食のサービスに活かせることがたくさんありました。

同時に、出来ることであれば生でそうした一流に触れたいと思いました。
やはりリアルで得られることは多く、その人からエネルギーも感じられるはずです。
私は生きている限り、そうした一流に触れる時間を少しでも多く経験したいと感じました。

やはり視座を上げることは本当に大切なことですね。

まずは早速、今晩は今朝観た宮崎さんの動きをイメージしながら、動いていこうと思います。

それでは。

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ブログを書いて、「知らないこと」を「知っている」状態にする

【二十四節気:啓蟄(けいちつ):3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる):3/15~3/19頃】
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことを言う。

おはようございます。
本日は知識をつけることについて。

私のブログの活用方法に、「ブログを書くことで知識をつける」ということがあります。

どういうことか説明をしましょう。
例えば、仕事や日頃の生活で分からない言葉や事象を見つけたとします。
それは「雪の降るメカニズム」であったり、「発酵とは何か」という事柄かもしれません。

「知らないことを知る」というのは少しエネルギーを使うことです。
しかしその「知らないこと」が知っておいた方がいい事柄である場合は知る為に何かをすることが必要です。
私はそういう時、ブログのタイトルをその「知らないこと」にしてしまうのです。

ということは、「知らないこと」についてもう書くしかなくなってしまう状況の完成してしまう訳です。笑
「その知らないこと」をアウトプットするには、その何倍ものインプットが必要になります。
そのネタを書く為に本を読んだり、インターネットでそのことを調べて知識を得る必要があるのです。
知識を得たら、それを読者の方に分かる様に自分の中のフィルターを通して、体系立てて文章で説明して行く必要があります。

そうしてそのタイトルでブログを書き終える頃には、「知らないこと」に対する最低限の知識がついているのです。
これは私のブログという習慣を活用したものです。

これをやると、その「知らなかったこと」が最低限でも人に説明出来る様になります。
そのブログを書いた時は最小限かもしれません。
しかしその「最低限」を得ることで、その「知らなかった分野」に対しての知識のフックが働き、その知識を得る小さな土台ができるのです。
一年後にはもっと詳しくなっている可能性があるのです。

これはそのネタに関するブログを書いたから起きることです。

実はブログを毎日書くことは自分の考えを発信するという効果だけでなく、アウトプットを通じて知識を増やしていける方法でもあるのです。

ほんの少しでもいい。そのほんの少しを知っているからこそ自分の中に吸収される新たな知がある。
そんな感覚です。

これが毎日の習慣になれば、とても強いと思います。

「知らないこと」を「知っている状態」に。
これは結構面倒でエネルギーを使うことかもしれませんが、一度知ってしまえば、新たな世界が開けてきますよ。

皆さんも自分なりの方法で「知らないこと」を「知っている」状態にしてみてはいかがでしょうか。

それでは。

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接客をする人は、自身も積極的に接客を受けよう

【二十四節気:啓蟄(けいちつ):3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる):3/15~3/19頃】
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことを言う。

おはようございます。
さて、本日から七十二候が変わり、啓蟄(けいちつ)の末候、菜虫化蝶(なむしちょうとなる)へ。
意味は上記の通り。南魚沼は今日も晴れ。凄い勢いで雪が溶けすぎて、逆に心配になってしまうくらいです。

さて、昨日はお休みでしたので、お気に入りスポットの魚沼の里(http://www.uonuma-no-sato.jp/)へ行ってきました。
魚沼の里には大きな雪室があり、そこでは15分程の無料の見学ツアーがあります。
私はその見学ツアーに申し込み、参加をしてきました。

先日のブログでは雪室について書きましたが(https://goo.gl/vBnpvq)、実際に見てみると新たな気付きが。
魚沼の里の雪室は庫内に雪を貯蔵することで空間自体を冷やす「氷室型」で、貯雪庫(雪を貯めるスペース)と貯蔵庫(保存するものが置いてあるスペース)の間に簡易的なしきりしか設けない「自然対流式」。
雪は少しずつ溶けますが、雪を補充するのは毎年2月だけで、一年中その雪が残ります。空間を冷やす為には電気は使われていない超エコ仕様です。
これは雪国でもっと活用されるべきであると感じました。

私はそこで担当の方の話を聞きながら周りました。
その方のお話自体はとても素晴らしく分かりやすかったのですが、偉そうながら「ここはこうして話せばもっと伝わるのにな」ですとか「ここはこうして伝えればもっと感動してくれると思うんだけどな」と思いながら周りました。

そこで私は気付きました。
「接客をする立場なら、自分も様々な接客を受けた方がいい」ということです。

どういうことかというと、自分が普段行っていることを逆の立場になって受けることでたくさんの気付きがあり、もっと自分が仕事に活かせるヒントがたくさんあるということです。
昨日の雪室見学を通じてそれを感じました。

では、どんな接客を受けると良いのでしょうか。
それは様々な業種の接客を受けることだと思います。

同業者である旅館やホテルに泊まることでも発見があるでしょう。
逆に普段は行かないおばちゃんが営業しているスナックへ行っても新たな発見がありそうです。
ガイドさん付きの登山ツアーへ行っても発見があると思います。
バスガイドのしゃべるバスツアーに行っても面白いかも知れません。

上記の様に様々な接客を受けることで得られることがたくさんあるということですね。
更に、その受けるサービスの単価を高くすることで学びの質はぐっと深まることでしょう。

例えば、高いレストラン。高いレストランであれば客室もぐっと高まります。
お酒や料理に対する知識、お酒の注ぎ方や一つ一つの動作がより洗練されている必要があります。
つまりサービスのレベルは必然的に高まり、接客を受ける側も一つ一つに対して感じられる割合が高くなると思います。

つまり幅広い接客という横軸と良質なサービスという縦軸という広い範囲内で接客を受ければ、自分のサービスにも幅を出せるということです。

日常には、学びが転がっていますね。
座学だけが学びではないということが良く分かります。

ということで、今後は接客を受けることによる学びも深める様な日常も意識して行こうと思います。

それでは。

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桶狭間の戦い ~The calm before the storm~

【二十四節気:啓蟄(けいちつ:3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:桃始笑(ももはじめてさく):3/10~3/14頃】
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見える。

こんばんは。
さて、七十二候の桃始笑は今日で終わり。明日からは末候を迎えます。

昨日は全社でのミーティングがあり、社長のお話を聞きました。
私はこのおミーティングでのお話が、1ヶ月に一度の楽しみの一つ。今回も素晴らしい時間だと感じました。

あまり詳しくは言えませんが、一つ言えるのは今年は勝負の年だということ。
昨日の社長はまさに熱さを秘めた戦国武将。その身には鎧兜を纏い、右手には軍配を持った姿がはっきりと見えました。
今はその戦の前の、嵐の前の静けさといった所でしょうか。
私は、この嵐の中を越えた先の勝利を勝ち取りたい。そう強く感じました。

ここに入って良かった。

心からそう思いました。

さて、前振りが長くなりましたが、本日はそんな全社ミーティングの中のお話を一つ。
昨日は桶狭間の戦いについてのお話がありました。

桶狭間の戦いとは、1560年に尾張国(今の愛知県)の桶狭間で行われた合戦です。
2万5千といわれる大軍を率いて尾張に侵攻した駿河の戦国大名である今川義元に対し、4千~5千の軍で対する尾張の大名織田信長。
数的に圧倒的に不利であるにも関わらず、少数の軍勢で本陣を強襲し、今川義元を討ち取って今川軍の進出を阻止しました。

桶狭間の戦いを調べてみると、とても面白いことが分かりました。
下記は面白いと感じた部分です。

・信長は当時27歳であった(義元は41歳)。
・信長は情報管理(情報が漏れるのを防ぐ為に、会議での発言を控える)、情報収拾(情報網を張り巡らせる)、情報活用に非常に優れていた。
・織田側から今川側へ寝返った武将達がいたが、信長は、寝返った武将の筆跡を真似し、ニセの手紙を今川軍に送り、あたかも寝返った武将が織田軍と通じているかのように勘違いするように仕組む。それを見た今川義元は武将達を疑い全員切腹させてしまった。
・信長は相手の数を減らすのではなく、義元の首を狙うことに集中した。
・自軍で囮作戦を有効に活用し、今川軍の物理的な兵数をうまく分散させて、義元のいる本陣を手薄にした。
・少ない兵が残っている砦に自軍ののぼり(旗)を立てて、そこに陣を張っているというフェイントを仕掛けながら移動して、今川軍の本陣に近づいた。
・当時は大将の首を取った者が最大の功労者とされていたが、今回の戦いでは首を取った者では無く、”今川軍の本陣が桶狭間で昼食を取っている”という勝利のターニングポイントとなる情報を持ってきた者に最大の褒美を与えた。
→当時の常識を覆す出来事だった。

信長は柔軟な思考を持ち、既成の価値観や概念に囚われない勝負師であったという人物像が浮かび上がってきます。

上記のエピソードの数々は、現在にも通じて活用出来ることばかりだと思います。
つまりいつの時代を経ようとも物事の原理原則は変わらず、生きる上でしっかりとした戦略が不可欠であるということです。

歴史上の出来事から学べることはとても多いですね。
桶狭間の戦いを調べたら、急に戦国時代に興味が湧いてきました。

何事も知れば面白くなりますね。

それでは。

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価値提供をすることで、”安い”と感じていただこう

【二十四節気:啓蟄(けいちつ:3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:桃始笑(ももはじめてさく):3/10~3/14頃】
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見える。

こんにちは。
昨日は旅館でイベントがありました。

その名も、”ローカル・ガストロノミー 実践講座”。
講師の方は有名な料理人でありながら、年商百億円を超える企業を創り上げた方です。

内容は大変学びが多く、色々な着想を得ることが出来ました。

その講師の方が仰っていた、繁盛店を作り出すコツは”安い・美味い・雰囲気が良い”だそうです。
また、美味しいだけでは繁盛店にはなれないと仰っていました。

コツの一つである”安い”という意味は”ただ安価だ”という訳ではありません。
ここで言う”安い”は価格以上の価値を感じるから、安いと感じるという意味です。

更に講師の方は「一万円でも高く感じる一万円と、安く感じる一万円がある」と仰っていました。

例えば、食べに行ったフレンチが一万円だったとします。
そのフレンチを食べて、価格以上のものだと感じれば安いと思うかもしれませんし、価格相応の価値を感じなければ高いと感じます。

ここがポイントです。
ただ低価格なだけが”安い”だけではありません。

”値段以上の価値を感じる”と感じてもらうことでも”安い”と感じてもらうことが出来るのです。

それでは、値段以上の価値を感じてもらうにはどうすればいいのでしょうか。
もちろん、価格設定によってそのイメージを作ることも出来ますがそれと同等に大切なのが相応以上の価値を提供することが重要です。
価値を提供する為には、常にその提供するものに対してプロフェッショナルであることが大切。
つまり良質なものを提供する為の学び、探求、戦略が不可欠になってくる訳です。

世の中の企業を見渡してみると、いかがでしょうか。未だに価格競争で活路を見出している企業がたくさんいます。
価格競争=安売り競争ですから、商品の単価が落ちてしまう。
単価が落ちてしまうということは、自分達の懐に入る金額が少なくなってしまうということです。
そこで落とした金額分を取り返す為に数を多く作って多く売ろうとする。
そうすると今度は作り出す側が疲弊しだしてしまいます。
これでは労働者が幸せになれません。

本当の意味で安い商品やサービスというのは、以外と少ないと思います。

私は価値を提供することで”安い”と感じてもらえる側でありたい。
その為に継続的な学びを続けて、自分の理念にあった行動を心掛けたいと思います。

それでは。

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冬の終わりに寂しさを

こんにちは。
昨日分の投稿ができておりませんでしたので、本日投稿します。
失礼致しました。

本日の二十四節気七十二候は以下の通り。
七十二候は本日から次候になり、桃始笑(ももはじめてさく)となります。

【二十四節気:啓蟄(けいちつ:3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:桃始笑(ももはじめてさく):3/10~3/14頃】
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見える。

南魚沼エリアは毎日の様に快晴が続きます。
関東にいる時となんら変わらないくらいの体感温度です。
もう暖かいです。

雪解けは急速に進んでおります。
例年は5月頭には雪が完全になくなるそうですが、このままいくと今年は雪が完全になくなってしまうのが非常に早い可能性が高い様です。

雪が降っている時期は、「春が来たらどんな気持ちになるのかな」と考えていました。
しかし冬が終わりを迎えて、雪が降らなくなったらなったで寂しさを感じます。

人はないものねだりの様ですね。
さあ、これからは山菜の時期が始まります。

なんと、5月までに30種類もの山菜を楽しめるそうです。
今からとてもワクワクしている私です。

それでは。

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スパークリングワインの製法から見る瓶内二次発酵

おはようございます。

本日の二十四節気七十二候は以下の通り。
七十二候は本日から次候になり、桃始笑(ももはじめてさく)となります。

【二十四節気:啓蟄(けいちつ:3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

【七十二候:桃始笑(ももはじめてさく):3/10~3/14頃】
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見える。

本日は3月11日。東日本大震災から7年が経ちました。
ニュースをみると、現在も73,000人が避難生活を送っているとのこと。

改めまして、ご冥福をお祈りいたします。

本日はスパークリングワインの製法を見ていきます。

そもそも、スパークリングワインとはなんでしょうか。

wikipediaの文章を引用すると、
”ワインの一種。二酸化炭素を多く含み、開栓すると圧力が下がって二酸化炭素が気泡として立ち上ってくるもの。通常のワインにも炭酸ガスは含まれるが、溶け込んでいる量が少ないため開栓しても発泡しない。発泡性ワインには、瓶内発酵のために二酸化炭素が溶け込んでいるものと、人工的に二酸化炭素を吹き込んだ、いわゆる炭酸ワインとが存在する。”

とあります。
また、”3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称”と説明しているページもありました。

つまり、定義としては”発泡性ワインの総称”ということですね。

スパークリングワインの製法は大きく分けて3つです。

一つが瓶内で発酵させる方法。こちらが瓶内二次発酵に当たります。

ベースとなるワインを瓶に移し、糖分と酵母を加え密閉をすることで、第二の発酵を促します(一次発酵はワインを指す)。
瓶内でゆっくりと時間をかけて発酵し、熟成させる製法です。
工程は約13にも及び、一番手間と時間の掛かる方法です。

別名はトラディショナル方式、シャンパーニュ製法とも呼ばれます。
世界で最も有名なスパークリングワインの産地、フランス・シャンパーニュ地方で伝統的に採用されているので、この名前がついています。
ちなみにシャンパンを名乗ることができるのは、特定の品種を用いて、シャンパーニュ製法で造られ、アルコール度数11%以上のスパークリングワインでないといけないそうです。

二つ目は密閉耐圧タンクで発酵させる方法で、シャルマ方式といわれます。

こちらは瓶内二次発酵を行わずに、大きなタンク内にベースとなるワインを詰めて密閉し、そこで二次発酵をさせます。
瓶内二次発酵を用いたワイン作りは作業が工程が多く、期間も掛かるためどうしてもワインの価格が上がってしまいます。短期間で且つ安価で提供する為に生まれた製法だそうです。

一度に大量に生産できるため、比較的安価なものが多いのが特徴です。

「シャルマ」というのは、この方式を考案した人物の名前だそう。

三つ目は、二酸化炭素注入方式。
名前の通り、ワインに二酸化炭素を注入するタイプです。
ワインにガスを注入するだけ。物凄く安いスパークリングワインはこちらの方式の可能性が高いですね。

こうして三つの製法をみていくと、スパークリングワインと言っても一概には言えないことが分かると思います。

これら三つを知っているだけで、スパークリングワインを選ぶ際の一つの選ぶ指標になるかと思います。
それぞれ違う製法のスパークリングワインがどう違うのか、ご自身で飲み比べてみるのも面白そうですね。

私も実際に体感してみようと思います。
それでは。

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