瓶内二次発酵とは
おはようございます。
本日の二十四節気七十二候は以下の通り。
七十二候は本日から次候になり、桃始笑(ももはじめてさく)となります。
【二十四節気:啓蟄(けいちつ:3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。
【七十二候:桃始笑(ももはじめてさく):3/10~3/14頃】
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見える。
桃の花の開花時期は、3月中旬〜4月中旬と言われています。
さて、本日は瓶内二次発酵について。
最近、ふとスパークリングワインのラベルの裏側をみると、”瓶内二次発酵”という言葉。これは一体どういう意味なのかを調べていきます。
瓶内二次発酵という意味は、文字通りで”瓶の中で2回目の発酵をさせる”という意味です。
まずこの意味を押さえる為にワインにおける発酵をおさらいしていきましょう。
ワインにおける発酵とは、酵母の働きによってアルコールを生成することです。
原料に含まれる糖分を酵母がエサとして、それを元にしてアルコールを生み出しているのです。
つまり糖分がアルコールとなります。
ここで注目すべきは、酵母が生成しているのアルコールだけでないということです。
酵母は発酵という過程において二酸化炭素(炭酸ガス)も生み出しているのです。
これがスパークリングワインにおける泡なのです。
こんな疑問が浮かんでくるかと思います。
”何故通常のワインも発酵させているのに、炭酸が含まれていないのか?”
その答えは単純で、炭酸は密閉しなければ抜けていくから。
ワインは、発酵の時に密閉状態ではないから炭酸が抜けているのですね。
さて、明日は瓶内二次発酵をより深く知る為に、スパークリングワインの種類を調べてみましょう。
それでは。