開拓日記

2017年4月より開始した、”開拓日記”のブログです。

生産の現場を知る重要性

おはようございます。
昨日は汚いと感じることは大切という話をしました。
今回はそれに関連したことについて。

私の通っていた高校は修学旅行がファームステイでした。
内容は北海道の釧路エリアの農家さんの所に2~4人一組で宿泊をし、実際に酪農家さんと同じ生活をするというものです。

皆行く前は”汚いから嫌だ”とか”何故修学旅行なのにそんなことをしなければならないのか”といったネガティブな反応が多いものでした。

私の班は牛乳を生産する酪農家さんのお宅でした。
案の定家の近くに牛舎があり、あの独特の臭いがして、あまり気が進まなかったのは事実です。
普通に牛が糞の上を歩いていたり、そこに座って座っているのには驚きました。そんなことも当時の私は知りませんでした。

お手伝いさせていただいた作業では、実際に牧草を牛にあげたり、乳搾りをやらせていただいたりといった作業がありました。

しかし牛さんのお世話をしていると不思議で、愛着が湧いてきて、愛おしくなってくるのです。

最後お別れの頃には牛さんに対しては寂しさの念が湧いて来ていました。

そして他の生徒は皆、来て良かったと思うのです。

本当に貴重な経験をさせていただいたと思っています。

私がそこで感じたのは、生産現場を知る重要性です。

普段の私達は自分で足を運ばない限り、生産の現場へ実際に見る機会は少ないと思います。

自分の食べているものがどの様に造られてされているのかを知ることで、それが生産者の方々のお陰で成り立っていて、普通ではないことを知ることができます。
現場を見ることで自分なりに感じることがたくさんあると思います。

今はコンビニやスーパー、ファミレスで基本的に通年で同じものを食べることができます。こういう生活をしていると、自然とその裏にある生産者の背景が忘れがちになってしまうような気がしてしまいます。
そういった思考になるのは危険です。

だからこそ、教育の部分に生産現場を実際に見る経験があった方がいいと感じました。

ここで指す生産現場は、ビール工場やお菓子の工場など加工食品の現場ではなく、生き物を扱う現場です。

そこで実際の動物の動きや糞をみることで、更に感じることが多くていいのではないかと思います。
生き物の命をいただくという、感謝の念を感じることができます。

ということで、今口にしているものがどの様な過程を経てできたのかは常に意識できる自分でいたいと思いました。

それでは。

生産の現場を知る重要性 Read More »

汚い経験は必要だ!

おはようございます。
昨日はあるお仕事で、ゴミの調査をしてきました。
調査の目的はどの様なゴミが多いのか、住民はしっかりと分別をしてゴミを出しているのかを調べるものです。

具体的な流れとしては、ゴミ収集センターに集まった「燃えるゴミ」をの中身を取り出す→そのゴミを開封する→種類別に置かれたカゴの中にそのゴミを分けて入れる→分け終わったら量を計測すると行った流れです。

ちなみにそのゴミの種類というのは、生ゴミ、プラスティックのトレー、衣類等です。約30~40種類以上ありました。

私の作業はそのゴミの中身を取り出し、ゴミを種類別に分類し、箱に入れる係です。

作業自体はとても臭く、あまり気持ちのいいものではありませんがとても勉強になりました。
実際に分別していると色々な種類のゴミがあるのだな思いますし、ゴミ見ることでその人の生活の様子が少し想像できてしまいます。笑

私が驚いたのは、ペット用のシートとオムツの量の多さです。
重さに換算すると、全体の1割程あったのではないかと思います。私は燃えるゴミの日は生ゴミが中心となっていると思っていたので、意外でした。

また、分別ができていない割合もとても多かったです。燃えるゴミの日なのにプラスティックのゴミを出していたり、ビンやカンを出していたりといった割合です。

私はこれらを見て、自分も改めてゴミの分別はしっかりしなければ!と思いました。
非常に勉強になる機会でした。

私が感じたのは、汚い!と感じる経験はした方がいいなと言うことです。
何故ならありがたみが湧いてくるからです。
今回であればゴミの中身を更に分別する作業からゴミの収集してくれる人への感謝の気持ちが湧いてきます。
そしてゴミを「ゴミをしっかりと分別しなければ!」という気持ちも湧いてきます。

他の「汚い」繋がりで言えば、トイレにも言えます。世の中にはまだまだトイレの紙を流さず備え付けのゴミ箱に捨てなければならない国もたくさんあります。
例えば現地でトイレで紙を流せない経験をすることで、日本が普通よりも恵まれていることが分かりますし、今おかれている境遇にも感謝をすることができます。

こうした経験をせずに育ってしまうと、何もかもが当たり前で、感謝の気持ちが育たなくなってしまう危険性があると感じました。

また、極端な潔癖症の人の増加です。社会のインフラが整い、こうした「汚い」経験が遠ざけられていることも一因に挙げられるでしょう。
そもそも人は菌と共生しており、多少泥まみれになったり、転んで小さな傷を作る経験をすることで菌に触れ、体に菌に対する耐性がつくのです。
最近のアレルギーの増加は食品添加物や薬品だけでなく、過度な除菌や抗菌も原因の一つとされている様です。

今回の経験ではとても良い気付きを得ることが出来ました。
まずは皆さんも自分なりの「衛生観」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

それでは。

汚い経験は必要だ! Read More »

ブログ記事が200個を超えて

おはようございます。
本日のブログで204回目の更新になりました。

ということで本日はブログを書く前と現在の感想を述べたいと思います。

本ブログは今年の4月3日に始まりました。
ギリシャへ発つ約10日前です。当時は「本当にギリシャへ行っても大丈夫なのだろうか」という不安が押し寄せていた頃。
始めた当時は日本語版と英語版両方を更新するという難行をこなしていました。

7月に挫折してしまい、結果的に日本語のブログも3週間程途切らせることとなってしまいました。
英語のブログは辞書で表現を調べながら更新をしていたので、単語と表現を覚えるいい訓練になりました。

そこから8月末にギリシャのクルーズ船の会社を退職して、またブログが1ヶ月程途切れてしまいました。
今思うと、この時は中々に精神的にボロボロの状態で、その後の1ヶ月は人生で一番ダラダラしたかもしれません。

そして9月下旬に再度ブログを再開。急にこのままじゃいかん!という気持ちが芽生えてきて、ブログを書く気持ちが芽生えてきたのです。
そして何とか現在までは更新を続けてきています。

現在ブログに対して感じているのは、情報を発信するだけでなく、自分の思考をまとめる場として活用でいる様になってきたということです。
例えば、あるビジネスのネタがあるとして、これは面白いと思ったら記事にします。ブログに書くということはそのネタに対しての基本知識を知る必要があるので調べることにも繋がります。だからアウトプットを通じてインプットの量を増やすイメージでしょうか。

また、「これは素晴らしい!!」というものに対して自分の想いを書くことで、意識をさせることができます。
今までであれば、素晴らしい記事を読んでもそこで終わっていました。しかしブログという場を活用して書くことで何が素晴らしくて、今後自分に対してこうして活かせるという所までを文章化することができるのです。
お陰でどんなことも自分ごととして捉えられる様になりました。

更に思考も前向きになってきました。私のブログを読めば分かると思うのですが、今は必ず「〜する様にします」と書く様にしています。
自分に対して宣言をすることで、本当に少しずつですが「〜する様にします」の部分ができる様になってきています。
何でも宣言をしてしまえば、少しずつ体は自ずとそちらの方向に動いて行く様です。

ブログを通じて、小さなことの積み重ねが大切だと分かってきます。

現在の課題2つ。1つ目は書き出しです。ブログのネタが書く直前まで思い浮かばない日が多数あります。
そうした日は書き出すのに30分程掛かってしまう日もあります。
その為の改善策として、これからは週の初めに1週間分のネタをストックして、スムーズな書き出しをしてブログに割く時間を短縮していこうと思います。

2つ目は閲覧数です。現在はどうしても自分の気付き等を中心として書いており、特に閲覧数は考慮せずに書いています。
しかしもっと見られることで自分のアウトプットの質も高まると思いますので、今後は閲覧数をどの様にして増やすかを考えていきたいと思います。

本日はブログ200回を超えてのお話でした。
もし興味がある方いらっしゃいましたら、ブログを始めてみてはいかがでしょうか。

それでは。

ブログ記事が200個を超えて Read More »

目の前のことより、計画の1時間

おはようございます。
今読んでいる本にいい言葉がありましたので、こちらを共有致します。

その言葉とは、デイ・タイマー社というアメリカで人気の手帳を開発した会社の創始者で、タイムマネジメントのコンサルタントであるロバート・ドーニー氏の「計画に1時間かければ、それを実行するために要する時間を4時間短縮できる」

確かリンカーンだったかと思いますが、「私は木を切る為にまず、斧を研ぐのに4時間掛ける」(曖昧な記憶ですいません)似たニュアンスですね。

私の以下の様に解釈しました。「目の前の事に対してなりふり構わずこなして行くよりも、時間を多めに取って計画を立てた方が早く終えることが出来る。」

この言葉を聞いて、「今の自分にぴったりの言葉だ」と思いました。

何故なら、私はついつい目の前の事に翻弄されてその事をしてしまう傾向にあるからです。

現在の自分で言うと、毎月末に翌月の計画、毎週日曜日に翌週の計画、毎晩に翌日の大まかな計画を立てています。

とはいえ物事予定通りには進まず、緊急に入ってくることがありがちです。
そういった場合に私は緊急の用事を先に行ってしまう傾向にあります。

そしていきなり手を出してしまったが故に、その事を終えるのに意外と時間を要してしまうと言うことが度々あります。

そんな時でも、急な用事が入ってもまず落ち着いてその日のプランを組み直す事に時間を掛けて、落ち着いてその事に集中する様なイメージです。

私はこれからはこの言葉を常に意識して、更に時間を有意義になものにしたいと思いました。

それでは。

目の前のことより、計画の1時間 Read More »

日払い

おはようございます。

最近、購入したいものを買う足しにする為に日払いのアルバイトを入れて、働いてみました。
内容は引越しです。

時間は9~17時でしたが、予定よりだいぶ早く仕事が終わった為、15時前に終了しました。
ですが給料は元々決まっていたので予定通りの金額を受け取りました。

終わった後に感じたことが2点ありました。

1点目は「もっと計画的にお金を使おう」です。
私はお金を使う時は基本的に「自己投資だ!」と思いながら出費しています。
本やセミナーで面白いと思ったら行きますし、衣類もいいもの(ハイブランドとかではない)を着ると学べることが多いし、気になる飲食店で少しでも学びになりそうであれば積極的に行く様にします。

その為出費に関してはあまり計画的とは言えない一面がありました。
いくらその出費がいいものであっても、余裕がない生活は自分の雑念を生み出す原因になってしまい良くありません。
その為もう少し計画的にお金を使う必要があると感じました。その為これからは出費に優先事項をはっきりとさせて、もっと計画的に、シビアになります。

それは「自分の時給を上げよう」です。
今回のアルバイトを換算すると、大体1,300円程の時給です。

私はもっと欲しいと思いました。
それではどうすればもっと手に入れることが出来るのでしょうか。自分の価値を高めることです。

自分の価値を高めるということはどういうことでしょうか。
それは仕事においては相手に対する貢献度を高めることです。

相手への貢献度合いが上がれば、自分に支払われる対価が上がります。
もし雇われている側であればそれは売上が上がるということです。
そしてその売上の上がった分を自分に還元される様に頑張る必要があります。

そういう意味では、結果の良し悪しに関わらず、取り敢えず歳を重ねる給料が上がるシステムは危険だと言えます。

将来的にはこう考えられるか、できないかで差がつくと思っています。

今回の日払いアルバイトを通じて、純粋にもっとお金が欲しいなと思いました。
自分に支払われる対価を上げる為に1日1日、その瞬間が大切なのだなと思うことできました。

たかが日払い、されど日払い!

それでは。

日払い Read More »

広告を使うか、卸を使うかの新しい発見

おはようございます。
最近Newspicksで連載中のRIZAPグループ株式会社代表取締役社長、瀬戸健氏の連載記事の一つ、「【瀬戸 健】売り上げの7割を広告費に投入。突然売れなくなる」について。

こちらは有料コンテンツなので、ネタバレは控えた方がいいと思いますのでタイトルの部分だけ。

記事を読んでいて驚いたことがあります。
それは記事のタイトルにある通り、瀬戸社長は通信販売での「豆乳クッキーダイエット」で売り上げがかなりの額になっていた時、約7割を広告費に当てたというのです。

その理由の1つは、瀬戸氏がクッキーを卸に頼らず、開発、製造、販売を内製化して直販すると決めたからだそうです。
もし卸を使ってしまうと、全国に販売することが出来ますがその代わりに販売の手数料が引かれてしまいます。
当然ですがたくさん売れても手数料は持って行かれてしまう訳です。しかし営業マンや直営の店舗を持つかしないと顧客との接点は無くなってしまいます。

そこでそうした手数料や人件費を割く代わりに大胆な広告戦略を取ることにした様です。

こちらのメリットはなんでしょうか。
それは自分達でのコントロールできる部分が増えるということ。
例えばクッキーが50万個売れたとしましょう。

もし卸に通せば必ず売れた1つに対して手数料を支払わなければなりませんので、いくら売れようと数%は支払わなければいけない訳です。
しかし全てを内製化して直販をすれば基本的に支払わなければならないお金はありません。

つまり自分達でコントロール場面が多いということです。

当時のライザップは「豆乳クッキーダイエット」の売り上げ急成長を目指していた様なので卸よりも大胆な広告費で売り上げを最大化させる目論見だった様です。

世の中には広告を出して、卸に売らせる、もしくは直営店や営業マンを持つ戦略を取る企業はたくさんあると思いましたが、
広告に物凄い割合をつぎ込んで全て内製化をするという企業は少ないのではないと思います。

そうした広告を使う理由という観点で見ると、新しい発見でした。

しかし私は鎌倉シャツの様な「広告を出すくらいなら、そのお金を製品の質の向上に使う」という理念を持つ企業の方が好きです。
鎌倉シャツは企画から販売までを全てを内製化して、広告を一切出さない会社です。

もちろん広告を出さない分、急角度の成長は望めません。しかしそこはその企業がどうありたいかで戦略を決めることです。

例えその考え方が共感を出来なくても、世の中にある様々な戦略を知ることはとても有意義であると思いました。
自分の好き嫌いに終始せず、何事も様々な角度から物事を理解しようとすることは大切だと思います。

それでは。

広告を使うか、卸を使うかの新しい発見 Read More »

新天地への準備と目標設定

おはようございます。
遂にブログが200回目になりました。

先日ブログで申し上げた通り、12月から私は新潟で働くことに決めました。

勤務開始日の日程も決まり、現在準備を進めている状態です。
働く地域はどうしても車が必要な為最近車の方を購入しました。

先日マニュアル車がいいというブログを書きましたが、遂に価格と状態に見合った「軽自動車 マニュアル 4WD」という条件を揃えた車を見つけることが出来ました。
私にとって車を購入することは初めて。今から納車がとても楽しみです。

そして必要なのは準備です。
今回住む場所は少し特殊で、1ヶ月程は勤務先にあるお部屋に住まわせていただくことになります。
その為家具を持って行く必要はありません。
なるべく最小限で済ませたいと思っています。

また、新潟へ行く前に終わらせたいものがあります。
その一つが目標設定です。どの様に生きたいか、今度働かせていただく組織での自分の目標は何か。更に10年後はどうなっていたいのか等現時点での短、中、長期の目標を定めています。

私は最近、25歳になりました。今月に誕生日を迎え、「まだ24歳」という気持ちから「もう25歳」という気持ちに変わり、危機感が強くなってきました。そこで感じたのは、「もっと1日1日を達成感のあるものにしたい!」という気持ちであります。

今までの私の行動を振り返ると、うまくいっている時は・明確な目標があり、その目標を達成した時のイメージが湧いていて、その物事に没頭している時だと気が付きました。

それもあってより明確に、細かな目標設定をしている状態です。

未来に過ごす時間はもっと充実を感じる時間にしていきたい!

それでは。

新天地への準備と目標設定 Read More »

もしあなたが〇〇の社長だったらどうするか?

おはようございます。
毎日寒いですね。

本日も昨日に続き、『「0から1」の発想術』 の内容についてします。
本書の内容には「もし私が〇〇だったら」というトレーニング法について紹介されています。
本書ではRTOCS(Real Time Online Case Study)と呼んでおり、「もし、あなたが〇〇の社長だったら」「もしあなたが最大手民泊サイトの社長だったら、法規制をどの様に乗り越えて収益を高めていくか」といった具合に他人の立場になって物事を考えるという発想のトレーニングです。

実際に行ってみると、非常に難しいです。例えば上記に挙げた民泊サイトの例でしたら、どの様な点が民泊においてグレーゾーンなのか、そもそも現状の旅館業法がどうなっているのか、今後の政府の方針はどうなっているのか、自分自身で交渉するとしたらポイントは何なのか、そんな現状の規制の中でどの様にして理想的な形で収益を上げていくか等まずそもそも必要な知識やデータの土台を自分自身の中に構築することが必要なことが分かります。

更にその知の土台から今度は戦略を立てる必要があります。経営戦略を立てることはもちろん、旅館業法の規制を緩和する必要があるなら政府と交渉を進めていく必要があります。

上記の様な具合に、「もしあなたが〇〇だったら、どうするか」というトレーニングはかなり頭を使うトレーニングになります。
著者の大前氏は「他人の立場に立って考えることで、思考回路が劇的に変わる」と述べていました。

こう考えると難しいかもしれませんが、まずは簡単な所から始めることがいいと思います。
例えば、
・野球を観戦中であれば、「私キャッチャーだったら次はこれを要求する」
・プレゼンを聞いている時だったら「私だったらこのスライドはこういう配置にして、こう伝える」
・相手のやり方に不満を感じたら、愚痴をこぼすのではなく「私だったらこの様にするな。そうすれば不満は出ないのに」

といった具合に日常の場面から応用していくといいかと思います。

そう考えると、「私だったら〇〇する」は常に当事者意識を持つ癖をつける上でも有効ですね。

私も面白い発想力を身につける為に、まずは日常生活から実践していきたいと思います。

それでは。

もしあなたが〇〇の社長だったらどうするか? Read More »

自分の会社を潰す方法を考えろ!

おはようございます。
今私は大前研一さんの『「0から1」の発想術』という本を読んでいます。

その中で面白い部分がありました。
それは、「自分の会社を潰す方法を考えろ」という内容です。

GEのCEOであったジャック・ウェルチ氏は当時、「アンチ事業部を作れ」と命じそうです。このアンチ事業部は社内の既存の事業部を潰す為の事業部を作れという内容でした。

つまり、アンチ事業部を作ることで自分の会社を潰すを方法を徹底して考えるということです。「他社につぶされるくらいなら、自社の新事業部につぶされたほうがまし」という発想のもと、
実際に社内に仮想の競合集団をつくって、自社が自社の競合と仮定して、ビジネスプランを考えたそうです。

私はなるほどと思いました。
このアンチ事業部を作ることで、下記の様な流れが起こるのではないかと思いました。

・アンチ事業部が自社(ここでいう競合)を徹底的に分析をする
・そこから弱点を洗い出す
・分析結果を基に、新しいビジネスプランを考える
・その過程で新しいアイデアが生まれる
・自社の既存事業をつぶす戦略を磨き上げていく過程から、他社からシェアを奪われない戦略を編み出す

実際にGE社はこの取り組みで市場の優位性をより強固にしたそうです。

ウェルチ氏の、「敵にやられたら困ることを自分自身で考える」発想はとても面白いと思いました。

勝負事においては、自分達の弱点を把握しそれを克服する努力を重ねながら、相手の弱点を分析してそこをついていくという流れになると思います。

このウェルチ氏の発想は自分自身を勝負における相手として捉えて徹底的に倒す方法を考えることで、相手がその策を打ってきたとしてもそれに対する対抗策まで考えることができます。

私は自分で自分達の弱点を分析するよりも、自分達を競合相手とみなして分析をすることでより鋭い分析が可能になるのではないかと思いました。そして結果的により深く自分を知ることにつながると思います。

自分を弱点を知るという行為は同じでも、発想と視点を変えることでその行為はより深みを増すことが出来ます。

今回はものの見方をかえるとまた新たなことが見えてくるというお話でした。

私も一つ一つの行動の質を高める為に、発想の転換をうまく実践に繋げられる様になりたいと思います。

それでは。

自分の会社を潰す方法を考えろ! Read More »

文章を書く際、集中状態に持っていく方法

こんにちは。
本日はあえて一旦集中を外す必要性について考えたいと思います。

人には何かに集中して取り組み必要がある場面というのが必ずあると思います。
私の場合はブログを書く際や、オンラインセミナーの課題の論文等が当てはまります。

この文を書くという作業は予めやることが決まっている打ち込み作業や、メールの返信と違い、無から有を生み出す作業になる為、より良いコンディションで行うとスムーズに書き進められる印象があります。

良い状態は文の内容が頭の中でイメージ出来ており、スムーズに書き進められる状態です。
悪い状態の時は文の内容が思い付かず、書き進められずに悶々としている状態です。

そこで私の傾向として、悪い状態の時はそのままずるずるといってしまいます。そんな時にはそのまま座っていても仕方がないので、なるべく集中出来る様に持って行く様にします。

私の行うことは、主に4つあります。1つ目はランニングをすること、2つ目はゼロ秒思考のメモ書きを行うこと、3つ目はシャワーを浴びること、4つ目はお手洗いに行くことです。

それぞれを説明していきましょう。
1つ目は中々効果があります。私の場合、ランニングの際も集中できないことに対する事柄が頭が離れません。しかし走っているうちに内容がまとまっていく場合が多く、そのまま戻った後にスムーズに書き進めることが多くなります。

2つ目のメモ書きについては、以前ブログでも紹介したメモ書きです。A4のまっさらな紙一枚にタイトルと日付を書いてから自分の考えを箇条書きにする作業です。これを行うと最初は調子が出なくても枚数を重ねて行くうちに書くべき内容が見えてきます。これは書くこと以外にも、仕事でのアイデアが必要な時や意思決定をしなければいけない時など、様々な場面で応用が出来るのでとても便利です。
私はいつでもA4の髪とペンを持ち歩いています。

3つ目のシャワーに関しては、頭のスイッチが入る感覚があるので、とても有効かと思います。シャワーを浴びた後は気分がいい具合に切り替わり、集中出来る様になります。

4つ目のお手洗いに行くというのも意外と効果があります。書いている時は座りぱなしでしたが、立ってお手洗いに行くことで一旦書くという行為から離れることが出来ます。
この「一旦行なっている行為から離れる」ことで一瞬の気分転換になり、意外と集中状態に持って行くことができる場合があります。

私が言いたいことは、その場で悩み続けることが一番勿体無いということです。
集中が出来ない時は何かしら自分のスイッチを入れる行動を持っておくといいかと思います。

その為にはまず自分の傾向を把握すること。どんな時に集中できて、集中できないのか。
自分を知ることは常に必要ですね。

私も常に自分を知ることを続けて、より良い習慣を身に付けていきたいと思います。

それでは。

文章を書く際、集中状態に持っていく方法 Read More »