開拓日記

2017年4月より開始した、”開拓日記”のブログです。

書籍検索機から各書店の違いを見る

おはようございます。
昨日は今私がさせて頂いているお仕事で書店を周る機会がありました。

そこで私は本を探す為に書籍の検索機を使いました。
念の為申し上げておくと、検索機は自分の探している書籍が店内のどこにあるのか、在庫があるのかを調べてくれる機械です。図書館でも見かけると思います。

昨日は4種類の書店を周りました。
書店によって検索機の種類、数、特徴は異なります。
タッチパネルの反応のしやすさ(文字パネルをタッチすれば確実に文字が打てるか)、店内の検索機の数、デザイン、動きの速さ、見やすさ等です。

検索機の中で圧倒的に使いやすかったのは蔦屋書店の検索機です。
動きが早さ、タッチパネルの反応の良さ、見やすさどれも群を抜いています。

更に他の検索機にない機能がありました。それはお取り寄せ機能です。
もし自分の欲しい書籍が店内在庫にない場合、検索機が「こちらの書籍はお急ぎのお取り寄せが可能です、お取り寄せ致しますか?」という表示が出てきます。
とても便利だと感じました。

ここで感じたのは、検索機の使いやすさで機会損失が防げるという点です。

昨日使っていた検索機には、正直とても使いづらいものもありました。タッチパネルの反応が悪く(「あ」と打っても一回反応しない)、検索後の動きも遅いです。このような検索機を使っていると、人によっては「面倒臭い」となってその書店で買うことを諦めてしまうことがあると感じました。

しかし、蔦屋書店の様に検索がスムーズ且つお取り寄せの提案をしてくれれば、確実の本が見つかるだけでなく、もし在庫がない場合でも「お急ぎお取り寄せ機能」を機械側が提案してくれることによって、顧客の購買機会の損失を防ぐことができる可能性が高まります。

こうした一つ一つの顧客経験の良し悪しの積み重ねが店舗の売り上げに影響することが分かりました。

現在はAmazonの普及によって書店が淘汰されて行く時代です。
書店がこれからも生き残っていくには、書店の独自性(その店舗独自の価値)を高めること、検索機含め店内の快適性を高めて行くことが大切なのではないかと感じました。

それでは。

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24時間営業

おはようございます。
本日はずっと私が抱いてきた疑問について。

私が疑問を抱いていること、それは24時間営業です。
24時間営業の業態はコンビニ、ファストフード店、カラオケ等様々です。

現在は外食業界を中心に24時間営業店舗は少しずつ現象している流れにあるとはいえ、まだまだ私達の生活の中に根付いています。

よく、「24時間営業は必要なのか」という観点を店舗の収益の観点から論じる人がいます。
が、その前に従業員の健康の観点から考えるべきです。

本来人類は日が昇ったら寝て、日が落ちたら寝る生活をメインとしてきました。
体にいいはずがありません。

従業員の健康を顧みない企業側も問題ですが、消費者側も選んでしまっていることは事実。
そこに利益が見えるなら、企業は手を広げるのは必然です。

企業側、消費者側、両方が変わることが一番スピーディーですね。

それでは。

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目先のTo Do管理は紙がいい

おはようございます。
本日はTo Do管理に関してのお話を。

最近仕事をしていて、感じることがあります。
それは”目先のTo Do管理は紙がいい”ということです。

ここでいう目先のTo Do管理とは、その日、その時間にやるべきことを指します。

仕事中にその日やる予定でなかったことをやる必要が出てくるのは日常茶飯事です。
そんな時はとにかく紙に書くことが一番。

私はどの様にして紙を活用しているかというと、
・A7のリングノートを使う(http://bit.ly/2yYCnB1)
・急に入った予定でやることを書く
・優先順位別にA,B,Cと付けて優先順位順に取り組む
・終わったらチェックを付ける

といった具合で行なっています。
とてもシンプルな方法ですが、書き出すことで忘れない安心感、終わった後にチェックを付ける気持ち良さが癖になります。
またA7というポケットサイズであることもポイントです。このサイズであれば歩きながらでも書けます。
人によってはスマホでいいと思う方もいるかと思いますが、私はスマホを開くと別のことをしたくなる様な意志の弱い人なので(笑)、紙にしています。

もちろん時間を使う上で手帳は欠かせません。

世の中には時間管理のについて述べられた様々な本があり、とても面白いかと思いますが、こうした本を読むと受け身になりがちで、実践しないことはしばしば。
私自身、以前はこのサイクルにはまっていました。

この手の本の理想的な使い方としては、まずは自分で思い付いた方法を試してみる→うまくいかなかったら本を参考にしてみる→本の内容を一定期間続けてみる、良かったら続けいく というサイクルが理想的なのではないでしょうか。

今回は目先のTo Do管理でした。
目先よりもっと大切な週単位、月単位、年単位の時間管理(目標設定)についても書ける様になりたいと思います。

それでは。

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文を書く際は、情報収集が先か、いきなり書き出すことが先か?

おはようございます。本日は文を書くことについて。
私は現在、あるオンラインセミナーを受講しています。
そこでは毎月テーマ論文というものが課題としてあります。

テーマ論文は毎月発表されたテーマをタイトルとして、自分の意見をまとめて書いていくものになります。

私は文章を書く上で、大切にしていることがあります。
それは、「先に情報収集をする前に書ける所まで書いてしまうこと」です。
つまり、まずはアウトプットをした後にインプットをするということです。

それでは、文章を書く際に下記2点でどの様な違いが出るかを私の場合で見ていきます。
①情報収集(インプット)から書き出し(アウトプット)をする場合
②書き出し(アウトプット)をしてから情報収集をする場合

まず①について。私の場合、先に書くテーマに関する情報を集めると情報収集に熱中してしまい、とにかくたくさんの情報を集めてしまいます。その結果、頭がいっぱいいっぱいになってしまい、何を書くのかが明確にならず、スタートが遅くなり、文にも統一性が出づらくなります。結果的にどの情報を使うのかに時間が掛かり、要する時間が長くなります。

次に②について。先に書き出すということは、今ある知識だけを使って書く状態です。この状態で全体をなんとなく書いていくと「あ、こう書けばいいのか」「この論点で書き進めよう」と書きながらアイデアが浮かんできます。そして書ける所まで書いたら、情報収集を進めます。①ではやみくもな情報収集になってしまっていましたが、②だとそのテーマの基本的な情報とその論点に必要な情報を得ればいいので、よりアウトプットを意識したインプットをすることができ、無駄な情報が少なくなります。結果的に、要する時間が短くなります。

更に私の場合は、文章を書き始める前にあらかじめ下記のタイトルでゼロ秒思考のメモ書きを書いています。
・今回はどの様な文章を書きたいか
・何故この文章を書くのか
・私はこの文を書いてどうなりたいか
・この論点の本質は何か
・結論はどの様なものにしたいか
・私からの解決策はあるか

こうすることで書くことに対する目的意識が明確になり、よりブレない文章を書き進めることができます。

今回のお話はどちらがいいということではなく人それぞれ進めやすいパターンがあるということです。
ただ、どちらにしろ文章を書く際は先に目的意識をはっきりさせた方がいいことは間違いありません。
その上でご自身がどちらから行った方がスムーズか把握をしておくと、文章を書く際によりスムーズになるかと思います。

それでは。

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ブログ前にメモ書きを導入すると捗る

おはようございます。
本日はメモ書きについて書きたいと思います。

以前にゼロ秒思考についてブログで書きました。
ゼロ秒思考とは、元マッキンゼーのコンサルタントとして働いていた赤羽雄二さんが書いた書籍です。その中に思考力を強化する方法として、メモ書きが書いてあります。

メモ書きをどの様に行うかというと、1分間でA4のメモ1枚を横書きで書きます。
必要なのは、
・タイトル
・日付
・タイトルに対する内容をひたすら思いついたまま書く

といった具合です。こちらの方のブログがとても分かりやすかったので、是非ご覧下さい。

私は以前から続けてきましたが、最近はブログを書く前にやり始めました。
そうすると、以前よりも文章を書くことが捗る様になりました。

例えば、私の場合は「今日はどの様に書き進めていけば良いか?」「タイトルは何にしようか?」等と今感じたことを思うがままに書いています。

また、ブログの書く内容が大まかに決まっている場合は、他の考えごとなどを書きます。
例えば「これからの人生をどう生きたいか」、「今度の投票先が決まってない。どうやって決めようか」「読書にもっと集中するにはどうすればいいか」「まだあの仕事に手がついていない、どうやって終わらせようか」という具合に、様々なタイトルで書いています。
ふと思い出したことを書くメリットとしては、そのまま書き出さないままでいるとモヤモヤしているものが少しでも書くことによってスッキリする点です。

仕事をしている時に少しでも考え事や悩みで頭をモヤモヤさせていると、仕事の捗り具合が悪くなりますので、頭を少しでもスッキリとさせることは重要です。

このメモ書きが面白いのは、自分でも予想がつかない様なことを書いていることです。
例えば、メモを書いていると思いもしなかった部分に本音が隠れていたり、「自分はこんなことを考えていたのか」という発見があります。

頭の中にあるものを書き出すことを習慣化されていない方は、是非習慣化されるといいと思います。

それでは。

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いい飲食店は、いるだけでも学びが多い!

おはようございます。
飲食店から学べること。

昨日は横浜にあるカレー屋さんに行ってきました。
そのお店は開業してから30年以上続いているお店のようで、店内は常に人が絶えない状態でした。

昨日のお店はお客様にカレーをより美味しく、楽しく食べて頂こうという意図が随所に散りばめられていました。カレーが美味しかったのはもちろん、本当に快適な店内でした。

まず驚いたのは、カレーをより温かい状態で食べて頂こうという工夫です。
温かく食べる為に工夫されていた点は以下の通りです。

・お皿が加熱された、熱い状態で出てくる(皿にはライスもルーも盛られていない)。
・カレーが熱々のスキレット(鋳鉄製のフライパン:http://bit.ly/2wV7ZDJ)で出てくる→保温性が高い
・ライスは蓋つきの登山用飯盒に入っており、自分の好きな量のご飯をよそう→食べる量だけご飯をよそって蓋をすれば、ご飯を保温できる。

ここまで保温の工夫がされているカレー屋さんは初めてです。
また、いいなと感じ点もたくさんありました。

・内装はロッジ風(お店のルーツはスキー場のロッジらしい)で、8~10人がけのテーブルに一枚板が使われているなど、内装の雰囲気がとてもよく統一感がある。
・厨房が裏にあるのではなく、コの字型のカウンター席の前にオープンキッチンがある。待っている間もどの様に調理されているのか見て楽しめる。
・テーブルに置いてある調味料は自家製?のピクルスのみ。無駄な調味料は置いてなくカレーそのままを置いてある。
・カレーの中に入っている肉は、まるでステーキの様に大きくナイフで切って食べる。
・一席一席の間隔がとても広く、快適に食べられる。
・店員さんが丁寧に食べ方を教えてくれる。
・トイレ(個室)が広く、床には何も置いてないので清潔感がある(もちろんトイレの内装もロッジ風)。

私が感じるのは、いいお店は料理の質だけでなく、置いてあるものや店内の雰囲気、接客にそれぞれの意図が感じられるお店が多いなと感じます。
私はそうしたお店に行くと、気付きが多く、とても勉強になることが多いので退屈しません。

飲食店に行った時、料理の味だけでなく周りを見渡すて気付くことはたくさんあると思います。
とてもいい思考のトレーニングになると思いますし、より飲食店を楽しむことが出来ると思います。

皆さんも是非行なってみて下さい。

それでは。

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Kindle生活スタート

おはようございます。
本日は緩い話題を。

昨日、遂に電子書籍のKindleを購入しました。

私がなぜ購入したのかというと、もちろん読書の為です。
私とは無縁の存在だと思っていましたが、あることがきっかけでPCとスマホにKindleアプリをダウンロードし、本を読むようになりました。
これが予想外に快適です。電子書籍も悪くないなと感じるようになりました。

しかしPCやスマホで本を読むと、目が疲れます。Yahooニュースのような軽い文章ではなく、あくまで「本」なのでより集中して読む為、目にくるようです。
そこで今回Kindleを購入することにしました。

種類はKindle Paperwhiteという種類で、白黒の画面でバックライト付きなので日光の照る明るい所でも読むことが出来ます。

実際に使ってみると、中々快適です。
以下にメリットとデメリットを並べてみました。

《メリット》
・ギリギリポケットにも入るサイズ感がいい。
・目に優しく、明るさ調節が容易。
Kindle Unlimitedには洋書が豊富で、気軽に英文が読める。
Kindle Unlimitedにはベストセラーも多く、気になっていた本を気軽にダウンロードして試し読みが出来る。
・もし満員電車に乗っても片手で読める操作性。

《デメリット》
・紙の本と比べて目次、大見出し(章)をみるのに本と比べ手間がかかる。
・ペンで線も引けない(線を引く機能はある。
・思ったことを本に直接書き込めない。

もちろんメリット、デメリットありますが、それは紙の本と一緒に使うとより文章を読む時間が増やせそうです。
これからは紙の本を中心としてKindleで読むスタイルになりそうです。

私の読書生活がより豊かになる予感。とても楽しみです。

それでは。

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地球への負荷を減らすために、「安いから買う」を減らす

おはようございます。
本日は理想論を語ります。

ここ数百年で、人類誕生以来例を見ない技術の進歩、人口の増加で地球は今までにないペースで負荷がかかり、気候は変わりつつあります。
私はこのままのペースで人口が増え続けて、切り開き続ければ地球はあと100年ももたいないと考えています。

私は一つの改善策として、世界中の流れである大量消費を止めることが出来れば、地球への負荷は非常に減ると考えています。

大量消費を止めるにはどうすればいいのでしょうか。
今回は生産者側と消費者側の目線で現状を考えます。

現在様々な産業を見渡すと、大量生産が目につきます。食料品類、家具、衣類等です。企業は大量生産をしているからこそより安い価格で製品を提供することが出来ます。
これは技術が発達したお陰です。

これら製品の数が限られていた時代は、食べ物であれば大切に頂く、者であれば出来るだけ同じものを永く使うという習慣がありました。

私達は現在、昔よりも安価に、大量に製品を手に入れることが出来るようになりました。
こうなると、物に対するありがたみは必然的に減っていきます。
つまり食べ物であれば安いから多めに買う、衣類や家具であれば壊れてしまえばまた買えばいいという消費者の行動心理が生まれました。

企業側からすれば製品を売れば売る程利益を生み出すことができます。
消費者は色々なものを大量に買って心を満たします。
こうした流れが出来れば、大量消費社会になるのは必然です。
私達は様々な恩恵を受けています。

しかし前述した様に、私はこの大量消費状態が続けば地球への負荷はどんどん高まります。
それは結果的に私達の首を絞めることになります。
だから私は大量消費はこのまま進むべきでないと考えます。

では、消費者はどの様にすればいいのでしょうか。

消費者であれば「安いから買う」「壊れたらまた買えばいい」から「いいものだから買う」「壊れたら直すという選択肢を検討する、いいものを永く使おうとする」という心理に変化すればいいと思います。

もし、消費者の行動心理が変われば、企業は売り方、製造の仕方を変えます。
上記に挙げた様にすれば、企業側は価格を重視するより、より良いものを作ろうとする努力を始めます。

それは、安いものをより多く売って利益を得るモデルから、生産量は多くなくとも、一つ一つの製品単価を上げて利益を得る努力をする企業が増えるということになります。

消費者が消費行動に対して疑問を抱き、行動を変える。企業は現在の生産の仕方に疑問を抱き、在り方を変える。この循環を作ることが大切です。簡単なことではありませんが。

また、この循環を作ることが出来れば、私達の心もより豊かになると思います。

消費者の嗜好が変われば、企業の生産の在り方が変わります。

まずは私達が「安いから買う」を出来る範囲で減らし、「いいものだから買う」にしてみるのはいかがでしょうか。

それでは。

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インプットをしたら、色々な手段でアウトプットを!

こんばんは。
昨夜は小学校から長い付き合いの友達と久しぶりに夕食を。
中々熱い話をすることが出来、やはり長い付き合いの友達は大切だな、と感じた次第です。

私には最近タイムリーなネタがあります。
例えば人類の誕生から見た糖質制限の話や、タネの話、農業、食の安全等です。
最近上記のネタを書いてある本を読んでいたので、その友達に話をしました。

話をして思ったのは、インプットの内容はうまく話すのは難しいということです。
頭の中ではその内容のイメージがあっても、言語化して人に話すのはまた別の難しさがあります。
インプットした情報は常にアウトプットをしていくことで更に記憶として定着して、使える知識になります。

私の場合はブログやノートに書くことや、インプットした内容は人に話すようにしています。

更にこの習慣がつけば、その人のベストなインプットとアウトプットのバランスが出てくるかと思います。

そうして自分なりのちょうど良い割合が分かってくれば、知識として定着をさせる効率の良さ等も分かってきて、更に良い循環を生むことが出来ます。

ということで今後もインプット→アウトプット習慣を続けていこうと思います。

それでは。

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ブックオフがこれからどう戦うべきかを考える

おはようございます。
昨日10月10日のガイアの夜明けは”中古品”の覇者 新たな戦い!”と題しブックオフコーポレーションとメルカリの取り組みが紹介されていました。
そこで今回は苦境に立たされるブックオフについて、また復活するにはどうすればいいのかを考えていこうと思います。

ブックオフは1990年に第1号店をオープンして以来、現在はFC含め全国843店を展開する店舗です。
店舗によっては古本のみならず、古着からブランド品まであらゆるものを取り扱っています。
黒字経営を続けてきたものの、2015年以降は赤字に転落。苦境に立たされています。

やはりAmazon、メルカリ、ヤフオクの存在が影響が多いように思います。
何故なら単純にユーザー目線から考えてAmazonで買った方が古本が安く手に入り、メルカリで売った方が高く売れるからです。

私も以前はブックオフの何か見たことない本に出会える感じが大好きで、よく利用させて頂きました。
しかしAmazonの方が古本は安くてに入ることを知り、行く機会は減少しました。

また、ブックオフでものを売った経験もあります。ある時買って失敗した1万円の福袋の中身全部 笑。
しかし思うような値で買ってもらえず、凹んだ経験があります(買った私が悪いですが)。
また、後日そのブックオフへ行くと、その売った商品の値段が1.5倍で売られていました。
しかしメルカリ、ヤフオクが台頭してどうでしょうか。

C to Cという、直接売りたい人と買いたい人の間で売買が可能になりますので、
ブックオフという中間コストを挟まない分、高く売ることが出来ます。

より高く売りたい人がブックオフに行く理由がなくなってしまいました。

それでは、どの様に復活の道を歩んで行くのか。昨日の放送では一部の店舗でブランド品買取を強化するという内容がありました。
今後はブランド品の目利きができる人材を育てて、強化をして行く方向であるという内容がありました。

しかし通常はブランド品を売りたければ特化した専門店に行く方が安心ではないでしょうか。
質屋は質屋でブランド品や貴金属等の高額品に精通したプロフェッショナルがいるという印象があります。
売る側としてはそうした店舗へ行く方が安心が出来ると思います。
昨日放送されていた店舗には確かな方がいらっしゃる様ですが、アルバイト人員の割合が多いブックオフでブランド品を見る目利きを育成して行くのは時間の掛かることの様に思います。

しかもメルカリはブランド品に特化した、「メルカリ メゾンズ」というサービスも立ち上げてしまいました。
もしこのサービスが本格的に普及していけば、またブックオフの立場が危ぶまれます。質屋業界にも少なからず影響がある様に思います。

ブックオフの再建の為にはどうすればいいのでしょうか。
まずはブックオフへ行くこと、利用することのメリットを考えてみましょう。

《売り手側》
・値がつかなかったものでも引き取り処分をしてくれる
・インターネットを使うのが面倒な人にとっては楽でいい
・主張買取もある

《買い手側》
・レアな掘り出し物を見つけるワクワク感
・立ち読みが出来る

つまり売り手側であれば、すぐにものを処分したい人や手間を好まず売り値にこだわらない人にニーズがあります。
買い手側であれば、やはり見たことのないものを買うワクワク感があるのではないでしょうか。

これらを考えると、買取のサービスの質の徹底強化をして、各店舗の品揃えに独自性を出すことがいいと考えます。

例えば私が思いついたのは、全国にある店舗のネットワークを利用し、出張買取サービスの強化することです。
近所のゴミ出しに行くと、30~40年程前の雑誌で、比較的保存状態が良く捨てられています。
私はこれを見る度に、”こういうレアな物を欲している人、いるのだろうけどな”と思います。
しかし私の住む場所は高齢者の多い地域。つまりAmazonもメルカリもヤフオクも知らない訳です。
この様な高齢者地域にチラシをポスティングをし、徹底した出張買取をしてレアなものを買い取り、独自の品揃えにして行くことがいいと思います。

ということで、私は出張買取を含めた徹底的な買取のサービス強化に活路があると思います。
現在は本を含めた出張買取のサービスも凌ぎを削っている状態です。

しかしブックオフには買取特化をした業者にはない店舗販売網があります。やることを絞り、現在ある経営資源を活用して独自のポジションに立つことが一番必要なことなのではないでしょうか。

それでは。

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