こんにちは。本日はナフプリオに到着しました。
先週に続き2回目。先週申し上げた通りナフプリオは近代ギリシャで最初の首都となった場所です。
現在のクルーズの詳細をお伝えしますと、5月は7日間の同じ内容のクルーズで周っている状態です。
5月中は毎週同じ曜日に同じ都市に到着するという訳です。
今後はどんどん慣れていける様に頑張ります。
さて本日はお客様について。
そのお客様とは、先日乗船されたあるドイツ人の男性で(恐らく70代)、奥様といらしています。
ある日何気なく雑談をしていたら、仕事で日本に来た事があるとのこと。
取引先は誰もが知る財閥系の企業だそうです。
私がどこにいらしたのですか?と聞くと、東京や大阪等に行きました。とのこと。
更に、鎌倉にも来た事があるとのこと。私は嬉しくなって”そこは私の生まれ故郷ですよ!!”
と言うと”そうなのか!私は大仏の中にも入りましたよ!”と嬉しそうに返答をしてくれました。
更に驚きは続きます。会話を続けていると、”鎌倉にはレールにぶら下がった乗り物がありますよね?”との言葉が、
そうです。それは我らが湘南モノレールです。
何とドイツ人のお客様は湘南モノレールの存在までご存知でいらっしゃいました。
もう私のテンションは上がりっぱなし。そのまま40分くらい楽しいおしゃべりが続きました。
湘南モノレールを知っているドイツ人の方、恐らくドイツの人口の0.01%にも満たないかと思います。
そんな方に今回出会うことが出来て、何だか私はとても不思議な気分になりました。
こうした経験から感じたのは、故郷という存在の大きさです。
私の場合は自分の故郷のことを知ってくれているととても嬉しいし、勝手に会話が弾みます。
更に話をしているだけで元気を頂くことが出来ます。
そうした会話のやり取りをしていて、しみじみと”自分の生まれ育った土地のから受ける影響はとても大きいのだな”と感じました。
私はまだまだ外国の方と会話を弾ませることが決して上手くはありません。
だから今お客様と接する時には”どこから来たのですか?”と聞く様にします。
そうして少しでも私がその土地に関する知識があると、お客様は喜んで頂けます。
もし分からなくても、その土地について聞いてみると、熱心に解説をしてくれます。
”自身の生活している町”について話しが弾むのは万国共通の様です。
これからも皆様がどこからいらしたのか、そして時には私自身の町の話をしながら楽しいコミュニケーションが出来る様に努めようと思います。