おはようございます。
もう月曜日がやって来ました。最近は時の流れが一層早くなっている気がしている今日この頃。
この一日を大切に、いかに主体的に、楽しく、充実していると感じられて、種を蒔けるのかが後々の大きな差になっているのだと感じます。
昨日は初滑りをしたことを思い出しましたが、そこでふと何故かイヴォン・シュイナードのことを思い出しました。
イヴォン・シュイナードとは誰でしょうか。
アウトドアウェアメーカーのパタゴニアの創始者です。
私は彼の著書、”Let my people go surfing(社員をサーフィンに行かせよう)”は何度も読み返している私のバイブルでもあります。
パタゴニアは仕事の期日を守り、責任を果たしていれば勤務時間中にサーフィンへ行っても良し、スノーボードやクライミングに行っても良しという勤務制度のある会社です。
私はその勤務制度に感銘を受けました。何故なら実に合理的だと思うからです。
その合理的な理由であると思う理由の一つに、「いい製品を作ることにも繋がるからだ」と感じるからです。
パタゴニアの場合は、アウトドアウェアを中心に販売をしています。
つまりサーフィンやスノーボード、クライミングは自社製品のテストを兼ねている場でもあるのです。
その実使用した際のフィードバック製品開発に活かすことができます。
更にそれらを楽しむ行為そのものがリフレッシュであり、インスピレーションの源泉であり、結果的に新たな良い製品を生み出す場でもあります。
私は大学時代の師の言葉で、今もずっと大切にしている言葉があります。
それは、”一に現場、二に現場、三四に現場、五に現場”です。
これは何よりも現場を大切にしなさい。という意です。
まさにパタゴニアはこの言葉を体現していると思います。
私はまずいい製品を作るには、”その製品を好きか、ずっと永く使い続けたいのか”という部分ももっと大切になって来ると思うのです。
例えば、営業の人が自社の製品に対して愛着を持ち、実際に何度も使い続けていれば、その製品のよりリアルな説明をすることが出来ますし、言葉に説得力を持たせることが出来るでしょう。
対して、周りの企業を見渡すとどうでしょうか。
例えば最大手ハンバーガーチェーンの経営層の人は毎日あのハンバーガーを食べているのでしょうか。
それはないと思います。
そんなことを続けていれば、数年前の映画で示された様にとっくに体に変調をきたして仕事どころではなくなっているでしょう。笑
そんな様に、私はほとんどの企業が”本当にいいもの”を売ることをしていない様に思います。
まずは最先端のマーケティング云々よりも、根っこにある志。
ここが企業活動のスタートだと思います。