日本の製品から感じること

こんにちは。昨日はネット環境の影響で投稿できませんでしたので、昨日の分をまずは更新します。
本日はトルコのイズミールという都市に来ています。
イズミールはやや暑く、気温でいうと28度ほどでしょうか。

日本の気温は今どれくらいでしょうか。少しずつ日本が恋しくなりつつある今日この頃。

日本から遠く離れたエーゲ海周辺でも、日本の会社の製品はたくさん見かけることが
出来ます。例えば、クルーの部屋のテレビはSHARP製、コピー機はコニカミノルタ、リソー、プリンターはキャノン等挙げたらきりがありません。

ゲストの身に着けているものを見ると、カメラはほぼキャノン、ニコン、オリンパス。
ゲストの国籍はほぼヨーロッパ、北米であるにも関わらずです。

改めて日本の外から考えると、こうして日本の製品が日常に使われていることは決して当たり前ではなく、凄い事だと思います。

しかし電化製品を始め、経営が傾きつつある日本の大企業は多く、この先は安泰ではないかと思います。

そこで私が必要だと考えるのは、日本人がもっと積極的に海外に出ること。
海外には色々なヒントが転がっています。

例えばスマートフォンを作るメーカーの人がクルーの人々の暮らしぶりをみたとします。
ちなみにクルーの人々は東南アジア系が非常に多いです。
そうするとこうした疑問が浮かんでくるはずです。
”何故ここまでサムスン、HUAWEI製のスマートフォンが使われているのだろう、技術力では劣らない私達がシェアを取る方法はなかったのだろうか”
といった事を感じることが出来るはずです。

私であれば、”iPhoneや日本の会社のスマートフォンは、そうしたクルー達(あまり大きな声では言えませんが、給料は聞くと結構差があります)にとっては高くて、買えないから”と考えます。

そしてもし製品を作るのであれば、”必要な機能だけに絞り、安いスマートフォンを製造する”かもしれませんし、その他にも様々な選択肢があるかと思います。

それはGoogle Earthやストリートビューで見ても分かるものではありません。
国外に出ると面白いヒントがたくさんあります。
是非積極的に出ることを考えてみましょう!

それでは。