こんにちは。本日朝はトルコのチェスメ港に到着し、最終下船のお客様の下船と新しいお客様の乗船手続きを行い、1時過ぎには出航。19時頃にギリシャのミコノス島へ到着予定です。
現在の船内のアナウンス状態は英語、トルコ語、ペルシャ語、ロシア語という中々シュールな組み合わせになっております。
まだ、ペルシャ語を聞いただけではペルシャ語と分かりませんが、ロシア語を聞いてロシア語だということが分かってきました。
私の仕事の中にはあるものを印刷する仕事があります。
職場にあるいわゆる会社に置いてある大きなコピー機を使って印刷をします。
私の職場で使うコピー機は全て日本の会社で、コニカミノルタ2台、リソー1台となっています。
そこで印刷をしながら思ったのは、「コピー機は日本人みたいなだな」と思いました。
どうしてそう思ったのかというと、動きがとてもキビキビしていて、紙が印字をし終わった後に出てきて、紙をまとめる姿を見てのことです。
私は更に思いを巡らせました。
このコピー機を作るのに、製造した方は何回も実験したのだろうな、と感じました。「ここで紙の出てくるタイミングはこうした方がいい」ですとか、「モニターに出てくる紙の印刷状況の数字表示は紙の出てくるタイミングに極力合わせよう」等と何度も話をされていたのではないかと思います。
また、恐らく両方とも日本の製品ですので日本人がメインで作ったのではないかと思います。
こちらにきて思うのは、やはり日本人は几帳面だなと感じることが度々あります。
私は各国の会社が開発した製品は、それぞれ作られている製品にも傾向として出やすいと思っています。
現在ギリシャでたくさん見かける日本製品は車、文房具、エアコン等々。
よく「日本の技術の結晶」と一括りにされますが、やはりそこには先人の方々の努力はもちろん、日本人の傾向、性格というものもうまくマッチして今があると思います。
また何かの製品を見て日本人らしさを感じたら文にしようと思います。
それでは。