おはようございます。
本日はギリシャのクレタ島、ソーダ港に到着です。
本日は乗客の方と日本のストーリーについて。
乗客の方々と話をしていると、大体はお互いの国の話になります。
そうすると皆さんは意外と日本に関連したエピソードを持っています。
最近お話をしたチリのお客様は”自分の町はサーモンの養殖が有名なんだけど、その養殖方法は日本人が教えてくれたんだ。だから今も日本人がたくさんいるよ”というお話をしてくれました。
アメリカのクリーブランドからいらしたお年寄りの方は、”第二次世界大戦が終わった後、板門店の近くで働いていたんだ。その後日本に7ヶ月滞在していたよ”というお話をしてくれました。
また、Youtuberでフォロワーが2万人いるトルコ人のYoutuberのお客様は”オレは動画を撮影する際、SONY、Canon、富士フィルムのカメラを駆使するんだ。”と嬉しそうに話をしてくれました。更にその方は空手を二年間習っていたそうで、”回し蹴り”、”下段付き”、”昇龍拳(?)”といった言葉を嬉しそうに何度も使っていました。
乗客の方々とお話をしていると、意外と日本に関するエピソードが多く、意外なことを知っているので驚きます。
日本というのは思ったより存在感が大きいのだなと感じます。
島国という立地と独特の文化、先人の方々が今の日本を作ってくれたのでしょうか。
200カ国近く国がある中で、世界の人々が日本とのストーリーを持っていることはとても面白いなと感じます。
また、こうした時に先人の方々への感謝の念が浮かびます。
面白い文化を育んでくれたこと、素晴らしい技術を生み出してくれたことに対してです。
世界の国々には国の数だけ面白い文化があります。
それを過剰なグローバル化で失わせてしまったらなんと勿体無いことでしょう。
グローバル化の良い側面を享受しつつ、固有の文化(ローカル)は後世に語り継がれていく。
お客様との会話を通じて、今後の世の中はそうやって進んでいくことがいいなと感じた次第です。