【二十四節気:啓蟄(けいちつ):3/5~3/19頃】
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物達が目覚める頃のこと。
生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きとしています。
【七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる):3/15~3/19頃】
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことを言う。
こんばんは。
今日の南魚沼は快晴でした。
今週から私の働いている旅館の夕食では、ふきのとうがメニューとして登場。
更に昨日からはこごみ、今日からは甘草がデビューしました。
早速ふきのとうを食べてみると、あの特有の苦味が本当に美味しい!
こういう時に何故か毎回、「外国の人(どちらかというと欧米)はこれを食べて美味しいと思う割合はどのくらいいるのかな?」と思います。
話はそれましたが、旅館の周りには30種類以上もの山菜が採れるのだとか。
私にとってここで過ごす初めての春ですので、これから色々な山菜を食べること、採りに行くこと、山菜の名前を覚えることが本当に楽しみです。
最近流行りの言葉でオーガニックという言葉がありますが、それでいうと山で採れた山菜はほぼ全てオーガニックと言っても間違いはないでしょう。
私の職場は周辺には本当に何もありませんが、実は「何でもある」と言い換えてもいいかもしれません。
こうやって過ごしていると、心から四季のありがたみを感じますし、 それぞれの季節を楽しむことが出来ます。
感性を磨くとは、こういうことも含まれているのだと思います。
さあ、日々進む雪解けは様々な山菜達が芽吹いてくる合図でもあります。
今年の春は、山菜を目一杯楽しむぞ!
それでは。