南国・奄美大島の夏の景色

南国は副交感神経優位だ

おはようございます。
昨晩急に閃いたことについて。

昨晩シャワーを浴びていた時に、私は「寒いな」と感じました。
冬にシャワーを浴びている最中は浴室内の温度が低いことがほとんどですので、それは当たり前のことだと思います。

更に私は思いました。「沖縄に住んでいる人は、寒いと感じる機会が少ない=交感神経を発揮しなくても良い=だからのんびりした人が多いのではないか?」という仮説が湧いてきたのです。

このお話を理解するには、自律神経についてのお話をする必要があります。

自律神経とは、 自律神経は呼吸や心臓の動き、血液の流れ、食べ物の消化、体温などを制御しているもので、脳の視床下部を起点に脊髄を通って、手足の先まで全身にくまなくはりめぐらされているものです。

自律神経のうち、活動しているときや興奮・緊張するときに強く働くのが「交感神経」です。これが活発に働くと血管が収縮し、心拍数や血圧が上がります。アクセルの様なイメージというと分かりやすいでしょうか。

これに対し、休息やリラックス時、睡眠の際に強く働くのが「副交感神経」です。これが活発化すると小腸や大腸が盛んに働きます。いわばブレーキのような役割です。

この両者がバランスを取りながら健康を保っている。交感神経は午前中に、副交感神経は夕方から夜にかけてそれぞれ活発化すると言われています。

これをもとに交感神経、副交感神経が日常のどの様な場面で発揮されるのかを考えてみましょう。

寒いと感じている時は血管を収縮させようとして交感神経の働きが活発化します。
また、熱いお風呂に入っている時も交感神経が活発化します。
つまり先程のシャワーを浴びながら寒いと感じている時は交感神経が優位な状態となる訳です。

対して副交感神経は心身がリラックスをしている時に優位になります。
つまり日中であれば春の快適な陽気、お風呂であれば少しぬるめのお風呂に入っている時等が該当します。

つまり私の仮説だと、沖縄の様な南国特有ののんびりとした雰囲気を作り出しているのは、副交感神経優位な環境なのではないかと思うのです。
気温で言えば、春や秋も寒いと感じることは少ないですし、冬でもお風呂場で寒いと感じることは多くないです。
その土地の気温がパーソナリティにも影響してくるのではないかと思いました。

これはあくまでも仮説ですが、いかがでしょうか。

明日も自律神経に関するお話をしていこうと思います。

それでは。