【二十四節気:芒種(ぼうしゅ):6/6~6/20頃】
稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意味であるが、現在の種まきは大分早まっている。西日本では梅雨に入る頃。
※芒(のぎ)とは、米や麦などイネ科の植物で、花の外側についている針のような突起のこと。禾とも書きます。
【七十二候:腐草為螢(くされたるくさほたるとなる):6/10~6/15頃】
草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。ホタルは別名『朽草(くちくさ)』。土の中でサナギになり、羽化して地上に現れるその姿を見て、昔の人は「朽ちた草がホタルになる」と表現しました。
おはようございます。
本日は職場で研修旅行へ行きました。
行き先は長野県下高井郡山ノ内町にある、渋温泉の旅館さん。
今回のテーマは、大まかにいうと”今後の方向性”です。
この旅館さんは、”旅館甲子園”というイベントで二連覇をしている旅館さんとして有名です。
インターネットでのレビューの評価も総じて高いお宿です。
今回はこの旅館さんのレビューは控えさせていただきますが(悪かったという訳ではありません。とても楽しめました)、私が一番強く感じたのは”お客様の目線に立つ”ということが抜けていたということです。
私は4月に浅間温泉へやって来ました。正直お客様の層はかなりバラついており、”ルールを守れる・守れない”レベルでの次元であることもあります。
私はそんな中で”お客様の目線に立つ”ということを忘れており、”お客様が何を求めているのか、何が心地良いのか”を忘れて、自分の都合を優先してしまっていました。
しかし、今回”お客”として宿に宿泊をすることで
”ああ、この部分が快適で良いね”
”ここはもっとこうした方が良いよね”
といった具合の感想が自然と湧いてきます。
この私の状況こそがまさに”お客様の目線”であり、”求めている”ことでもあります。
私は今回”お客”になることで、忘れかけていた感覚を思い出すことが出来たのでした。
日々の業務だけに身を置いた生活になると、”いかに早く終えるか”ですとか”いかに楽をするか”という甘えが出てきてしまうこともしばしばあります。
しかし常に”お客様目線”に立つことでその甘えが解消される可能性は上がります。
つまり、接客をする者にとっては、定期的に”お客”になることは非常に重要な点であると言えます。
”お客様目線”をイメージすることはいつでも出来ますし、非常に重要なことでもありますが、実際に自分が”お客様”になることでしか得られないこともあるはずです。
皆さんも、今一度”お客”になってみてはいかがでしょうか。
私は今後は毎月一回は別の宿に宿泊することで、その視点を深めて行こうと思います。
それでは。