地球への負荷を減らすために、「安いから買う」を減らす

おはようございます。
本日は理想論を語ります。

ここ数百年で、人類誕生以来例を見ない技術の進歩、人口の増加で地球は今までにないペースで負荷がかかり、気候は変わりつつあります。
私はこのままのペースで人口が増え続けて、切り開き続ければ地球はあと100年ももたいないと考えています。

私は一つの改善策として、世界中の流れである大量消費を止めることが出来れば、地球への負荷は非常に減ると考えています。

大量消費を止めるにはどうすればいいのでしょうか。
今回は生産者側と消費者側の目線で現状を考えます。

現在様々な産業を見渡すと、大量生産が目につきます。食料品類、家具、衣類等です。企業は大量生産をしているからこそより安い価格で製品を提供することが出来ます。
これは技術が発達したお陰です。

これら製品の数が限られていた時代は、食べ物であれば大切に頂く、者であれば出来るだけ同じものを永く使うという習慣がありました。

私達は現在、昔よりも安価に、大量に製品を手に入れることが出来るようになりました。
こうなると、物に対するありがたみは必然的に減っていきます。
つまり食べ物であれば安いから多めに買う、衣類や家具であれば壊れてしまえばまた買えばいいという消費者の行動心理が生まれました。

企業側からすれば製品を売れば売る程利益を生み出すことができます。
消費者は色々なものを大量に買って心を満たします。
こうした流れが出来れば、大量消費社会になるのは必然です。
私達は様々な恩恵を受けています。

しかし前述した様に、私はこの大量消費状態が続けば地球への負荷はどんどん高まります。
それは結果的に私達の首を絞めることになります。
だから私は大量消費はこのまま進むべきでないと考えます。

では、消費者はどの様にすればいいのでしょうか。

消費者であれば「安いから買う」「壊れたらまた買えばいい」から「いいものだから買う」「壊れたら直すという選択肢を検討する、いいものを永く使おうとする」という心理に変化すればいいと思います。

もし、消費者の行動心理が変われば、企業は売り方、製造の仕方を変えます。
上記に挙げた様にすれば、企業側は価格を重視するより、より良いものを作ろうとする努力を始めます。

それは、安いものをより多く売って利益を得るモデルから、生産量は多くなくとも、一つ一つの製品単価を上げて利益を得る努力をする企業が増えるということになります。

消費者が消費行動に対して疑問を抱き、行動を変える。企業は現在の生産の仕方に疑問を抱き、在り方を変える。この循環を作ることが大切です。簡単なことではありませんが。

また、この循環を作ることが出来れば、私達の心もより豊かになると思います。

消費者の嗜好が変われば、企業の生産の在り方が変わります。

まずは私達が「安いから買う」を出来る範囲で減らし、「いいものだから買う」にしてみるのはいかがでしょうか。

それでは。