【二十四節気:清明(せいめい):4/4~4/19頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。
【七十二候:虹始見(にじはじめてみられる):4/14~4/19頃】
春が深くなるにつれ、空気が潤ってくるので、この時期からきれいな虹を見ることができる。
虹が虫偏なのは、空にかかる虹を大きな蛇と見たてたためとされている。
こんばんは。本日は日を跨いでしまいました。
七十二候は清明の末候に変わり、虹始見(にじはじめてみられる)となりました。
初候の玄鳥至(つばめきたる)は全くその通りでちょうど燕の活動が活発になる様子を確認することが出来ました。
次候の鴻雁北(こうがんかえる)に関しては、そもそも雁が住むエリアにいなかった為、見られず。
今回の候では虹をみることができるのでしょうか。
さて、早速松本に来て2日間の勤務を終えました。
色々なことを感じますし、元々職場で働いていた方々と働くと新鮮なことがたくさんあるので、とても面白いです。
あまり内部のことですので書けませんが、正直に述べると、潰れて然るべしの現状だと感じています。
例えば、建物について。
私の新天地の旅館は平成3年と平成7年に新築に建て替えられており、非常にいびつな形をしております。
平成3年といえば、バブルの真っ只中。どの業界もたくさん作れば売れる時代だったのでしょう。
旅館でもとにかく大きな箱を作ってしまえば、人が勝手に埋まった時代だったのでしょう。
私のいる旅館の建物は、そんなバブルの御多分に漏れず、大きく作ってしまった感じが否めません。
何をしても人がきた時代。そんな時のさなかに身をおいていたら、それが永遠に続くという幻想に囚われてしまうかもしれません。
旅行代理店が連れてくる団体利用で稼働率MAXにすればいいや。
そんな気分だったのでしょうか。
また、旅館の”おもてなし”は本当に”おもてなし”なのでしょうか。
それは自己満足である可能性はないのでしょうか。
実はお客様が求めているからと思ってやっていても、実はお客様にとってそこまで重要なことではないのかもしれません。
本当に部屋出しの夕食は必要?
相手の要望に何でも答えることは必要?
どこでも食べられる食材をちょっと贅沢にしてお腹いっぱいにすれば本当に満足するのか?
お客様は大切な存在ですが、神ではありません。
色々なことを感じます。
そんなことに疑問も感じずにただその場しのぎの営業をしてきた結果が、倒産です。
知らないうちに旅行代理店なしでは集客が出来なってしm
然るべくして、倒産しているのです。
私はこの現状を変えたい。
THE RYOKAN.
さあ、変えましょう!
それでは。