こんにちは。
本日は広告と口コミについてを書きます。
企業が広告を出す理由はたくさんあると思いますが、その根底は「より多くの人(もしくは狙っているターゲット層)に自社の商品・サービスを知ってもらう」という点にあると思います。
テレビCM、電車内、町の看板、新聞、雑誌、ラジオ、インターネット内等人々がよく目にする部分に広告を置くことでより多くの消費者にサービスを知ってもらうことができます。
そしてその商品・サービスを使ってもらえる可能性が高まります。知らない人に知ってもらえれば新たな顧客になるかもしれません。だから広告を使うのだと思います。
当然ながら、広告出すとなると当然お金が掛かります。
しかしながら広告を出さずにも成功を続けている企業はたくさんあります。
広告以外でサービス・店舗を知る手段で一番大きなものはなんでしょうか。
そうです。口コミです。口コミを辞書で調べると、「口から口へ情報を伝えること」とあります。
人から伝わることが基本ですが現在は知人のFacebookやInstagram、ブログを通して見ることも広義で見れば口コミになるかと思います。
では、広告と口コミの違いはなんでしょうか。
それは、広告は意図せずにも目、耳に入ってくるものに対して、口コミは人伝てに伝わるもの。
意図せずに入ってくるという点では両方とも共通していますが、
口コミは人から伝わるもの。つまりその商品を知っている人から伝わる訳です。
つまりその商品についての情報量が広告よりも多く、具体的なものになります。
その口コミは実際にそのサービス、商品を体感しているかもしれないし、体感していないかもしれません。
よりリアルな情報が伝わるということです。
口コミはより生きた情報だと言えます。
2つ目の違いは広告はコントロールできますが、口コミはコントロールできないという点です。
口コミはポジティブなものかもしれませんし、ネガティブな内容かもしれません。
もしポジティブな話を聞けば、聞いた人は「行こう」と思うかもしれませんが、ネガティブな話を聞いたら、その人が「行こう」と思う可能性は下がります。
広告をいかにたくさん見てもらっても、口コミでネガティブなフィードバックが多ければサービスの利用は下がってしまう訳です。
結局は提供するものが良いものでないと、いずれ広告は意味をなさなくなるということですね。
知ってもらわないとそれは利用してもらえない。
でもその体験がネガティブなものであれば悪い口コミが広がってしまう。
広告は品質が土台にあって初めて意味を成すものですが、そのバランスが難しい所。
だからマーケティングという戦略が大切なのですね。
それでは。