志のない商売

おはようございます。本日はギリシャのコス島に到着。
コス島は先週の金曜日に地震がありましたが、私達の会社は寄港する決断に至った様です。
本日は街に出て、地震の後どの様になっているのかを見て周ろうと思います。

本日は私見について。
昨日は午後チェスメの街に出て、ケバブを食べに行きました。
そこのケバブは普通のサイズで5リラ(約120円)。日本であれば300円はすると思います。

私は更にイスカンダルという宇宙戦艦ヤマトが好きな人にはグッと来そうな名前の料理を注文。
ケバブの肉とちぎられたパンにトマトソースが掛かった料理です。
こんな感じ→
それを食べた所、肉はまだ全然食べられるのですが、トマトソースは100%スーパーで買ったトマトペーストをそのままかけた様なものでした。価格にして、約300円。
とてもまずかったです。

その時は、手持ちにリラがなく「お腹が空いたから、安いから」という理由で注文してしまった私のミスです。その味がひどくてとてもがっかりしました。

最近私が感じるのは、こういう志のない商売はしたくないな、ということです。
もし、このお店が顧客に対して「食べてもらう人に満足を提供したい」と考えるのであれば、こういったことはしないはずです。

そのお店の人がどう考えているかは分かりませんが、このお店は「自分がお金を稼いで生きて行く」為の商売をしている様に感じます。
その先はありません。こういったお店は世の中の状況に振り回されて終わるのがオチだと思います。

何故なら価格でしか他店との差異を生み出していないからです。
私はこうしたお店に限らず、世の中志のない商売で溢れているな、と最近常々感じます。

私には将来こうしたい、という漠然としたイメージはあるのですが、まだまだ人に話せる様な形にはなっていません。
ただ「志と行動が一致した仕事をしたい」という気持ちは常に持ち続けています。

自分だけ得をする商売をしてもお金しか生まれません。
その先に残るのは虚しさだけではないでしょうか。

相手に価値を提供することでその対価を頂く。それが仕事、商売の基本だと感じる今日この頃です。