ローカルに触れる

【二十四節気:清明(せいめい):4/4~4/19頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:虹始見(にじはじめてみられる):4/14~4/19頃】
春が深くなるにつれ、空気が潤ってくるので、この時期からきれいな虹を見ることができる。
虹が虫偏なのは、空にかかる虹を大きな蛇と見たてたためとされている。

おはようございます。
昨日は初めて松本駅前から松本城までのエリアを散策しました。
松本は全体的に昭和初期以前の建物や高度経済成長期以降に建てられたビルが多く残っているので、その建物自体を見るだけでもとても面白い印象を受けます。

また、飲食店は小さなものが多く、独特な雰囲気を持つお店が数多くたくさん点在しているのも魅力だと思いました。
歩いているだけでとても面白いのがいいですね。
まだまだざっと見て回っただけなので、今後更にディープな松本を掘り下げてみたいと思います。

そして昨日の夜はお風呂掃除をして下さっているパートさんとその方のお兄さんが大将を務めている大衆割烹へ飲みに行きました。
そのお店は大将のお母様の代で40年、大将の代で40年と計80年の歴史を持つお店。
店内は掘りごたつ風のカウンターとお座敷席が2卓の合計10席ちょっと。
とてもこぢんまりとした雰囲気の良いお店です。

いただいたのは氷見のイカのかき揚げと、駿河湾の桜えびのかき揚げ、更にふきみそ、たらの芽・ふきのとうの天ぷら、そば粉の厚焼き等。素晴らしいお味でした。更に信州の地酒と松本のワインをいただきました。
更に、”最近野菜不足だろうから”ということで盛りだくさんのサラダと野菜炒めをご用意して下さいました。
お心遣いに感謝です。

会話は大変盛り上がり、松本のこと、浅間温泉の昔話等私のまさに知りたかったお話ばかり。
大将は”その地域を理解したいなら、ローカルなお店でたくさん飲みなさい”とアドバイスを下さいました。
周りの皆様は恐らく平均年齢70歳以上。私だけポツンと20代でしたが、会話の止まらない、あっという間の充実した時間でした。

ローカルって凄く楽しい。そんなことを感じた一日でした。

その地で働くということは、その地をより広く、深く知る必要があります。
その地域の”知”を深める為に自分で足を運び、地元の人々(幅広い年齢層)と親交を深めることが大切だと思います。

楽しければ、休日も自然と仕事に繋がることをしてしまっている。
そこにはワークライフバランスという概念は当てはまりませんね。
自分の興味の赴くままに、探求を進めていこうと思います。

それでは。