おはようございます。本日はギリシャのロドス島に到着です。
7月より航路を変更する為、ロドス島へ来れるのは一旦あと2回。
現在と同じ航路に再度戻るのは9月になります。
本日は人参について。
私はクルーの食堂の野菜だけを食べていることが不安です。
何故なら、
船で大量に消費するものだから食品に対するコストを抑えているはず→つまり基本的に大量生産されているものが多いはず→品質もそこまで良くないだろうし、農薬を使っている量はどうなのだろうか?といった疑問が絶えない
といった妄想を抱えているからです(それらの食品がどこでどう作られているか聞くべきですね)。
その為必ず八百屋さん(スーパーではない)で買った野菜やフルーツを1日1回は取るようにしています。
フルーツであれば、リンゴやオレンジ、プルーン等そのまま常温で保管をして食べることが出来る為、比較的様々なフルーツを買って保存をしておくことが出来ます。
しかし野菜はどうでしょうか。基本的に調理をして食べることが前提の食べ物が多いです。
その為、野菜を買っても食べることが出来ません。更に私達の部屋には冷蔵庫がありません。
そこで私が食べている野菜は何か?それは人参です。
”人参はそのまま食べられるのか?”という疑問が聞こえてきそうですが、食べられます。
私は色々な八百屋さんを回って、聞いてを繰り返し、この方法を編み出しました。
ギリシャの場合、人参はすでに洗われているケースが多い為、買ってからそのまま食べられます。
ですが私の場合は一応もう一度洗ってもらっています。もちろん土のままの人参も一緒です。
ギリシャの八百屋さんは”洗って下さい”というと洗ってくれます。
保管方法はいつもジップロックに入れて、口を少し開けて入れておきます。既に洗ってもらっている状態で、人参が乾燥しすぎてしまわない様にする為です。
ここでのポイントは、一つのジップロックに詰め込みすぎないこと。人参さんにも息苦しくならない様にしているからです。きっと呼吸したいはず。
そして食べたい時に食べる。
今は胃腸の休憩時間を取ることを意識しています。その為間食は避ける様にして食べます。
そして皮ごとそのままかじります。ご存知の通り人参は固いです。よくよく噛んで食べる様にしています。味わって食べると地の味がして美味しいです。
不思議なことに、こうして素材そのものの食べ物を食べていると、体があまり味の濃いものを求めなくなってきます。
八百屋さん曰く、”1週間は持つ”とのことですが、1週間置くと皮が少し黒くなってきますので(中身は問題ない)、4,5日のペースで人参を購入して食べています。
船の中での生活は不便です。ですが慣れてしまえばそれ程ではありません。
不便で限られた環境の中でどのようにして生活をしていくか?
これを考えて実践をするのは案外楽しいものです。
また、不便を知ることで便利さのありがたみが分かる様になります。
これからも更に深めて、新たな発見をしていこうと思います。