ギリシャ航海記

2017年にギリシャのクルーズ船会社で勤務していた際の日記。

皮膚に問題が

こんにちは。

今回は私の頭の整理という目的で書いていきます。ご了承下さい。

 問題とは2点あります。

1点目は肌の乾燥です。元々乾燥肌の私でしたが、ギリシャに来て更に肌が乾燥しています。具体的には顔のパーツの特定部分が乾燥に晒されています。

2点目は背中周りに痒みを伴い、実際に目に見える形で問題が発生しています。

 

 ここで何故問題が発生しているのかを考えてみると、生活環境の変化が挙げられます。具体的には3点挙げられます。

1点目は湿度。ギリシャは日本より湿度が低く、乾燥しています。それ故非常に快適な生活を送っているのですが、肌にとっては辛い様です。

2点目は水質。日本と比べギリシャは水質が硬質の様で、可能性としてシャワーを浴びる際に肌に何かしらの変化が起きている可能性があります。

3点目は食べ物。日本とは緯度も違えば、土壌も異なるでしょう。ということは同じ野菜でも栄養素が異なる可能性がありますし、そういったものを飼料として食べる動物達も異なるはずです。こうした違いから体が何かしらの反応をしている可能性も考えられます。

 それではどうすればいいのか。実は渡希の直前に皮膚科へ行って、相談をしてきました。そちらの先生は「脱ステロイド」を掲げる先生でかなり具体的なアドバイスを頂きました。そこで先生の意見と私になりに行えることは、体の本来備わっている能力を引き出してあげること。その為に血流を良くして、体から本来出ている皮脂を促すことです。

実際に私が行っていることは以下の通り。

・なるべく野菜を多く摂取すること(血流を良くする)。

・肉を控える(血流が悪くなる様です)。

・砂糖を控える(患部の化膿を防ぐ、痒みを防ぐ)。

・お酒を控える(皮膚の状態を悪くする様です)。

・運動をする(血流を良くする)

大切なのは問題に対して主体的であること。何かすがろうとして受け身になるのではなく、

自分の体と対話をし、取り組みを試行錯誤しながら問題をより良い方向へ導いていこうと思います。 

皮膚に問題が Read More »

地のもの、顔の見える方の商品

こんにちは。昨日はブログを書くことが出来ず、大変失礼致しました。
本日は物価について書いて行きます。

 ギリシャの物価は日本と比べ、全体的に安いです。
私が買ったものや利用したものでどれくらい安いかを実際に紹介していきます。
写真は余裕ができたら載せる様にします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・1.5ℓのミネラルウォーター6本:1.39ユーロ
・スプーン10本:0.39ユーロ
・みかんより二回り大きなオレンジ1つ:0.34ユーロ
・オリーブの実100g:0.86ユーロ
・バス一路線の片道(10km以上でも):1.4ユーロ
・カフェの中サイズ紙コップ一杯分のコーヒー:1.4ユーロ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがでしょうか。日本と比較しても非常に安いことが分かります。
どれと比較しても、非常に安く感じます。
私はギリシャへ来る前はユーロ圏は全体的に物価が高いのではないか、というイメージがありましたので驚きました。
そこまでものを消費しなければ、勝手に節約が出来るイメージです。そして何よりも嬉しいのは、オリーブの価格。お惣菜屋さんで100g買っても0.86ユーロは大変驚きました。

 こうした購買行動で感じたのは、”地の”というありがたみです。オリーブの実やオリーブオイルはギリシャの名産品。当然多くの生産量があり、自国で生産しているからこそこの価格であるという背景があります。
日本でもそうです。例えば私の生まれ育った鎌倉はしらすを(やたら)売りにしています。漁港で買えばスーパーで買うよりも新鮮で、安い。つまり海産物であれば、獲れた場所で買うことが一番安くて美味しいのです。

私達は意外とこのことを忘れている様な気がします。
もっと地元の深い部分に目を向けて、生産者の顔の見える商品には魅力的な食べ物がたくさんあることに気が付きます。

 私達はチェーン店の食事やスーパー、コンビニに頼りがちですが視点を買えて地のもの、生産者の顔の見える商品を購入し、楽しむことでまた新たな生活のあり方、豊かな生活のヒントが見えてくる様に思います。

地のもの、顔の見える方の商品 Read More »

アイデアは移動距離に比例する

こんにちは。只今こちらは現地の朝5時台です。日本では少し明るいかと思いますが、ギリシャはまだ真っ暗です。
本日は「アイデアは移動距離に比例する」という言葉について考えます。

 この言葉は、沢尻エリカさんの元旦那さんである高城剛氏の言葉です。高城氏に対して、時々何だか怪しいという声をよくお聞きしますが、私は個人的にはファンです。笑
まず先入観で判断するのではなく、その人の著書や発言を知ってから判断するといいでしょう。

気になる方は、是非著書を読んでみて下さい。入門編としては、LIFE PACKING2.1がおすすめです。高城氏厳選の面白い道具達がたくさん出てきます。読むだけでワクワク感が湧いてきますし、世の中にはこんなに面白い道具があるのか、と感じます。常識の遥か先を行く、とても「ぶっ飛んだ」方だと思います。もし読んで面白かった方は、週一回発行のメールマガジンもおすすめです。宣伝は以上にしておきます。

この言葉が生まれた背景は、高城氏が世界を転々と飛び回っている点にあります。ご本人の著書曰く、年間100回程のフライトをこなし半年で50ヶ国以上を飛び回っているそうです。つまり「アイデアは移動距離に比例する」とは「移動距離が長ければ長い程、移動回数が多ければ多い程、」と言い換えることができます。

 私は以前からこの言葉に納得していたのですが、ギリシャに来ることで更に腑に落ちています。

ギリシャは私にとって初めて来る場所です。見る景色、人々、スーパーの物価、走っている車の割合。全てが日本とは異なる訳です。そうなるとアイデアはいやでも湧いてきます。私の場合はブログのネタ。日本にいる際は少し困っていたのですがギリシャへ来たら急にポンポンとネタが浮かんで来ました。これぞ移動距離の力です。このブログのタイトルはホテルの近くを歩いている時に浮かびました。

私の浮かんだアイデアについて共有します。例えば、長期滞在中の国についてを書き続けるブログ。私でしたら、毎日ギリシャのことだけを書き続けるブログを運営することが出来ます。それぞれ「ギリシャ人の国民性」「おすすめスポット」「食べ物」等様々な角度からある一定のテーマについて書き続けて、その記事をストックして行けばそれなりの閲覧数になるのではないでしょうか。

記事を作る上でのポイントは
①毎回自分の感じたことを必ず入れる
②画像を分かりやすく入れる
③ラベルをきっちり分類して、閲覧者に分かりやすく見られるようにする(私はあまり出来ていない・・)

といった部分でしょうか。

あ、SEO対策というのをしないと閲覧数は伸びないかもしれないですね。
ともかく、世の中に出回っているコピペキュレーションサイトとは一線を画すことができます。
私がブログを書く目的は別に存在しますので、こうしたことは行いませんが、もしよろしければ挑戦してみて下さい。

 私が言いたいのは、定期的な長距離移動は人生を豊かにするということです。アイデアも浮かぶことはもちろん、新たな刺激を得ることで思わぬ自分を知るきっかけにもなります。もちろん移動だけ続けていればいいのではなく、自分自身に確かな稼ぐ力を持っていることが大前提。自戒の意を込めて締めくくりたいと思います。

それでは。

アイデアは移動距離に比例する Read More »

大まかに感じた日本とギリシャの違い

こんにちは。只今ギリシャ滞在の中の朝を迎えております。
日本と比べて日の出と日の入り時間が異なります。日本と比較すると以下の通り。

《ギリシャ:2017年04月21日》
日の出:午前6時40分
日の入:午後8時06分

《日本:2017年04月21日》
日の出:午前5時00分
日の入:午後6時19分

この差は当然ながら、緯度の違いによって生み出されております。
私が只今ブログを書いている現地時間の朝の6時過ぎですが、まだ真っ暗です。
また夜は8時まで明るく、とても不思議な気分になります。

本日はギリシャについての印象を書いて行こうと思います。
まだまだくまなく歩いているわけではないので、あくまで第一印象です。

パーソナリティの違い。
全体的に私の滞在しているピレウスという街の人々はとてもオープンで、通りがかりの人に道を尋ねても丁寧に答えてくれます。また、授業中も私がスクリーンの文字が見辛いと言ったらすぐにスクリーンの近い席を譲ってくれたり、今受講中のトレーニングの先生は、「Hi, my friend!」をやたら連発してくれます(授業内だけで30回くらい聞いた)。

そして授業間の休憩もとても多く、長めです。イメージとしては1時間に1回、15~20分程の休憩があり、昼の休憩は更に4,50分あるイメージです。
もし日本で同じ様な講座だったら、5分休憩くらいで進めて行くのだろうな・・と感じました。全体的に皆さんゆったりしている印象です。

ここで感じたのは、日本人ももっと日々を明るく過ごそうとする姿勢は大切だと感じました。

物価は全体的に安いイメージです。通過は当然ながらユーロ。
まだものをあまり買っていませんが、ホテルで1.5ℓの水が1€、写真屋さんで撮ってくれる証明写真(トレーニングセンターの研修用に使いました)がパスポートサイズで4枚8€です。日本だと機械だけで800円くらい、写真館だと数千円します。

担当してくれた方は40代くらいの女性。カメラはNikonの一眼レフ。
写真の撮り方はだいぶアバウトでしたが、いい写真を撮ってくれました。

他の国に行っても感じますが、日本の店舗や施設で受けるサービスは手順や態度、対応が本当に丁寧できっちりとしているな、と感じます。

こうした所に海外から日本に来られる方は感動をされるのでしょう。
そして逆に言えば、本当に日本で受けられるそうした対応は、全てのサービスでそこまできっちりとしている必要があるのかと感じました。

私も日本のそうした品質の高いサービスを受けるのは嫌いではありませんが、時々丁寧過ぎて鬱陶しさを感じることがあります。決して私はそのクオリティを否定したいわけではありません。なんでもかんでも丁寧にやっていたら、働く方も疲れてしまわないかが心配になるのです。
何故ならやはり人間は自分を大切にしてこそ、相手のことを大切に出来るというのが原理原則で存在していると思うからです。

こうした人間性の違いの考察はまた後日も書いて行こうと思います。
それでは。

大まかに感じた日本とギリシャの違い Read More »

ギリシャ滞在2日目

こんにちは。本日はギリシャでの滞在2日目についてお送りします。
本来は”今日は〜があったよ”みたいな日記では無く、自分の感じたことを自分の言葉で書いていきたいのですが、ネタを思い付きませんのでひたすら起こったことについて書き連ねていきます。

今日はギリシャの滞在2日目。私が来週末から働く予定のクルーズに乗る為に必要な資格を取りにトレーニングセンターへ通っています。
スケジュールは以下の通り。

・Apr 20 to 24 :Basic Training(船に乗るにあたり、押さえて置きたい基本的事項を学ぶ)
・Apr 24 to Apr 25: Crowded Crisis Certificate(船が人でごった返していた時に緊急事態が発生した時にどうするかを学ぶ為の資格)
・Apr 26:SAT(まだ内容が分かりません。)

本日は8時から15時まで受けてきました。
内容は、ライフボートについてと緊急事態が起きた時に使用する便利な道具達についてです。
先生はギリシャ人、クラスメイトはギリシャ人3人、フランス人1人(同い年の女の子)という構成です。講義は当然英語、ではありますが半分以上ギリシャ語で解説をしてくれます。笑 それはギリシャ人の先生でギリシャ人の生徒さんが多くいらっしゃったらそうなるのは仕方のないこと。先生はギリシャ語で解説する前は”Let me explain you about it later. “と言ってギリシャ語で解説した後に英語で解説してくれます。私はその場面になったらフランス人の生徒さんと一緒に話をしてその場をやり過ごします。

本日の感想です。
まずは英語力について。正直、まずいです。フランス人の女の子との会話にはついていけますが、ギリシャ人の中年男性の方の英語は声が小さいのもありますが、分からない部分も少々。ギリシャのクルーズ会社で働くにも関わらず、少し大丈夫なのかと感じました。
そこでレッスン中思い立って、ビデオで書いてあることをひたすらディクテーションしてみました。ここであることを書いてみます。もう出来る限りのことは行おうと思います。

そしてレッスンについて。授業の最後に私が以前少しだけ働いていたクルーズ会社の大事故の詳細をまとめたドキュメンタリーの様なものを観ました。このビデオを観て、これからは人の命を預かる仕事を行うのだなと改めて感じ、大変身が引き締まり、授業に対する緊張感が高まりました。やはり二度と繰り返してはならない事実を語り継ぐというのはとても大切なことだと感じた次第です。

明日も授業や日々について書き連ねて行こうと思います。それでは。

ギリシャ滞在2日目 Read More »

ギリシャに到着

ピレウスで購入した惣菜

こんにちは。日本を発ち約22時間。いよいよギリシャの方に到着をしました。
ギリシャに到着をして感じたことを今日はつらつらと書いていきます。

空港に着いた時の第一印象は「高い建物が無く、森林と荒野の間の雰囲気の自然が広がっている」です。周りには特にこれといったものはありません。

空気は良いと感じます。気温は4月19日16時あたりで25℃。日本より明るく、日差しが強いです。そして現地時間19時近くになってもまだまだ明るい。何時に暗くなるのでしょうか。

道について。車線の幅は日本と変わりませんが広々とした道が多い印象です。
私は空港から会社が手配をしてくれたタクシーの運転手に乗せてきてもらいましたが一般道路で120km出す人もいれば、のんびり走る人もいて、車線をはみ出しながらやや蛇行して走っている人もいます。マイペースな方々が多いイメージです。

人の名前について。なんだか苗字がやや長めで、言い辛いです。今回乗せてくれたタクシードライバーの人はディオニシスさん。私が渡希をする際手続きをしてくれた人の苗字はミサイリドウさん、ドルトムントのサッカー選手にはパパスタプーロスさんがいることを思い出しました。

これからはどんなカルチャーショックが待ち受けているのでしょうか。パーソナリティ、食事等も日本人と比較した印象を見ていきたいと思います。

本日は長旅で予想以上に疲れている為、ここで失礼致します。
ギリシャのこんな所を知りたい!という事があれば是非教えて下さい。記事にしようと思います。
それでは。

ギリシャに到着 Read More »