自分の意見を持ちながら、常に平らな目線を
こんにちは。本日は朝にトルコのチェスメ港に到着し、正午過ぎに出港。夕方過ぎにギリシャのミコノス島へ到着予定です。
先日も述べましたが、8月はトルコのお客様メインのクルーズです。また現在は1割程がイランからのお客様で、館内放送が、英語→トルコ語→ペルシャ語で流れるという中々シュールなシチュエーションです。
私の方はというと、おかげ様で少しずつトルコ語で1から5まで言えるようになりました。笑
(1,2,3,4,5→ビル、イキ、ウチュ、ドルトゥ、ベシュ)
さて、本日は私の考えについて。
私が客船で働くと決めた一つの理由に、「海外と日本の違い、また良い所・悪い所は何なのかを知りたい」という理由がありました。
私は何故かずっと心の中に「日本と海外の違いを知り、それを自分の中で深め、まとめることで、日本の役に立つヒントにしたい」という気持ちがあります。
海外にいると、日本と海外各国の良い所も悪い所もたくさん見つかります。
そこで強く感じるのは、「本来は右も左もないよな」ということです。
世の中には右翼、左翼という言葉があり、どちらかに偏って物事を見る人達がいます。
しかし、今海外で暮らすうちにどちらかに偏って物事を見るのはもったいないことだと感じています。
私も昔は「だから日本の〇〇はダメなんだ」とか少し偏った目線で物事を見てしまいがちでした。
しかしそうした考え方をすると、そこで思考が止まりがちです。あまり良い事はありません。
世の中には良い点、悪い点があるのが当たり前です。しかし、世の中では悪い点を隠して良い点を誇張したり、良い点を知っているのにそこを隠して悪い点を無駄に大きく批判する。そうした動きが世の中を歪ませている側面があるのだなということを感じます。
世の中の人々が(私を含めて)、もっと大きくて広い視点で世の中を見つめられる様になれば、世の中が良くなるのではないかと思います。
そこで私は、自分の意見というものは常に持ちながらも、「これは良くて、これは良くない。だからこの良い点はもっと良くなるように、この良くない点は改善できる様に」という様に、もっと平らな物事の見方が出来る様になれるようになりたいと思います。
それでは。