開拓日記

2017年4月より開始した、”開拓日記”のブログです。

教える時は、紐付く様に教えよう

【二十四節気:清明(せいめい):4/4~4/19頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:鴻雁北(こうがんかえる):4/9~4/13頃】
ツバメとは反対に、冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていく頃。雁は「かり」とも読み、「鴈」と書くこともあります。「カリカリ」という鳴き声が名前の由来とも言われている。

おはようございます。
本日から七十二候の暦が変わり、次候の鴻雁北(こうがんかえる)へ。
雁はカナダ・アラスカ州・シベリア東部などに生息するいわゆる渡り鳥。
江戸時代は全国どこでも見られたそうですが、明治時代入り禁猟が解禁されると雁は乱獲の目に遭い数は激減。
現在は日本でも数えられる程の地域しか見られなくなってしまいました。

私の会社では5人の新卒の方が入り、雰囲気はフレッシュになりました。
私の職場に入った新卒の方は3人です。

現在私は夕食のサービス(プレゼン)が仕事内容に組み込まれています。
そこで1人の新人さんがいるので、色々と教えることになります。
例えば、食事で出されるもののプレゼンテーションの方法から、現在揃えているドリンクや食材がどこからきたものなのか、どのようなストーリーがあるのか等、色々知っておく必要のある基礎的な知識があります。

私の場合は、ただそのことについて暗記となる形で教えるだけでなく、その覚えた知識が段々と紐づいて広がりを持っていくような覚え方になってもらう様に教えるようにしています。

例えば昨日であれば、現在新潟の取り扱っている3つのワイナリーのワインのテイスティングコースのプレゼンのポイントを教える機会がありました。
そういう時はただ1つ1つのワインの名前やエリアを教えるだけではなく、その3つのワインの共通項や背景を伝える様にしていきました。
この場合、3つのワインの共通項は全て新潟市の角田浜というエリアで作られているワインで、実はそのうち1つのワイナリーがそのエリアのパイオニアで、その他の2本のワインは実はそのパイオニアのお弟子さんだった・・。
といった具合です。

この様に3つのワイナリーを1つずつ教えるのではなく、共通項を持たせて紐付けてあげることで、知識は広がりを作りやすくすることが出来ますし、自分次第で深めていくことも可能です。
この”暗記”と”紐付け”で得た知識の違いは、お客様の前でお話をする時の引き出しの違いとなります。
お客様側からしてみても、ただ1本のワインの説明を聞くよりも、3本が紐付いた方が興味を持ちやすく、自然と頭の中に入りやすくなるかと思います。

また、昨日の様に自分が人に何かを教えることで、自分がどの様にしてその知識を得てきたのかというプロセスを思い出すことが出来ます。

そのプロセスの確認は次に自分が新しい知識を得る必要が出てきた際に、どの様にすればより楽しく、早く、広がりを持って学べるかのヒントとなります。

やはり学ぶだけでなく、その学んだことは人に教えることが大切ですね。

実は教える側の方が得られるものが大きいのかもしれない、そんなことを感じた昨日でした。

それでは。

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人を幸せにする人

【二十四節気:清明(せいめい):4/4~4/19頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:玄鳥至(つばめきたる):4/4~4/8頃】
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表している。

こんばんは。

今日の仕事終わり、車のある第3駐車場へ向かいました。
この駐車場は旅館の建物から一番離れており、駐車場付近まで歩くと真っ暗です。
そこでふと上を見上げると満天の星空が!
いやー感動しました。
今まで正直星を見ても、凄いなと〜くらいであまり感動しなかったのに。
最近感性が少し豊かになっている様です。笑

今日の朝、久しぶりにキヨシさんとその奥さん(通称お母さん)に会いました。
キヨシさんとは、私が今住まわせてもらっているロッヂのオーナーさんです(先日のブログにキヨシさんのことを書いてあります)。
最後に会ったのは4月2日の夜でしたので、会うのは約1週間ぶり。間に上海旅行と実家の帰省を挟んでいました。
私は2人の顔を見た瞬間、私はとても嬉しくなりました。

いつもの席に腰掛けると、お母さんはいつも通りお茶を入れてくれました。
京都から取り寄せているこだわりの茶葉。
いつも急須に入れ過ぎな程茶葉を入れるので、そこが見えない程、色が濃い。笑
その濃さが堪りません。
そして、少しだけ座って会話をしました。
上海へ行った話、実家へ帰った話、ビニールハウスを立て始めた話、ロッヂが冬季営業を終了して本格的に作物を育て始めた話など。
会わなかった1週間でだいぶ大きな変化が起きています。

そしてキヨシさんはくだらない話をして私を笑わせてきます。
もっと話をしていたかったけれど、もう出勤時間です。

この時間を過ごせるのも一旦あと数日かと思うと凄く寂しさが込み上げてきます。
私はどれだけこの二人が好きなのでしょうか。

キヨシさんもお母さんも、人を幸せな気持ちにする力を持っている。
そんな気がしてならないのです。

私もせっかく生きるのであれば、人を幸せにする人でありたい。
ちょっとくさいけれど、そんなことを感じたひとときでした。

キヨシさん、お母さん、ありがとう!

それでは。

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車とバッテリー

【二十四節気:清明(せいめい):4/4~4/19頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:玄鳥至(つばめきたる):4/4~4/8頃】
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表している。

こんにちは。
連休が終わり、今日から出勤です。
いよいよ南魚沼を去るカウントダウンが始まりました。
とても寂しい感情が湧いてきます。

本日、越後湯沢駅にずっと置きっ放しにしていた車のバッテリーが上がりました。
原因は後部ドアの半ドア。うっかりしていました。
さて、出勤時間が近づいている。どうする自分。こういう時はJAFなのだろうか?
いや、JAFはお金がかかり過ぎる。じゃあなんだ?
そこで思い出したのは保険会社。
そうだ、保険会社に入っているじゃないか。

という訳で保険会社に電話。
そうしたら、1回目であれば無料で対応してくれるとのこと。
30分程でロードサービスが到着しました。
到着すると、ジャンピングという外部の電力を利用する方法で一瞬で復活しました。
来ていただいた方に感謝を告げて、一件落着。

自動車保険に入っていて良かったと思ったひとときでした。

私はふと思いました。
「あれ、車のバッテリーは何故必要なのだろうか?」と。
少し調べてみました。

車におけるバッテリーとは、電気を保存しておく事ができる装置のこと。
自動車になくてはならない装置で、これが無いと走行することはできないのです。

主なバッテリーの役割は2つ。
1つ目はエンジンの始動です。
自動車のキーをひねってONにしたとき、バッテリーから電流がセルモーターに流れることでエンジンは始動します。クルマにおいてもっとも電力を使うのは、このエンジンスタート時であり、この時にバッテリーが不可欠となります。

2つ目は車内機器の電源としてです。
車のライト・ランプやカーナビ、エアコンなど電装品の電源として使われています。
エンジン停止時には、すべての電力供給をバッテリーが行っています。

車は当然、「エンジンとガソリン」だけでは走ることができません。現代の自動車はエンジンの回転数やガソリンの噴射量まで、コンピューターが管理しているのです。
自動車にはたくさんの電子部品があります。そこには電気がないと動き出さないのは分かりますよね。
だからバッテリーが不可欠なのです。

現代は車の仕組みを知らなくても操作方法を知っていれば動かすことが出来ますよね。
しかしいざというトラブルの時に自動車の仕組みを知っていれば、より問題解決がスムーズになるかもしれません。
そんなことを感じた出来事でした。

何事も根本から理解をすることが出来れば、その物事をより楽しく、深く理解をすることが出来ますね。
という訳で常に根本的な問いを続けていこうと思います。

それでは。

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超紫外線的体験から、私は何を活かすのか

【二十四節気:清明(せいめい):3/20~4/3頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:玄鳥至(つばめきたる):4/4~4/8頃】
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表している。

こんにちは。
Ultravioletでのディナーから2日が経ちました。
私は今もその楽しかった感じが忘れられません。
何故あそこまで楽しいと思わせてくれたのか、一晩7万円でも価格相応以上だと感じさせてくれたのか。

今日の会社のFacebookを覗いてみると、会社の社内旅行についての投稿が。
そこには、”「Ultraviolet」で学んだことを私たちなりに変化させて、さらに新潟・魚沼を楽しんでいただける様、頑張っていきます!”
とありました。

この体験をどの様に活かして行くのか、もう一度考えてみたいと思います。

まず、私がやる必要があると考えたのは、

”私達なりに変化をさせる”。
この言葉を分解してみると、”Ultravioletで提供している素晴らしい点を参考に、私達も違う形で提供をすること”
になるかと思います。

それではまず、Ultravioletの素晴らしかった点を挙げてみます。

・予想外が溢れていて、360度からやってくる
・ストーリーが凄く作り込まれている
・目に見て楽しい、触って楽しい、聞いて楽しい、味が楽しい、香って楽しい
・料理と飲み物の関係だけでなく、あらゆるものを五感とリンクさせて料理とのペアリングをしてくれる
・決して劇の様なステージと観客の距離感ではなく、むしろ親近感を湧かせてくれるコンテンツの数々
・最先端技術を駆使しながらも、”心”が伝わってくる

それぞれで見ていきます。
・予想外が溢れていて、360度からやってくる
Ultravioletで体感したものは、予想外がたくさん。”あれ、ここから出てくるの?!””これにこの組み合わせなの?””机に照らし出してくれるの?””これ、食べられるの?””ここから出て来たかあ〜”みたいな仕掛けがたくさんありました。

・ストーリーが凄く作り込まれている
Ultravioletのコースのメニュー数はかなり多めでした。
決して数で勝負ではなく、それぞれを最大限に楽しんでもらう為にストーリーの作り込み、スタッフの動きがとても洗練されていました。

・目に見て楽しい、触って楽しい、聞いて楽しい、味が楽しい、香って楽しい
上記の”楽しい”は全て五感のものです。
見て楽しいと言っても、それは映像だったり、スタッフのパフォーマンスだったり、料理の美しさ・面白さだったり。
見て楽しいといっても色々な楽しませ方があることが分かります。
そして触って楽しい。
料理を舌で触る時の感触もたくさん。それはパチパチしている時、カリッとしている時、パリッとしている時、アワアワしているかも知れません。
聞いて楽しい。
どの料理の時もそのコースにあった曲が流れてきます。
それが気分を高揚させたり、ちょっと予測の付かない気分にさせたり、感情へのアプローチに最大限使用されています。
味が楽しい。
その数十種類の料理達の味も変化に富んでいました。
五味は甘い・辛い・酸い・苦い・塩辛いの5種類ですが、それらを最大限に活用して、組み合わせて、体感したことのない味を数多く提供してくれました。こんなに知らなかった味ってあるのか!
そんなことを感じました。
香って楽しい
Ultravioletは嗅覚へのアプローチの仕方も面白いです。
嗅覚へのアプローチも上下左右360度3Dに活用をしていました。

・料理と飲み物の関係だけでなく、あらゆるものを五感とリンクさせて料理とのペアリングをしてくれる
通常、お料理のペアリングは純粋に食べ物と飲み物の組み合わせを楽しむものです。
しかしUltravioletではそのペアリングの範疇を明らかに超えてきます。
それは音楽もそうですし、空間の香り、映像の活用、空間の雰囲気、料理の形などフルに活用して提供をしてきます。
そうか、ペアリングってもっと広く考えてもいいのだな。
そういうことを感じました。

・決して劇の様なステージと観客の距離感ではなく、むしろ親近感を湧かせてくれるコンテンツの数々
エンターテイメント型レストランと聞くと、ミュージカルの様なステージと観客の距離感を想像するかもしれません。
ですがUltravioletではむしろ逆。スタッフの方はとにかく親近感があり、休憩時間中は会話を楽しめますし、質問にも答えてくれる。
そして・バックグラウンド(キッチン内)を活用したものがコンテンツにあるなど、むしろ距離感を縮めてくれる仕組みがたくさんありました。
もうこれで私たちはUltravioletを更に好きになってしまう訳です。

・最先端技術を駆使しながらも、”心”が伝わってくる
Ultravioletはぱっと見の派手さから、最先端技術を駆使したレストランという印象を強く受けるかもしれません。
しかしUltravioletがとても大切にしていたのは、”心”です。
何故なら、スタッフからは”心から楽しんでもらいたい”という気持ちが感じられましたし、あそこまで親近感もセットで提供をしようということはその”心”がなければ出来ません。
私はUltravioletにとってそうした先端技術の駆使はとても重要なものだと捉えていますが、その技術も”心”がないと素晴らしいものにはならないということを理解しているのではないかと感じました。

そして私たちはこれをどう活かすのか。
私は上記に連ねたこと一つ一つをヒントに変換を行って行こうと思います。

一つだけ変換のヒントを。
Ultravioletは技術を駆使したもので五感にアプローチ、
私達は自然を使って五感にアプローチをすることができる。
食という共通点はあれど、五感のアプローチの仕方に関しては対極の関係かもしれませんね。

さあ、とても面白くなってまいりました。
自分だったらどうするのか?
常に自分ごととして捉えることが、仕事の充実、人生の充実に繋がっていくと思います。

それでは。

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超紫外線的体験

【二十四節気:清明(せいめい):3/20~4/3頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:玄鳥至(つばめきたる):4/4~4/8頃】
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表している。

おはようございます。
昨日の夜は社員旅行最後の夜であり、メインイベントであるUltraviolet by Paul Pairetというレストランでディナーをしました。
こちらのレストランは超体験型のレストラン。Asia Best Restaurant 50にランクインし、ミシュラン3つ星を持つレストランです。

特徴は何と言ってもエンターテイメント性の高さ。
レストランの住所は明かされておらず、指定された時間内に集合場所に集まります。
集合をしたら住所不定の所で車を降ろされ、食事の前から食事は始まっています。
ディナーのみの1日10人限定。10人掛けの席は360度プロジェクションマッピングに囲まれています。

食事中は常にエンターテイメントが散りばめられています。
様々な形で五感を刺激して、それを組み合わせて私達に提供をしてくれます。
実際に体感しての感想は「ただただ、楽しかった!」この一言に尽きます。

どんなことを感じたのか、箇条書きにしてみました。
・予想外が溢れている
・360度からやってくる
・五感における初めての感覚が多かった
・料理と飲み物の関係だけでなく、あらゆるものを五感とリンクさせて料理とのペアリングをしてくれる。
・決して劇の様なステージと観客の距離感ではなく、むしろ親近感を湧かせてくれるコンテンツの数々

私は正直、こうした類のものはあまり興味のないタイプの人間です。
プロジェクションマッピングやイルミネーションには興味がなし。更にディズニーランドの雰囲気はとても苦手です。
私は人工的で機械っぽい作られた雰囲気があまり好きではありませんでした。

しかしUltravioletに対しては純粋に楽しい!という感情が込み上げてきました。

何故あれだけ現代的でデジタルなのに、とても心が躍ったのだろうと考えました。

そこで分かったのは、その駆使された先進的な技術の裏にとにかく心が感じられるということ。
要所要所で出てくるスタッフの皆さんとコンテンツの一つ一つが、とにかく人を楽しませたいという気持ちに溢れていいました。
どうやら一つ一つのコンテンツを突き詰めると感動が生まれることが分かります。

本気で人をハッピーにさせる体験がここにありました。
とにかく考えさせられることばかりでした。

超紫外線的体験を提供してくれた皆さんに、ただただスタンディングオベーション。

まだまだできることがたくさんあるじゃないか。
もっと身の回り(近く、遠くを含めて)を見渡そう。
そしてそれをもっと突き詰めよう。
私はこのexperienceを通じて様々なメッセージを受け取りました。

本当に上海に来て良かった。素晴らしい体験をありがとう!

それでは。

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超有次活用的共有自転車 in Shanghai

【二十四節気:清明(せいめい):3/20~4/3頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:玄鳥至(つばめきたる):4/4~4/8頃】
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表している。

おはようございます。
本日は上海滞在2日目にして最終日。日を跨いだ1:05のフライトで帰国の途につきます。
会社の社員旅行のメインコンテンツは食ですが、私は密かに体感したかったものがありました。
それはシェアリングエコノミーです。

シェアリングエコノミーとはなんでしょうか。
物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組みのことです。
現在では自動車を個人や会社で共有するカーシェアリングをはじめ、ソーシャルメディアを活用して、個人間の貸し借りを仲介するさまざまなシェアリングサービスが登場しています。

実は中国もシェアリングエコノミーが急速に生活に根付いて来ている国の一つです。

私は前職がまさにシェアリングエコノミーのサービスを展開している会社ですので、実際に体感してみることにしました。
今回体感したのは、シェア自転車サービスのmobikeと配車アプリの滴滴(ディディ)です。

今回はシェア自転車サービスのお話を。
中国シェア自転車サービスの特長は、自由に乗り捨てができることです。

実際に使用する流れを見ていきましょう。

《準備》
・アプリをダウンロード・アカウント登録をする
・支払い方法を設定する

《解錠する》
・アプリ上のマップで自転車を探す(上海の場合は至る所に置いてある)
・地図上のアプリに表示されている、”unlock(アンロック)”という部分をクリック
・カメラ画面が表示されるので、自転車のカゴ近くにあるQRコードをスキャン
・QRコードを認識すれば、ロックが自動解除される(とても驚く)

《実際に乗る》
・実際に乗り始めることができるので、乗る

《終了する》
・マップを見て、駐輪禁止表示のある所以外に停める
・自転車の鍵を施錠すると
・ピピッという音がなり、終わる。

といった具合です。
一度慣れてしまえば後は簡単。次回以降は自転車を見つけて乗ればいいだけです。

私がmobikeを使って驚いたのは以下の点です。

・価格は15分8円。
・本当に至る所に自転車が置いてある
・結構歳をとったおばちゃんも平然と使っている
・本当に道行く人が使っている
・学校の前に大量に置いてある(恐らく通学用に使っていると思われる)
・本当に気軽に使えるので、短い距離の移動に大変便利(例えば、駅から降りて目的地まで歩いたとして、帰りは自転車で駅まで自転車で帰ることができる)
・ハイエースの様な車に自転車を積み下ろしを繰り返し、自転車の数調整をしている。
・自転車禁止の道の周辺には、自転車の進入を見張る警備員が至る所にいる。

また、問題点もあります。

・歩道を遮る形で置いてあることも少なくない
・至る所に置いてあり、景観的にはそこまで良くはない
・車道でバイクや車と一緒に並走するイメージなので、安全面に気をつける必要がある

上記の様な具合です。

日本でシェアサイクルの普及はあるのでしょうか。
現時点で東京などの大都市だと難しいと感じます。
何故なら、上海の様に歩道の至る所に自転車を置くスペースがなく、第一にそうした置き方は自治体が許さないと思われます。
現段階で、東京で見掛けるシェアサイクルはスタンド付きの自転車用の駐輪場に設置されているイメージなので、乗り捨ては出来るけれどもスタンドに戻さなければなりません。
スタンドもそこまでたくさんではないので、気軽さという点ではかなり劣ります。

別に無理して探してまで使おうとはならない様に思います。
だからといって、至る所に乱雑に自転車が散りばめられていたら確実に景観は損なわれます。
シェアサイクルは、圧倒的な気軽さが第一条件だと思います。
よって東京では普及が難しいのではないかと感じました。

しかし私としては大満足、とても新しい体験でした。
これからもこうした新たなサービスの傾向については知って行きたいと思います。

皆さんも中国の都市部へ来たらぜひ使って見て下さい。

それでは。

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上海のミシュラン星付きレストラン達

【二十四節気:清明(せいめい):3/20~4/3頃】
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語。
花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃。

【七十二候:玄鳥至(つばめきたる):4/4~4/8頃】
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表している。

こんにちは。
上海にいる間はgoogle(私の使っているブログサイトはgoogle系)が使えない為、ブログの更新が出来ませんでした。

さて、今日から社員旅行。早朝に上海へ到着しました。
本日はランチとディナーは参加メンバーでいただきます。

ランチのレストランは過去にミシュランの一つ星を獲得しているレストラン。
旬の食材(野菜)を中心に構成しているメニューを出しています。

ディナーのレストランは今年のアジアベストレストランでは30位、ミシュランでは二つ星を獲得しているレストランです。
こちらのレストランの特長は、中国の精進料理をベースにお料理を出しています。
こちらでは肉、魚など動物性食品の使われていないものをいただきました。

会社の他のメンバーの皆さんは、数々のミシュランの星付きやベストレストランにランクインしているお店に足を運んでおりますが、私はあまり足を運んだことがありません。
なのであまり味の評論について生意気なことは言えませんが、どれもとても美味しく、そして面白く、味覚や食感ともに初めての感触を覚えたものが多くありました。
例えば、

「ああ、こういう料理があるのか」
「このタイミングでこういうものを出すのだな」
「この料理とこの飲み物は結構合うのだな」
「英語で説明する時は、こうやって説明すればいいのか」
「この人の笑顔は本当に自然で素敵だな」
「紹興酒の20年ものはこんなにまろやかなのか」
「同じ紹興酒でも普通のグラスコップで飲むのとワイングラスで飲むのとこんなに広がりが違うのか」
「やっぱり温度って大切だな」
「目にも楽しい、持って楽しい、組み合わせて楽しい。楽しいにも色々なプロセスを経た楽しいがあるな」

といった具合です。
出てくる一皿一皿に対して色々な感情を抱くことができます。
作り手が一皿に込めた想いの量は、食べ手側のがその料理に対する感じる量にも比例するかと思います。

まだまだ料理のことは知らない私にとって出来ることは、ひたすらその一皿一皿に集中をすること。
そこで働く人達から得ようとすること、そこで感じたことをアウトプットすることです。

食に関してはここを繰り返して、知見を深め、感覚を磨いていきたいと思います。

それでは。

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やりたいこと、やれていますね

【二十四節気:春分(しゅんぶん):3/20~4/3頃】
春分(しゅんぶん)は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていく。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもある。

【七十二候:雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす):3/30~4/3頃】
春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃。季節の変わり目であり大気が不安定であることから、雪や雹を降らせることもある。

おはようございます。
本日から6日まで、私の職場は休館日。よってOFFです。
本日深夜から上海へ飛び立ちます。

本日は自分のことについて。

私が今、仕事を通じてやりたいと思っていることは「人々の消費の変化に関わること」です。
何故なら、人々の消費を変えれば、世の中が健全な方向に進むからです。

例えば食品。消費者が体に悪い食品を選ばなければ、体に悪い食品を作るメーカーは淘汰されていきます。そうしたら無駄な医療費が下がるかもしれません。
例えば衣類。消費者がファストファッションに代表される安価で大量生産の商品を選ばなければ、自然といいものを作る会社が増えていきます。
資源を大量消費する必要がなくなるので、東南アジアの工場の疲弊的な労働が減るかもしれません。
例えば洗剤。消費者が天然由来の原料100%の洗剤を選べば、大手消費財メーカーの洗剤はその分売れなくなります。
その分水を汚すリスクが減り、海や川の生物達の負担が減るかもしれません。

つまり消費を変えることは、不必要な病気や環境の負担が減り、更に人々の心が豊かにする可能性を持っていると思うのです。

そして大学生の頃、私はいくつかやってみたいと思う仕事がありました。

私は大学生の頃、就活の時期にホテルマンになることも少し考えていました。
きっかけはザ・リッツ・カールトン・ホテルの日本支社長だった高野 進さんという方の著書「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」という本を読んでから。
その時に、「ああ、これはかっこいい仕事だな」と感じたのです。

そこで国内や外資系の有名ホテルの説明会に足を運んだり、選考を受けたりもしました。
結局その道へは進みませんでしたが、「いつか、少しだけでも体験してみたいな」そんな気持ちはありました。

また、私は大学生の頃から観光業にも興味を持っていました。
何故旅館が衰退しているのか、何がいけなかったのか、これから復活できる方法があるのかと勝手に考えることが好きでした。
「観光業にも携わってみたいな」そんな気持ちも片隅にありました。

また、大学の学部がスポーツ健康学部でしたので、人々の健康に興味がありました。
当時の私は「どの世代も定期的な運動習慣があれば、医療費は自然と下がっていく」という考えを持っており、フィットネスクラブへの就職も考えていました。
しかし色々な大手企業を見て回りながら、生意気にも「ああ、あまりお客様を健康にする気がない人が多いのだな」と感じてその道へ行くこともやめました。
ちなみに、今の私の健康観は定期的な運動と食事がプラスされています。

よくよく考えてみると、今私が就いている仕事は今私がやりたいこと、大学生時代にやってみたかったこと、全てが出来る仕事なのです。

具体的な事業内容は、ライフスタイル雑誌の出版、自社のオーガニック食品販売、自社で経営している旅館、各地の観光コンサルティングなどです。
私の考えだと、自社の事業内容は「人々の消費の変化に関わること」に繋がっています。

つまり環境は整っているのです。

じゃあ今何をすればいいのか。
それは今の仕事に対して結果を出し続けること。
社内で欠かせない人間になり、社外からも引く手数多になりたいと考えています。

だからこそ繰り返しになりますが、長期的目線と今に集中することが大切なのだと思います。
今年は間違いなく社内が激しく動く年。

久しぶりの長期休暇ですので、上海ではインスピレーションをたっぷりと浮かばせて、そのあとはリフレッシュに努めたいと思います。
それでは。

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入社式

【二十四節気:春分(しゅんぶん):3/20~4/3頃】
春分(しゅんぶん)は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていく。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもある。

【七十二候:雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす):3/30~4/3頃】
春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃。季節の変わり目であり大気が不安定であることから、雪や雹を降らせることもある。

こんばんは。
遂に今日から4月。私の会社は今日が入社式。
とても新鮮な空気が流れていていいなと感じました。

入社式のコンテンツには、社長の話が含まれていました。時間にして約3時間。
私は社長の話が聞ける時間が毎回楽しみでなりません。今回もノート片手に臨みましたが、自分の社内における役割とは何なのかという再確認、自分の進む方向がどこなのか、そして新しいアイデアや着想がたくさん湧く場となりました。

話を聞いて、自分の感じたことやアイデアをノートにとって行くと、その一つ一つの事象が一つの輪になったり、逆に輪にならなかったり。
全てが使えるアイデアになるとは限りませんが、その中で実践に移せるアイデアは大変貴重なものです。

私が素晴らしいなと感じるのは、自分の働いている会社の社長のことを尊敬しており、そして話に対してとても共感をすることです。
今までこんなことはあまりなく、とても不思議な感覚です。

そして何と、私は異動が決定。人生初めての”異動”です。

私は同じ場所にいるよりも点々とした方が性に合うタイプの気がしているので、それは良しです。
これからの予測の付かない展開がとても楽しみでもあります。

今の私は、組織の中で必要不可欠な”個”であることを目指しながらも自分がどこに進むのかを常に内省を繰り返し、また実践を通じて行きたいと考えています。

今年は会社にとっても、私にとっても激動の年になりそうです。
何だかカオスの中に身を投じたい気分です。それが自分の糧になりそうな気がしてなりません。

とにかく、楽しみです。

明日の夜からは社員旅行で上海へ行きます
1泊3日という弾丸旅行。ギリシャ以来の海外。
充実した一週間のなりそうです。

それでは。

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送別会

【二十四節気:春分(しゅんぶん):3/20~4/3頃】
春分(しゅんぶん)は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていく。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもある。

【七十二候:雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす):3/30~4/3頃】
春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃。季節の変わり目であり大気が不安定であることから、雪や雹を降らせることもある。

おはようございます。
昨日は前職でお世話になった方の送別会へ行きました。

前職は私が大学生の頃からインターンとして働き、新卒で入社をして計2年間お世話になった会社です。
インターンとして入った当時は社員数が5人でしたが、何と今は50人までに増えておりとても驚きました。

社外の方が誰か来るのかと思いきや、社外はまさかの私だけ。笑
ですがとても暖かく接していただきました。

退職以来お会いしていない方とお会いできましたし、また初めてお会いする社員の方ともお話を楽しむことができました。
そして何より、社内の雰囲気の良さが伝わる素敵な会でした。

そのお世話になった方とは、私がインターン時代からご一緒しており、退職するまでその方の下で働いていました。
仕事の面では新卒入りたての若造の提言を受け入れて実際に形にするサポートをしていただいたり、普段ではできない経験をさせていただいたり、見知らぬ方々との接点を持たせていただいたり。

そして私の目線を海外に向けたのもその方の影響です。

今の私があるのもその方のお陰だと強く感じています。とても感謝をしています。

そこで感じたことは、一期一会を大切にしようということです。
前職では毎日が目まぐるしく物事が動く環境にいながらも、自分なりに目の前のことに食らいつく意識でやってきました。
その中で得られた結果がありますし、失敗してきたこともありました。
当時は苦しくても、現在からその時を振り返るととても有意義な時間であったと感じます。

イチロー選手もMLBのインタビューで言っていました。
”恐らく良い思い出で、一番良い思い出が出来るのは、僕が野球をやめた後ではないかと思います。今は昨日できなかったことが一番悔しい思い出として残っています。”

イチロー選手と比較するのはおこがましいことですが、この感覚に近いなと感じました。

今楽をしてしまうのか、今苦しさも楽しさもごちゃ混ぜで未来にいい思い出として残すのか。
どちらを選択するかは自分次第です。

私の場合、まだまだやれる。いや、もっとやらねば!
そんなことを感じた1日でした。

スペースマーケットの皆さん、ありがとうございました。

それでは。

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