英語で交渉→日本の英語教育について考える

おはようございます。本日はラブリオン港に到着しました。

本日は血液の検査について。
今日は午前中に病院(医療研究所)に行って来ました。目的は以前から話をしていた血液検査をする為です。
目的はIgE,IgG検査にかかる費用について尋ねることです。

こちらに訪問をする前からメールでやり取りをしており、私の意志をあらかじめ伝えておきました。
まず施設へ行くと、メールの返信をしてくれていた担当の方にお会いし、話をしました。

私は”私の最優先事項はIgGテストです。何故なら遅延性のフードアレルギーが皮膚に関係している可能性があるから。ですが即時性のアレルゲンの可能性も重ねて受けたいのでIgEテストを受けたい”といった旨を伝えました。

そうすると、先方から”分かった。ただ、IgGのテストは高いけれど、大丈夫?まずはIgEの様な即時性のアレルゲンを調べた方がいいと思うわ。そこに大きな原因があるかもしれないし。その結果を参考にして、IgGのテストを受けた方が私達も提案の幅が広がるし、どう?”
という提案をしてくれました。
更にその血液検査のHPを私に見せながら、丁寧に説明をしてくれました。

私はその意見を聞いて、確かに物凄く急いではいないので、その選択肢の方がいいかもな”と思い、同意をしました。

流れとしては私が先方の連絡を待ち、必要なものと費用を改めて教えてもらい、その後に血液検査という流れになりそうです。

メールでやり取りはしていましたが、突然の訪問にも関わらず、丁寧な対応、更には別の選択肢の提案までして頂きました。
とても感謝しております。

また、英語の学びという観点からもとてもいい練習になりました。何故なら、下記の過程があったからです。

①自分の意志を伝える
②相手があまり理解をしていない
③更に深く掘り下げて自分の意志を伝える
④少し難しい話であるので、電話で血液検査について詳しい人と話をしてまた自分の意志を伝える
⑤相手が理解をする
⑥相手側からの新たな選択肢の提案を受ける
⑦その提案に納得をする
⑧次の流れについて話をして、お互いに理解をする

医療の専門的な話を英語で話するのは初めて、伝わるのかが心配でした。
しかし意外とスムーズに意思疎通を取ることができることが分かり、自信になりました。

こうした場面で大切なのは英語が上手いか、ではなく”いかにして自分の意志を伝え、相手の話を理解するのか”だと思います。その目標を達成する為に、話す、聞く、読む、書く力を向上する力があり、結果的に”英語が上手い”という状態になるのではないでしょうか。

更に今回のやり取りから感じたのは、日本の英語教育は形に囚われ過ぎて、インプット偏重、全く実践的ではないことが問題だということです。
もっとアウトプットの割合を増やし、まずは最低限の実践的な英語を身に付けることにターゲットを絞るべきです。
その為の文法であり、単語であり、聞き取りであり、読解であり、発音であり、会話であるということ。

そこから人それぞれの英語に対するゴールを目指して個人が頑張ればいい。
最低限の実践的な土台を築くのが日本の英語教育のまずは目指す所なのではないかと思いました。

文法はある程度のインプットをしたら、後は実践を通じて間違えながら伝わるように覚えればいい。もし完璧な文法を覚えたいなら、ある程度伝わる様になってから文法書で覚えればいい。

発音を気にし過ぎても仕方ない。まずは伝わる発音から。

リスニング、会話は実践を重ねながら、自分の目的に合わせた勉強をここで行う。

読解で選択肢を選んで正解しても話せる様にはならない。ただ文章を読むことは単語、文法のみならず土台を築く大きな一助になる。

これが私のイメージです。

それでは。