カッコ悪いタイムスリップおじさん

【二十四節気:立夏(りっか):5/5~5/19頃】
この日から立秋の前日までが暦の上では夏となります。新緑に彩られ、さわやかな晴天が続く頃です。ちょうどゴールデンウィークの時期にあたり、レジャーに出かけるにもよい気候。

【七十二候:蚯蚓出(みみずいずる):5/10~5/14頃】
冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃。他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、ミミズはマイペースに活動を始め、土を肥やしてくれる影の努力家。

おはようございます。
本日は休日です。最近交感神経優位すぎるので、今日は緩く行こうと思います。

本日は簡単にお客様のお話を。
私の働いている旅館には、昭和にタイムスリップした様なお客様がたくさんいらっしゃいます。
特にこれ!という特長はないのですが、何だか見た目と思考がタイムスリップしているのです。

タバコを吸う場所を減らしたと言ったら、”それじゃあ旅館として厳しくないかい”と言ってみたり、
フロントの閉まる時間が早いと感じたらしく、”これが働き改革なのかい?”と皮肉っぽく言われたり、
新卒ばりにネクタイの締まり方がゆるゆるで、物凄いお腹が出ていたり、
コンパニオンと物凄い酒の量を・・言った具合です。
を頼んだりと言った具合です。

もちろん、私達にとっては売り上げをいただくことになりますし、お客様であるから感謝をするべきであります。
しかし、あまりにもカッコ悪すぎる。

しかし、これは割と大きな企業の上の人達であったりします。
こう言う姿を見て、あまり社員が楽しそうに働いている姿をイメージできません。若手に気ばかり遣わせていそうだし、何だかんだいいイメージが湧いて来ないのです。
私であれば、経費で賄うその一瞬の快楽を、社員の人々に還元した方がよっぽどいいのではないかと感じます。
もう接待という言葉は旧い。

別に私達に直接関係はありませんが、世の中まだまだこんな感じの企業が溢れていると思うと、それはそれで問題です。

これも一種の”空白の20年”の正体なのではないかと思いました。
企業の上に立つなら、自分のことだけでなく、もっと本気で社員の人達の幸せを考えた方がいい。
気遣い、忖度で溢れている社内に前進はない。

”最近の若者は。。”言われる分には大いに結構。私も恐らく若者に分類される側ですが、実際にだらしない若者は多い(次回の意を込めて)。

しかし、私達も一部のおじさん達に感じていることは同じです。
”いつまで数十年前を生きているのだ”と。

つまり、いつの世代もだらしがない人がいて、凄くかっこいい人もいる。
年齢ではなく、人間性の問題です。

そんな”秩序のない上司にドロップキック”。
反面教師おじさん達を横目に、まともな世の中にしていきたいと思う今日この頃でした。

それでは。