浅間温泉の掲示物、下浅間薬師堂の由来

あれ、凄く面白い浅間温泉

【二十四節気:立夏(りっか):5/5~5/19頃】
この日から立秋の前日までが暦の上では夏となります。新緑に彩られ、さわやかな晴天が続く頃です。ちょうどゴールデンウィークの時期にあたり、レジャーに出かけるにもよい気候。

【七十二候:竹笋生(たけのこしょうず):5/15~5/19頃】
たけのこがひょっこり顔を出す頃。伸びすぎないうちに収穫しなければ、美味しいたけのこは味わえません。種類によって収穫期は異なるので、三月から六月頃まで収穫できます。

こんばんは。
本日は勤務時間中に中抜けをして、浅間温泉のお散歩ツアーに参加してきました。
このツアーは松本市が主催?しているのかは分かりませんが、参加をしてきました。

下記がイベントの概要です。

”浅間温泉編では、日本書紀に「~信濃に遣わして行官を造らしむ 束の間の温泉に~」と記されているほど古くから歴史のある温泉街を歩き、松本城を築造した石川数正が作った浅間御殿湯(現在の枇杷の湯)などを巡りながら歴史をたどるツアーをお楽しみください。”

内容は浅間温泉エリアですが、かなり時間をかけて巡るので3時間程度の所要時間となりました。

感想から言うと、”とても面白かった”です。

浅間温泉は1300年程の歴史のある温泉郷。

実は松本城を築城した石川数正さんが御殿湯(別荘にあたる)を作ったり、ほとんどの旅館が養蚕業をかねていたこと、県下初の交通事故が起きた場所があったり、松本市長さんが住んでらっしゃった邸宅があったり等々・・・。

もう掘り返せばいくらでも面白いネタが出てくる訳です。

そこで改めて感じたのは、どのエリアも歴史があって、それを噛み砕いて分かりやすく伝えてあげれば十分魅力的なコンテンツになること。
その地をよく知る人から話を聞きながら実際に見て周ることは、初めての方々にはとても面白い体験となります。
つまり面白いものを”編集”して、面白く”伝える(presentation)”することが大切なのですね。

新しいものを作ろう!という気概はもちろん大切ではありますが、まずは今そこにあるものを深く掘り下げて魅力的なものにすることが先決ではないでしょうか。

背伸びすることはない。別にそこまで流行りに乗る必要もない。
まずは今そこにあるお宝を掘り出して、輝かせてあげること。そしてそれの質が高いものであること。
地域を盛り上げるなら、まずはここから始めるべきだと感じました。

それでは。