ギリシャ航海記

2017年にギリシャのクルーズ船会社で勤務していた際の日記。

ありがとう、レンタルバイセコーショップ

こんにちは。本日は朝にギリシャのピレウスへ到着し、夕方にギリシャのシロス島へ到着予定。

本日は昨日あった少し嬉しいお話をします。
昨日は日中ミロス島へ寄港していました。

昨日は珍しく長い休憩時間が取れましたので、少し遠出をすることにしました。
私が選んだのはパレオホリビーチ(Paleochori beach)という所。こちらは港から10km程離れています。
バスで行きたかったのですが、バスは1日に4本しかなく、行き帰りの時間が合わなかった為自転車を借りて行くことに。

私は先週、先々週とそちらの方で自転車を借りました。お店へ行くと、見慣れた顔のお兄さんが。
「いつもの自転車をお願い」というと、「Don’t worry, come with me(心配いらないよ、ついて来て)」と一言。
何が心配いらないのかが全然分かりませんでしたが、続けてお兄さんはこう言いました。
「You are so important customer for us. We want to take of important customer. So you can use it whatever.」と言われました。
なんと本日は無料で使わせてくれる様です。
私は感謝を告げて、身分証明書(クルーカード)だけを預け、パレオホリビーチへ向かいました。

ちなみにパレオホリビーチまでの道のりは登り下りが多く、結果的に片道1時間程掛かりました。
しかしビーチは評判通りの美しさで、ゆったりととてもいい時間を過ごすことが出来ました。

後程お店の人にそのことを話すと”Did you really go by bicycle? If I go to Paleochori by bicycle, I will die.(haha)”と言っていました。
往復で20kmを2時間です。確かにそう言われるのも無理はありません。中々過酷でした。

そしてまたレンタルショップへ帰ってくると、店長さん(だと思われる人)がこう言ってくれました。
“You are so good customer for us. You come here every Sunday. You are so kind. So today this is our present.”

特にkindなことをした覚えはなかったのですが、一つだけ思い当たる節があります。
それは先週このお店に来た際、スタッフの10代くらいの女の子に「自分の名前を漢字で書いて欲しい」と言われたので書いてあげたという一幕がありました。
もしかしたらその事があったからかもしれません。

話が少しそれますが、海外の人に漢字で当て字を書いてあげると、本当に喜んでくれます。

昨日の出来事を通じて感じたのは、「もし商売をするのであれば、人を大切にすることはもちろん、自分自身もいい顧客であることが大切だ」ということです。

私にとって昨日の出来事は、無料にして頂いたのはもちろん、それよりもいい言葉を掛けてくれたことが嬉しかったです。

人を大切にすることは基本中の基本。目の前の人に対して出来ることをしっかりと行う。
私も仕事でそうありたいなと思いました。

また逆も然りで、私がサービスを受ける際はいい顧客でありたいと思います。
もし「しっかりとお金を払ってるんだから、それ相応のサービスをしてくれよ」と言った傲慢な態度であれば、提供側の質も変わって来てしまうはずです。
逆にこちら側もサービスを受ける側として敬意を持った態度で接していれば、相手から学べることが前者よりも大きいと思います。

そしてその受けたサービスは自分自身がサービスを提供する際の思わぬ学びとなることがあります。

ミロのヴィーナスが見つかった島。美しいビーチがたくさんある島。不思議な経験をさせてくれる島。
私にとってミロス島は一番お気に入りの島です。

それでは。

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お酒って大切だ

おはようございます。本日はギリシャのミロス島に到着。
本日は珍しく時間があるので、港から12km離れた、パレオホリビーチに自転車で行ってみようと思います。

本日はお酒の力について。
昨日はいつもお世話になっている方とLINEの電話でお話しをしました。

昨日はサモス島に寄稿しておりましたので、お話のお供はサモス島産の白ワイン。小さなボトルに入って3€です。
私はワインの味を語る程の者ではありませんが、とても美味しく感じました。
しっかりとぶどうの果実の味がして、それでいて結構キレがあるといった感じです。
時々日本で飲む安物の白ワインとは明らかに違う味わいでした。

お話の方はというと、時間にして1時間程だったのですが、もうノンストップでお話しをしました。
あっという間でとても楽しい時間でした。

私がこの時感じたのはお酒をうまく利用することはとても大切だな、と感じました。
何故かというと、会話が終わった後に脳に溜まっていた老廃物がスッキリと飛んで行った感覚があったからです。

もちろん、会話がとても楽しかったということもあると思います。
しかし私の感覚の中では適量のお酒が脳に溜まっていた何かを掃き出していた感覚があったのです。
お酒を嗜みながらの会話にはストレスを発散する効果がありますね。

これは定期的に続けた方がいいと思いました。

船の生活を始めてから、普段の生活で行なっていることに対して、何故それが大切なのかが腑に落ちる瞬間が増えて来た様に感じます。
例えば、何故休憩が必要なのか、何故適量のお酒がいいのか、何故腹8分目がいいのかといったことに対して今まではなんとなくで理解していました。

何故そうした瞬間が増えたのか。思い浮かぶことは2つあります。

1つ目は皮膚の問題、船での生活でのストレス、一時抜けなくて苦労した疲労、コントロール不能になりかけた食欲(苦笑)等で自分自身の生活を見直す必要に迫られたこと。
2つ目は上記に付随して毎日日記を書いて、自分自身の体の反応を観察し、自分と向き合う時間が増えたこと。
3つ目はブログを書くことで物事に考察が深まって来ていること。

上記の3点だと思います。

自分を知るという行為は一生を通じて行うことの様です。
これからも思わぬ自分との発見を楽しんでいこうと思います。

それでは。

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ポイントは、詰め込み過ぎない

おはようございます。本日の朝はトルコのクサダシに到着しました。
正午過ぎには出港し、ギリシャのサモス島へ向かいます。

本日、クサダシ港にはフランスのクルーズ船会社である、PONANT(ポナン)のクルーズ船も寄港しています。→こちら
私達の船より小さく、とても上品な雰囲気が印象的です。

私にとっては寄港地で他社のクルーズ船を見かけることも楽しみの一つ。
特に初めて見る船に会えた時の喜びは大きいです。
「どんな客層が多いのか?」「クルーはどの国籍の人が多いのか」等と考えることはとても面白いです。

本日は英語について。
一昨日のブログにも書かせて頂きましたが、ギリシャに来た当初、私は会話の際「これはこう言って・・」「ここはこうやって表現すればいいのかな?」といった具合に考えていました。
それが段々なくなり、今ではだいぶ無意識に話せる様になってきたという旨を書きました。

無意識で話す為のポイントは、もう一つあると思います。
それは、「詰め込み過ぎないこと」です。

具体的には、「自分の話す一文に全てを凝縮する」のではなく、「なるべく短い文字数で伝えようとする」様にすることです。

具体例を出して解説します。船の中の電話で「オフィスに向かってるよ」という表現を使うとします。
私の場合だと、”I’m coming”と言います。
以前の私だと、「しっかりと伝えなきゃ」「より正確に表現しよう」という意識が働いて、”I’m coming”にプラスして”I’m coming to the office.”と言おうとしていました。

しかし、会話の中では「今向かってるよ」という表現の中には既に「どこへ行く」という表現は含まれており、”to the office”を使う必要がありません。

より正確に伝えようとし過ぎると、私のレベルだと一文がスムーズに出てこないこともしばしば。
「より簡潔に伝えよう」と意識をすることで相手にはより分かりやすく伝えることが出来ます。

自分の場合、簡潔に伝えることを繰り返す→その表現に慣れてくる→少しずつ表現に幅が出て来るというステップを踏んで来ている実感があります。

私は感じていることがあります。
しかしこの、「より正確に」とか「凝縮ようとしてしまう癖」は日本の英語教育が少なからず影響している様に思います。
それはスピーキングのボリュームが極端に少ないのに、文法はきっちり叩き込まれるという点です。

会話を練習していないのに、文法の知識が無駄に多い為に出だしに苦労してしまう様に感じます。
知り過ぎているから出だしに苦労する、とでも言えばいいでしょうか。

これがもし、そこまで文法・単語の知識が少なければどうでしょう。
逆に自分のある知識で文章を組み立てようとする意識が働く様に思います。

非常にもったいないことです。

私も普段の会話でそこまで簡単な単語や会話、文法で事足ります。
その場に身を置いていると段々と会話や使う単語の傾向はそこまで多くないことに気付きます。

現時点での私の理想的な英語の学び方を言語化すると、以下の2点が思い浮かびます。
・実践を通じて「自分には何が必要か」を身を持って体感しながら主体的に学ぶ。

・より自然な形でより多く英語に触れ、より速くたくさん間違える!

自分の持っている知識を最大限に絞り出して、出来るだけ簡潔に分かりやすく組み合わせてあげること。
今の私はそんなイメージで会話をしています。
それでは。

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活動時間は短くていい

おはようございます。本日朝はギリシャのラブリオン港へ到着しました。
正午過ぎには出港し、ギリシャのミコノス島へ夕方に到着予定。

本日は昨日感じたことについて。
現在私の生活は、朝6時~7時半には起床し、寄港地でのバスツアーの送り出しから1日が始まります。
また、寄港地によってスケジュールはだいぶ異なるのですが夜は必ずパフォーマーによるショーがあり、その後は夜のアクティビティ(日替わりのゲーム)、その後乗客の方と会話(socializingという)をして終わりというパターンです。

毎日終了するのが11時半から12時の間です。
そしてその後寝る支度をしていると、大体就寝時間は1時前後になります。

勤務時間は寄港地によりけりで、9時間の日もあれば、14時間近く働いている日もあります。
昼寝をする時間がある日もあれば、ない日もあります。

つまり1日中あたりの活動時間は全てを含めると18時間程になります。
また先日お話しした通り、基本的には1日休みはありません。

私は6時間寝られればなんとか大丈夫だろうと考えていましたが、昼寝の時間を作らなければとてもやっていけません。
活動している時間が長ければ長い程、当然体は何らかの形で体力を消耗しています。

この生活を3ヶ月程続けて思ったのは、「活動時間は短くていい」ということ。

何が言いたいのかというと、私にとっては漫然と長く過ごす18時間よりも、中身の濃い12時間の方がいいということです。
そういう生活リズムが自分に合っているなということです。

また、私の尊敬する方は「長時間労働が良くないと言う前に、一度長時間労働を経験するべきだ」と仰っていました。

将来は自分で働く時間を決められる人になる必要があると感じた次第です。
その為には自分で稼げる様になる必要があり、それに見合った人間性が必要です。

船で働き始めてから、休憩の重要性に気付きました。
窓のある部屋、週に休みが2日あることがこんなにありがたいことだとは思いもしませんでした。
私には陸の生活の方が向いていることは間違いありません。笑

しかしながら、常に気付きを与えてくれる船上生活には感謝しています。

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意識化を重ねて無意識化へ

おはようございます。本日はギリシャのイオス島に到着。先週は海のコンディションが悪く、キャンセルになってしまった為2週間ぶりのイオス島です。
イオス島はクルーズ船が着岸できる港がない為、船からボートで港へ向かいます。

午後2時過ぎには出発し、夕方前にギリシャのサントリーニ島へ。

本日は久しぶりに英語について。
ギリシャへ来た当時と比べると、スピーキングの時に英語を使う時の意識が変わったなと感じます。

それは無意識に話す様になったこと。
ギリシャへ着いた当時は、「これはwillとbe going toどちらを使えばいいのかな・・」「疑問形の時はこう言えばいいのかな・・」といった具合に頭の中で言葉を選んで話していました。

その為、ぎこちないこともしばしば。話をする時はおっかなびっくりでした。

それから3ヶ月が経ちました。当時と現在で特に異なるのは、「だいぶ無意識で話せる様になった」ということです。
現在は以前と比べて無意識に言葉が出てくる様になってきました。

相手と会話をしている時、「これはこう言って・・」「ここはこうやって表現すればいいのかな?」ということはなくなりました。

この過程を振り返って感じるのは、「無意識化をするには、より多くの意識化を積み重ねることが必要だ」ということです。
3ヶ月前から重ねてきた意識化を積み重ねてきたから、現在無意識化出来る様になってきたというイメージです。

だいぶ前のブログで紹介した、英語は”速く”間違えなさいには、「言語を習得するには25万回~100万回の間違いをおかすことが不可欠」とあります。

何が言いたいのかというと、意識化の中で間違いをおかすよりも、無意識の中で間違いをおかす方が早いと思います。
つまり無意識の中で出来るだけ多くの間違いを速く積み重ねることがポイントだということですね。

私のスピーキングの目標は深みのある表現を出して、もっと流暢に話すこと.
現時点でまだまだのレベルなので、今日述べたポイントを踏まえて取り組んでいこうと思います。

それでは。

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志のない商売

おはようございます。本日はギリシャのコス島に到着。
コス島は先週の金曜日に地震がありましたが、私達の会社は寄港する決断に至った様です。
本日は街に出て、地震の後どの様になっているのかを見て周ろうと思います。

本日は私見について。
昨日は午後チェスメの街に出て、ケバブを食べに行きました。
そこのケバブは普通のサイズで5リラ(約120円)。日本であれば300円はすると思います。

私は更にイスカンダルという宇宙戦艦ヤマトが好きな人にはグッと来そうな名前の料理を注文。
ケバブの肉とちぎられたパンにトマトソースが掛かった料理です。
こんな感じ→
それを食べた所、肉はまだ全然食べられるのですが、トマトソースは100%スーパーで買ったトマトペーストをそのままかけた様なものでした。価格にして、約300円。
とてもまずかったです。

その時は、手持ちにリラがなく「お腹が空いたから、安いから」という理由で注文してしまった私のミスです。その味がひどくてとてもがっかりしました。

最近私が感じるのは、こういう志のない商売はしたくないな、ということです。
もし、このお店が顧客に対して「食べてもらう人に満足を提供したい」と考えるのであれば、こういったことはしないはずです。

そのお店の人がどう考えているかは分かりませんが、このお店は「自分がお金を稼いで生きて行く」為の商売をしている様に感じます。
その先はありません。こういったお店は世の中の状況に振り回されて終わるのがオチだと思います。

何故なら価格でしか他店との差異を生み出していないからです。
私はこうしたお店に限らず、世の中志のない商売で溢れているな、と最近常々感じます。

私には将来こうしたい、という漠然としたイメージはあるのですが、まだまだ人に話せる様な形にはなっていません。
ただ「志と行動が一致した仕事をしたい」という気持ちは常に持ち続けています。

自分だけ得をする商売をしてもお金しか生まれません。
その先に残るのは虚しさだけではないでしょうか。

相手に価値を提供することでその対価を頂く。それが仕事、商売の基本だと感じる今日この頃です。

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ショーで感じた、人の持つエネルギー

おはようございます。本日はトルコのチェスメ港に到着。
本日は1日中チェスメDay。22時頃出港です。

本日は気付いたことについて。
私の働いている船は夜にショーがあります。
現在夜に2つの同じショーがあります。

1回目のショーは時間帯にも寄るのですが、夕食の時間と被り観客があまり多くありません。
しかし2回目のショーはほぼ満席になります。

そこで感じるのは、ショーの内容は同じでも、質が変わって見えるのです。観客の多い方がショーがより締まった雰囲気になるのです。

何故でしょうか。
それは観客が多い方がその場にエネルギーが生まれるからだと思います。
そうするととパフォーマー側の演技が洗練される様です。
より多くの観客に注目される方が、パフォーマー側の緊張感は高まるでしょうし、拍手の数が多ければパフォーマーが得るエネルギーがより多くなり、更に良いパフォーマンスに繋がると言えると思います。

そうした様々な要素がショーをより良いものにしていくのだと思います。

例えば、スポーツでも同じことが言えるかと思います。
今回は野球で例えてみましょう。
いいにプレーに対する拍手は選手達にエネルギーをもたらし、緊張感のある場面では静寂がプレーをより洗練する力があります。

また、そうした人のエネルギーは人の実力以上のものを出す場合があります。
私は特に高校野球でそうした場面を見てきました。

例えば、最後の夏の大会で今まで試合でHRを打ったことのない人が急にHRを打つ、という場面が良くあります。
それが起きる理由として、観客が多い、ということは一つの要因ではないでしょうか。

それは論理的には説明しづらい、見えない力が働いているということだと思います。

試合は観客が多い方が盛り上がる、ということは分かっていましたが、もう少し掘り下げてみるとそれは人の持つエネルギーがそうさせているということが分かりました。

物事には、なんとなくは分かっていても、それを言語化して少し掘り下げてみると、「そういうことだったのか」という発見があります。
またその事象に対して別の事象との関連性に気付くことがあります。
私はその瞬間が好きです。

私はこうした洞察を繰り返すことで、誰にでも分かりやすい言葉で説明出来る様になりたいと思います。

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休むって本当に大切

こんにちは。本日は朝にギリシャのピレウスに到着し、正午あたりに出港。
夕方には ギリシャのシロス島に到着します。

本日は私が一番欲しいものについて。
私が今一番欲しいもの、それは丸一日の休日です。

私はギリシャの客船で働き始めてから、ほぼ毎日働いてきました(6月に運よく3日間の休みがありました)。
何故なら船は毎日乗客の皆様を乗せ続けているからです。
労働時間の短い日があっても、必ず仕事があります。

最近は眠くなくても必ず昼寝をする様にしていますが、夜に感じる疲労感が強くなってきました。
体が休憩を欲している様に感じます。

そこで感じるのは、休憩の重要性です。
私の前職では、土日に休みがある週休二日でした。

その時は例え朝8時から夜12時まで働くことがあっても、疲れを感じることはありませんでした。
もちろん楽しかったというのはあると思いますが、やはり週に二日休みがあることはとても大きい様です。

だから改めて休憩のありがたみというものを感じています。

今の限られた時間の中で出来ることは何でしょうか。
それはやはり休憩の質を高めることでしょうか。

休憩の質を高める、または体に疲れを残さぬ為に、今私が実践している簡単なことを挙げます。
・寝る前に食べない→睡眠中の消化活動は睡眠を浅くする
・食べ過ぎない→睡眠に支障が出る
・意図的に何もしない時間を増やす→脳の活動時間を減らす
・昼寝をする前もなるべく胃の中が空になっている状態を保つ
・運動をする

これらを意識するだけでも少しは生活が変わってくるかと思います。
これから学びたい部分は栄養の部分でしょうか。

船の生活の難しさを感じる今日この頃。

もっとタフな男でありたいです。

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日本語読みたい症候群

おはようございます。本日はギリシャのミロス島に到着。
本日も相も変わらず快晴です。

最近は以前にも増して日本語を読みたい!と感じる頻度が多くなりました。
ギリシャに来てからはなるべく日本語に触れない様にして、英語に触れる時間を増やす様にしていました。

しかし1ヶ月程前から日本語を読みたいと感じることが多くなり、ストレスを感じる様になりましたので、英語に触れる時間を減らし、日本語に触れる時間を増やすことにしました。
体や食品のことについて検索したり、News Picksを読むことが楽しみです。
News Picksのオリジナルの記事は、本当に面白いものが多くて、癖になります。

また、日本の書籍もしばらく読んでいませんのでただいまKindle購入を検討中です。

今日は何故日本語に触れたくなったのかを考えてみようと思います。

私の思い付いた理由は習慣です。
そもそもよく考えてみれば、生まれてから日本語を中心にして触れて来た訳です。

その母語である日本語を無理やり制限をしてしまえば、ストレスを感じるのも当たり前かもしれません。
今回私は「日本語はなるべく読まない様にしよう、控える様にしよう、その時間は英語の記事を読む時間に充てよう・・」と心の中でずっと思っていたのでそれが負荷になっていた様です。

昔からの私は自分の気持ちを追い込むことは得意な様で、その追い込みが爆発する、収めるために何もしない期間を設ける、また追い込んで爆発する・・といったサイクルを繰り返して来た様に思います。笑

いい加減学習した方がいいです。

しかし英語力を伸ばす上では英語のインプットは欠かせません。
どの様にして延ばせばいいのでしょうか。

それはやはり「無理なく小さなことを積み重ねる」ということに尽きるというのが結論です。
具体的には、「日本語に触れても良い。でも英語も毎日少しずつ触れる様にしよう」といったスタンスです。

その英語の少しずつを積み重ねる為には、やはり好きなものでないと続きません。
記事や動画を閲覧する際は自分の興味のある分野、話題に触れる様にしようと思います。

小さく広げられる様に取り組んで参ります。

それでは。

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ギリシャの人々はいい意味で商売っ気がない?

おはようございます。本日朝はトルコのクサダシ港に到着し、正午過ぎには出港。
おやつの時間にはギリシャのサモス港に到着します。
本日は寄港地が2つの日です。

時々Facebookを見ていると、日本はとても暑いという投稿を目にします。どの様な感じなのでしょうか。
ギリシャとトルコはとても湿度が低く、快適です。
恐らくまだ夏本番は始まっていない様です。

本日は私の感じているギリシャの国民性についてお話をしようと思います。
私はギリシャの方々はいい意味で商売っ気が無い様に感じています。

本日はそう感じる例を3つのタイプの店舗から例を挙げます。

まずはお土産やさんの様な食品やグッズが売っている店舗。
こういう店舗の店員さんは商品をゴリゴリと勧めて来る印象がありますが、それがあまりありません。

また、お店に入っても裏にいたままでそのまま出てこない場合もちらほら。笑

また、何も買わずに店を後にしても笑顔で「Have a nice day!」と言ってくれます。
とてもいい気分にしてくれます。

次はカフェ。
だいたいコーヒーか紅茶の価格の相場は、2~3€。そこまで高くはありません。
更に茶菓子として小さなクッキー、水を付けてくれます。
また、更に気前がいい所だと何故か500mlのペットボトルを付けてくれます。

追加の料金はありません。行くたびに気前がいいな、と感じます。

次はファストフード店。
WiFiを使いたい時に行きます。私は毎回水を注文し、大体0.5€。
水だけ購入しても、特に何か言われることはありません(もしかしたらもっと買えよと思われているかもしれませんが)。

ギリシャの人々はゆったりしていると良く言われますが、私も同じくそう感じます。
こうした国民性から、「あまり商売っ気がなく、マイペースな雰囲気を漂わせている人が多い」と感じるのでしょう。

国によって、それぞれが持つ雰囲気や人柄というのは傾向が出て来ます。
体で雰囲気を感じながら、「何故この国はこうなのだろう?」と考えるのはとても楽しいかと思います。

また気付きがあれば共有していこうと思います。

それでは。

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