ギリシャ航海記

2017年にギリシャのクルーズ船会社で勤務していた際の日記。

みそ

ギリシャのロドス島の城壁内

おはようございます。
本日はギリシャのロドス島に到着。
時間があればビーチへ行き今日も日光浴の予定です。

本日は味噌について。
先日のアテネ滞在中に日本食品店を見つけ、オーガニック味噌ペーストを買いました。300gで6ユーロ(約720円)。高い。

昨日は食堂へ持って行き、きゅうりに付けた所、体に雷が走りました。
なんとそのきゅうりの美味しいことか。
久しぶりに味噌を食品に付けて食べましたが、あまりの美味しさにびっくりしました。

ただのきゅうりが、より複雑で深みのある味わいになっていました。
ギリシャで食べた食べ物の中で、一番美味しいと感じました。笑

そのまま調子に乗ってパンにも付けて食べましたが、やはり美味しい。味がより深く複雑に。

味噌の凄さを感じた瞬間でした。

一緒に食べていたウクライナ人の同僚も興味津々。
スプーン一杯ぶん程あげました。そうすると同僚も大絶賛!
かなり美味しかったようで、”もう一杯いい?”とまさかのおかわりを要求してきた為、もう一杯あげました。笑

味噌を美味しそうに食べる彼の姿を見て、私はとても嬉しくなりました。

彼曰く、ウクライナのお寿司やさんでmiso soupがメニューとしてあるそうです。
また、ウクライナで味噌を買おうとするととても高価だそうです。

これが発酵の力なのでしょうか。
元をたどれば、それは大豆です。あの白っぽい大豆が知らぬ間にこんな茶色い食品になっている。

たちまち他の食品と組み合わせれば、美味しいだけではない。
複雑怪奇な深い味わいになっている。食品の味を引き立たせているではありませんか。

味噌だけではありません。醤油、納豆も大豆から生まれた食品です。

そう考えると、こういった発酵食品を生み出した先人の方々の知恵には本当に頭が下がります。
この場を借りて御礼申し上げます。

私は日本の食品のポテンシャルの高さを感じるのでした。
もし世界に対して日本の食品がより正しく、より広く伝わればもっとワクワクすることが起こると思います。

それを生涯の職にしてもいいのではないかと思う今日この頃でした。

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世界から見た日本の存在感

おはようございます。
本日はギリシャのクレタ島、ソーダ港に到着です。

本日は乗客の方と日本のストーリーについて。
乗客の方々と話をしていると、大体はお互いの国の話になります。

そうすると皆さんは意外と日本に関連したエピソードを持っています。
最近お話をしたチリのお客様は”自分の町はサーモンの養殖が有名なんだけど、その養殖方法は日本人が教えてくれたんだ。だから今も日本人がたくさんいるよ”というお話をしてくれました。

アメリカのクリーブランドからいらしたお年寄りの方は、”第二次世界大戦が終わった後、板門店の近くで働いていたんだ。その後日本に7ヶ月滞在していたよ”というお話をしてくれました。

また、Youtuberでフォロワーが2万人いるトルコ人のYoutuberのお客様は”オレは動画を撮影する際、SONY、Canon、富士フィルムのカメラを駆使するんだ。”と嬉しそうに話をしてくれました。更にその方は空手を二年間習っていたそうで、”回し蹴り”、”下段付き”、”昇龍拳(?)”といった言葉を嬉しそうに何度も使っていました。

乗客の方々とお話をしていると、意外と日本に関するエピソードが多く、意外なことを知っているので驚きます。
日本というのは思ったより存在感が大きいのだなと感じます。

島国という立地と独特の文化、先人の方々が今の日本を作ってくれたのでしょうか。
200カ国近く国がある中で、世界の人々が日本とのストーリーを持っていることはとても面白いなと感じます。

また、こうした時に先人の方々への感謝の念が浮かびます。
面白い文化を育んでくれたこと、素晴らしい技術を生み出してくれたことに対してです。

世界の国々には国の数だけ面白い文化があります。
それを過剰なグローバル化で失わせてしまったらなんと勿体無いことでしょう。

グローバル化の良い側面を享受しつつ、固有の文化(ローカル)は後世に語り継がれていく。

お客様との会話を通じて、今後の世の中はそうやって進んでいくことがいいなと感じた次第です。

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無意識をどう克服するか

おはようございます。本日はナフプリオ港に到着。
今日は午後から日光浴を楽しもうと思います。

本日は文章を書きながら考えたいことがあります。
それは、無意識に体を掻いてしまうことについて。

私は無意識に体を掻いてしまう癖があります。
それは自分の起きている間と寝ている間です。

自分の起きている間の時はある程度意識的にセーブすることができます。しかし無意識に体が痒い箇所を掻いていた、というケースが多々あります。

更に難しいのは寝ている最中です。
寝ている間は掻いていることをセーブすることが出来ません。
何故掻いているのかが分かるのかというと、知らぬ間に掻いていた跡があるからです。

最近皮膚の状態は良くなっているものの、首回りを知らぬ間にかいてしまっており、逆に首回りは少しずつ悪くなっています。

さあ、どうすればいいのでしょうか。

まずは原因から考えてみます。私が考える原因は3つです。

1つ目は癖。この癖は長年続いているので、体を掻いていなければ落ち着かない癖があるのかもしれません。
それが夜中に癖となって定着しているのかも知れません。

2つ目は栄養素。これは以前のブログにも書きましたが、インターネットで痒みについて調べるとヒスタミンという栄養素が痒みを引き起こす栄養素になる可能性があるのです。

ヒスタミンは私達の身近な食品に含まれており、トマト、ナス、キュウリやクルミ等数をあげればきりがない程です。

病院で処方される痒み止めの薬はこのヒスタミンを抑える役割のある薬が多いです。

3つ目は食べ物との相性です。私が疑っているのは遅延性フードアレルギーの可能性です。
このアレルギーについても以前ブログで書きました。

このアレルギーはそれぞれの人々にとってアレルゲンとなる食品を摂取すると、症状が1週間後以降に出てくるというものです。
すぐに出てくるものではない為、特定がとても難しいです。現在はIgGという血液検査によって自身の遅延性フードアレルギーの可能性を特定することが出来ます。

こちらも以前ブログで書きましたが、やっとこちらの血液検査を受けることが出来そうです。

それでは改善策を考えます。

1つ目の癖に対しては、意識的に無意識の癖をなくすというアプローチです。
体を掻かないことに意識を集中させて、体を掻かないようにすることです。
まずは1週間取り組んでみようと思います。

2つ目の栄養素について。一時期ヒスタミンの含まれた食品を避ける取り組みをしていましたが、大きな効果はありませんでした。
しかし皮膚の状態が変化したことによって状況が変わり、取り組む価値があるので再度取り組んでみようと思います。
こちらは1つ目の癖とは別の1週間で行います。

3つ目の遅延性フードアレルギーは血液検査をするのみですね。

文章を書いていて思ったことがあります。
仮説を立てて、実行する。その結果に対して反省をして、更に改善を図っていく。
人生はこれの繰り返しなのだなと感じました。

また結果の方が分かり次第、投稿致します。

それでは。

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皮膚の状況

おはようございます。
本日はイズミールに到着です。
待ちに待ったイズミール。私はローカルマーケットで買い物をしたくてしょうがありませんでした。

本日はドライトマト、プルーンを購入予定です。

久しぶりに皮膚の状況について書こうと思います。
現在はとても状況が良くなっています。

状況が良くなり始めたのは「りんご規定食療法」を終えた頃から。
実はこの時、食事の制限が実はストレスになっているのではないか?と考える様になり食事の制限を辞めました。

そして毎日のクロスフィット、週に1,2回の日光浴を継続という状態です。
すると肌の状態は日に日に良くなりました。

あまりにも急に良くなった為、主な理由は分かりません。「りんご規定食療法」なのか、食事の制限を辞めたからなのか、それとも日光浴なのか。定かではありません。

ちなみに現在も食事の制限は解除し、食事の内容には気に掛けながらも好きなものを食べています。

ただ一つ分かったのは、精神的な部分がとても大きいということ。
今思い返してみると、皮膚の状態が悪い頃はイライラしやすい状態でしたし、一つひとつのことに対して非常に神経質になっていました。

つまりストレスが身体に及ぼす影響が大きいことは知られていますが、ストレスがあることは精神的なコンディションにも悪影響を及ぼします。つまり誤った判断を起こしやすくなります。

つまりストレスというのは身体的悪影響のみならず判断能力の低下を引き起こし、ダブルで悪循環で作用します。
状態の良くなる前の私は、悪循環の中にいる状態だったということでしょう。

こうした状態から抜け出すには、自分の状態を知ること、習慣を変えて、より良い習慣を積み重ねることが解決の一歩と言えるかと思います。

これからの完治に向けて私に出来ることは、より自分を深く知ろうとすること、日々の習慣を積み重ねること、改善できる部分は改善することです。

油断せず、取り組んでいこうと思います。

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講習も英語

おはようございます。
本日はサントリーニ島に到着。本日も例外なく快晴です。
そろそろ夏がやってくる雰囲気を感じます。

本日は朝から約1時間、”職場における道徳・倫理”に関する講習がありました。
流れとしては講義が1時間、講義後に20題のチェックを受けるという流れです。

当たり前ですが、全て内容は英語です。
私にとっては授業内容が英語であるだけで嬉しい。何故ならリスニングの練習になるし、電子辞書を使えば知らない単語を覚えられる時間になるからです。

内容自体は日本で受ける様な一般常識を説明する様なものです。その為理解はしやすいです。
だから”こう言った言い回しはこう言えばいいのか!”といった発見もまた楽しい。

今の私にとっては英語に自然と触れられる状況があるだけで幸せです。
こうした時に環境に恵まれているなと感じます。

私は真の意味での成功(何を持ってして成功というのかはまだまだ漠然としていますが)、成長はその人がどうあるかで決まると考えています。

しかしやはりどの様な環境を選ぶのかというのもその次に大切です。

今の自分の状況に当てはめるのであれば、”英語力を高める環境に身を置くことは出来た。あとは自分がどう活用するか”といった所でしょうか。

偉そうなことを言っていますが、今はクビかクビでないかギリギリのラインをさまよっている身です。
クビにならないことを祈ります。

支離滅裂な文章失礼しました。

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クビへのカウントダウン

おはようございます。
昨日で3日間のオフは終了し、今日からまた働き始めることとなります。
11月の頭まで休みなく航海を続けます。

いきなりですが、クビへのカウントダウンが始まりました。
先にクビとみなされるにはどうしたらいいかを説明します。
こちらの会社では、警告を3つ出されるとクビになります。
警告は基本的にルールを破ったとみなされた時、その重さに応じて出されます。

あまり詳しいことは言えませんが、アテネへの滞在がルールを破ったとみなされました。

私に対してはどうやら最低でも2つ、多くて3つの警告が課される様です。
3つ課されれば、私はクビです。思わぬ形で日本へ帰国する可能性が出てきました。

完全に私の認識が甘かったことです。

ここで気付いたのは、もっと自分にも相手にも正直でいるべきだということです。
自分でも何を言っているのだ、と思います。笑

しかし今回の件に関して、私の人に対して正直でない部分が仇となりこうした結果を引き起こしてしまう結果となりました。

私は今深く自分のあり方を反省し、これからはより正直に生きようと決意した次第です。

会社の決断を待ちます。

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人生初のAirbnb

ギリシャで食べたピタ

おはようございます。本日はAirbnbで予約をしたお部屋にて滞在中。

本日はAirbnbの利用の感想を書きます。
予約前から現在までを書いて行きます。

まずは利用前。私が予約をしたのは一昨日のことでした。
地域を「ギリシャ アテネ」で検索をすると何百もの候補が。

私の今回予約をする目的は、以下の通りです。

・せっかくのお休みなのでアテネで滞在をしたい
・その地に住む人の生活のリアルに触れてみたい
・オーナーさんと実際に話をしたい(英語の会話の練習にもなる)

そこで今回私が選んだお部屋はアパートの一室。
なんとオーナーさん(男性)、オーナーさんのガールフレンドさん、小さいお子さん2人が住んでらっしゃいます。
まさに人の家に泊まらせて頂く感覚といった所でしょうか。

予約を完了すると、早速オーナーさんからメッセージが。
利用の際のルール、お部屋までのアクセスや、疑問があればなんでも聞いて下さい、という内容でした。

私は観光についての質問や、もし可能であれば一緒に食事をしたいという旨を伝えました。
メッセージのやりとりはとてもスムーズで、オーナーさんは迅速かつ丁寧に私の疑問を解決して頂きました。

そして遂に当日。夕方の時間帯にチェックインです。入る時は緊張しましたが、快く出迎えて下さいました。まさに人のお家です。

お部屋内はシャワー室、洗面所、お手洗い、洗濯機、キッチン(調理機材利用可能)はそのご家族が使われているものを共用で使わせて頂きます。

そして目的の一つであったオーナーさんとの夕食へ。
今回はパンの一種であるピタを食しました。ピタはギリシャの人々が頻繁に食している食べ物の一つです。価格はなんと合計4.5ユーロ。安すぎます。
あまり詳細は書けませんが、オーナーさんはカナダ国籍で、ご両親はギリシャ出身だそうです。とても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

お部屋の中はとても快適でした。船の中の部屋よりも格段に心地良いです。
何が違うのかというと、風です。船内はもちろん風が入って来ませんが、今回予約したお部屋は窓を開け
て寝ることが出来ます。
窓を開けて寝られるありがたみを感じました。

こうした経験を通じた私の感想は、「普通のホテルを予約して滞在する必要はないな」ということです。

インターネットでアテネで宿泊について検索をすると、ホステルであれば最安で1,500円程度、ホテルあれば2,000円です。
そして今回のお部屋は約2,000円。

Airbnbを始めとした民泊サービスにはもちろんオーナーさんがいらっしゃらない所もありますし、キッチンの有無、オーナーさんとの交流等様々な選択肢があります。

こうした経験でその地をより深く知ることが出来ます。同じ価格帯でも経験出来るの深さ、広さが違うなと感じました。

今回本当に予約をして良かったと感じた次第です。

本日でオフは終了です。そして明日から11月頭まで休みなしの日々が続き、これからがシーズンの本番です。

私もより良い経験を提供出来る様に取り組んで参ります。

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UX:ユーザーエクスペリエンス

おはようございます。本日もラブリオン港に停泊中。3日間のお休みの2日目です。

今日は待ちに待ったアテネへ行き、Airbnbを活用して、本日はアテネの中心部に宿泊します。

皆さんはUX:ユーザーエクスペリエンスという言葉をご存知でしょうか?

UXとは「サービス全体を含めたエクスペリエンス=体験」ということ。つまり今回でいうとAirbnbを通じた予約から宿泊時の体験、利用終了後のやりとりまでを指します。

前職でもウェブサービスの仕事をしていたので、よく耳にする言葉でした。

本日は数日前の出来事について共有をします。

先日、今日の滞在先の予約を完了した時、予約の完了メールが来ませんでした。

おかしいなと思ったら、私の登録メールアドレスは前職の会社メールアドレスになっていました。

変更を試みようとしましたが、以前のメールアドレスに送られる認証コードを入力しなければなりません。

当然、私は前職のメールアドレスのメールを見ることが出来ない為、このままだと変更が出来ません。

そこで昨日Airbnbのカスタマーセンターに今回の問題を説明して、メールアドレスを変更したいという旨のメッセージを送りました。そうしたら1時間もしないうちに返信が。

担当者曰く、「こちらの方で変更をしますので、変更したいメールアドレスを教えて下さい。」と連絡が。

そして無事にメールアドレスを変更することが出来ました。

私は迅速な対応に感心したと共に、感謝をしました。

何を言いたのかというと、これもユーザーエクスペリエンスの一つです。

ユーザーエクスペリエンスがより良ければいい程、顧客がサービスを継続して利用する確率が高まる訳です。

今回のケースでいうと、私に起きた問題を迅速に解決して頂きました。つまりユーザーエクスペリエンスとしてはとても良かった、ということになります。これはとても小さな経験ですが、「Airbnbは何かあっても迅速に対応してくれるようだ。私はまたサービスを利用してもいいな」と感じる訳です。

これがもし対応が遅く、解決も出来なければユーザーエクスペリエンスは悪い、ということになります。

顧客が悪い体験をしてしまったら「このサービスは利用するには不安だから、今回で使うのはやめておこう」となり顧客の継続した利用の可能性を下げてしまうことになります。

更に良かった経験、悪かった経験というのは口コミで広がる可能性を持っていますので、いくら小さなことでも会社の売り上げ、評判に関わる訳です。

顧客の経験そのものが会社の評判や存続に直結するということです。

こうした経験を通じて改めて強く思ったのは、つまり何をするにしても一つ一つの誠意ある行動が大切だということです。

これは今の私に当てはめるとその場その場のお客様とのやりとりに誠意を持って接することになります。

そうした一つ一つの行動をの積み重ねが、物事をより良い方向に進める唯一の手段であると感じた次第です。 

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小型電子辞書が便利!

おはようございます。本日はラブリオン港に停泊中。遂に本日から3日間のOFFが始まりました。
楽しい休日を過ごしたいと思います。

さて、本日は電子辞書について。私は仕事中に電子辞書を愛用しています。
どんな電子辞書かというと、SHARP製の小型電子辞書です。ジャパネットたかたで毎回出てくる折りたたみ式ではありません。
携帯電話のBlack Berryの様な形といえば分かりやすいでしょうか。
90%の確率で携帯電話に間違われます。笑

彼との出会いは遡ること2年半前。2週間のフィリピン留学へ行く際にヤフーオークションで手に入れました。

機能は一般的な広辞苑の様な時点と英和、英英辞典が入ったとてもシンプルなタイプです。
ポケットの中に入るとても使いやすいサイズなのですが、今は折りたたみ式が普及し、家電量販店でもほぼ見かけない絶滅危惧種です。
とても便利で使い勝手がいいのに、何故店頭にはないのか私には不思議でたまりません。

使用しているメインの用途は、主に2つです。

①知らない単語が出てきた時に調べる
②「この言い回し、どう言えばいいんだろうか?」と思った時に調べる

この辞書はとても便利で、自分の語彙を増やすことに一役買っています。
語彙を増やす方法には、単語帳を用いる方が効率的なのかもしれませんが、私の場合は飽きますので使っていません。

仕事で出てきた言葉を調べるということは、実践的であるということ。使用頻度の多い言葉を覚えるということ。
言い回しを知りたいということは、自分の内面から出てきた感情であることから、アウトプットを前提にしたインプットということになります。
つまり、より記憶の定着が良いと言えるでしょう。

昨日思わぬ場面で電子辞書が役に立ちました。

私がセルビア人のお客様が腕に「風林火山」のタトゥーをしているのを発見し、その方に声を掛けました。
その方はモスクワでそのタトゥーを入れたそうです。

私が「この言葉の意味知ってますか?」と聞くと「忘れてしまった」とのこと。
私も記憶が曖昧だったので電子辞書を使って調べることに。そうしたら、ちゃんと意味が載っているんですね。
私は意味を教えると共に、メモに書いて渡しました。

ちなみに以下の様に説明しました。文法的には正しいかは知りません。
風:Be speedy like wind
林:Be calm like forest
火:Invade like fire
山:Be stable like mountain

するととても喜んでくれ、感謝をしてくれました。
こういう場面でも役に立つのだなと、私も辞書に感謝をしました。

私の英語学習だけでなく、思わぬ場面で役に立ってくれる電子辞書。

これからも思わぬ場面で役に立ってくれそうです。

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How are you?が自殺を減らす

こんにちは。本日は洋上から執筆中。午後12時過ぎにピレウス港へ到着し、3日間に及ぶチャータークルーズは終了です。
40カ国を超えるお客様を接客する貴重な経験をすることが出来ました。
こうしたレアな経験をする機会を頂き、会社にはとても感謝しています。

昨日は中々忙しく、9時-12時,15-18時,21時30分-23時30分,0時30-1時,4時30分-6時と計10時間を刻みで働きました。

朝の運動も予定通り終了しました。睡眠は不足していますが、本日は中々気持ちのいい朝を迎えています。

本日はふと朝のシャワーで気付いたことを。
英語を使う環境で生活をしていると、人とすれ違ったら”Hi”や”Hello”に加えて”How are you?”を使います。

こうした何気ない日常のやり取りで、調子を確認しています。

そこで気付いたのは、How are you?を日常的に使っている環境にいた方が、自殺率は減るのではないかということです。
何故なら日常的な”How are you?”を交わすことによって会話が増えます。
もし相手から異変を感じたら”何だか最近暗いけど、どうしたの?”といった声かけをしやすくなります。
そしてもし受け手側が心にSOSを抱えていた場合、”How are you?”と声を変えてもらうことで相手に相談がしやすくなると思うからです。

つまり”How are you?”は受け手が人に相談しやすく、声を掛ける側が相手を気に掛ける機会を増やすとても重要な役割を果たしているということです。

対して日本はどうかというと、”元気?”と声を掛けることがあっても”How are you?”程頻繁に使うものではありません。
更に今の日本は心のSOSを人に打ち明けることがより難しい環境になっていると思います。

もし”How are you?”の様なフレーズが日常的に使われれば、自然と相手の異変に対して声を掛けやすく、心にSOSを抱えている人はより自分の心境を打ち明けやすくなります。

そして最終的には”How are you?”が自殺の数を減らすのではないかと思うのです。

いきなり日本に”How are you?”を根付かせようとしても時間が掛かります。
今の私に出来ることは、相手の異変を少しでも感じたら、声を掛けること。

日本の自殺者数を減らすには何が出来るのかなと考えている今日この頃です。

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