みそ
おはようございます。
本日はギリシャのロドス島に到着。
時間があればビーチへ行き今日も日光浴の予定です。
本日は味噌について。
先日のアテネ滞在中に日本食品店を見つけ、オーガニック味噌ペーストを買いました。300gで6ユーロ(約720円)。高い。
昨日は食堂へ持って行き、きゅうりに付けた所、体に雷が走りました。
なんとそのきゅうりの美味しいことか。
久しぶりに味噌を食品に付けて食べましたが、あまりの美味しさにびっくりしました。
ただのきゅうりが、より複雑で深みのある味わいになっていました。
ギリシャで食べた食べ物の中で、一番美味しいと感じました。笑
そのまま調子に乗ってパンにも付けて食べましたが、やはり美味しい。味がより深く複雑に。
味噌の凄さを感じた瞬間でした。
一緒に食べていたウクライナ人の同僚も興味津々。
スプーン一杯ぶん程あげました。そうすると同僚も大絶賛!
かなり美味しかったようで、”もう一杯いい?”とまさかのおかわりを要求してきた為、もう一杯あげました。笑
味噌を美味しそうに食べる彼の姿を見て、私はとても嬉しくなりました。
彼曰く、ウクライナのお寿司やさんでmiso soupがメニューとしてあるそうです。
また、ウクライナで味噌を買おうとするととても高価だそうです。
これが発酵の力なのでしょうか。
元をたどれば、それは大豆です。あの白っぽい大豆が知らぬ間にこんな茶色い食品になっている。
たちまち他の食品と組み合わせれば、美味しいだけではない。
複雑怪奇な深い味わいになっている。食品の味を引き立たせているではありませんか。
味噌だけではありません。醤油、納豆も大豆から生まれた食品です。
そう考えると、こういった発酵食品を生み出した先人の方々の知恵には本当に頭が下がります。
この場を借りて御礼申し上げます。
私は日本の食品のポテンシャルの高さを感じるのでした。
もし世界に対して日本の食品がより正しく、より広く伝わればもっとワクワクすることが起こると思います。
それを生涯の職にしてもいいのではないかと思う今日この頃でした。