開拓日記

2017年4月より開始した、”開拓日記”のブログです。

英語で交渉→日本の英語教育について考える

おはようございます。本日はラブリオン港に到着しました。

本日は血液の検査について。
今日は午前中に病院(医療研究所)に行って来ました。目的は以前から話をしていた血液検査をする為です。
目的はIgE,IgG検査にかかる費用について尋ねることです。

こちらに訪問をする前からメールでやり取りをしており、私の意志をあらかじめ伝えておきました。
まず施設へ行くと、メールの返信をしてくれていた担当の方にお会いし、話をしました。

私は”私の最優先事項はIgGテストです。何故なら遅延性のフードアレルギーが皮膚に関係している可能性があるから。ですが即時性のアレルゲンの可能性も重ねて受けたいのでIgEテストを受けたい”といった旨を伝えました。

そうすると、先方から”分かった。ただ、IgGのテストは高いけれど、大丈夫?まずはIgEの様な即時性のアレルゲンを調べた方がいいと思うわ。そこに大きな原因があるかもしれないし。その結果を参考にして、IgGのテストを受けた方が私達も提案の幅が広がるし、どう?”
という提案をしてくれました。
更にその血液検査のHPを私に見せながら、丁寧に説明をしてくれました。

私はその意見を聞いて、確かに物凄く急いではいないので、その選択肢の方がいいかもな”と思い、同意をしました。

流れとしては私が先方の連絡を待ち、必要なものと費用を改めて教えてもらい、その後に血液検査という流れになりそうです。

メールでやり取りはしていましたが、突然の訪問にも関わらず、丁寧な対応、更には別の選択肢の提案までして頂きました。
とても感謝しております。

また、英語の学びという観点からもとてもいい練習になりました。何故なら、下記の過程があったからです。

①自分の意志を伝える
②相手があまり理解をしていない
③更に深く掘り下げて自分の意志を伝える
④少し難しい話であるので、電話で血液検査について詳しい人と話をしてまた自分の意志を伝える
⑤相手が理解をする
⑥相手側からの新たな選択肢の提案を受ける
⑦その提案に納得をする
⑧次の流れについて話をして、お互いに理解をする

医療の専門的な話を英語で話するのは初めて、伝わるのかが心配でした。
しかし意外とスムーズに意思疎通を取ることができることが分かり、自信になりました。

こうした場面で大切なのは英語が上手いか、ではなく”いかにして自分の意志を伝え、相手の話を理解するのか”だと思います。その目標を達成する為に、話す、聞く、読む、書く力を向上する力があり、結果的に”英語が上手い”という状態になるのではないでしょうか。

更に今回のやり取りから感じたのは、日本の英語教育は形に囚われ過ぎて、インプット偏重、全く実践的ではないことが問題だということです。
もっとアウトプットの割合を増やし、まずは最低限の実践的な英語を身に付けることにターゲットを絞るべきです。
その為の文法であり、単語であり、聞き取りであり、読解であり、発音であり、会話であるということ。

そこから人それぞれの英語に対するゴールを目指して個人が頑張ればいい。
最低限の実践的な土台を築くのが日本の英語教育のまずは目指す所なのではないかと思いました。

文法はある程度のインプットをしたら、後は実践を通じて間違えながら伝わるように覚えればいい。もし完璧な文法を覚えたいなら、ある程度伝わる様になってから文法書で覚えればいい。

発音を気にし過ぎても仕方ない。まずは伝わる発音から。

リスニング、会話は実践を重ねながら、自分の目的に合わせた勉強をここで行う。

読解で選択肢を選んで正解しても話せる様にはならない。ただ文章を読むことは単語、文法のみならず土台を築く大きな一助になる。

これが私のイメージです。

それでは。

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パタゴニアのバギーズショーツ

こんにちは。本日はトルコのチェスメ港に到着です。

私にはお気に入りの逸品があります。それはアメリカのアウトドアメーカー、パタゴニアが出しているバギーズショーツという丈の短いショーツです。

これはパタゴニアの中でも歴史がある商品で、ファンの間では定番の商品です。
素材はナイロン100%です。

私の生活にも大活躍です。
本日はバギーズショーツの魅力を3点にまとめてお伝えします。ちなみに私の黒のバギーズショーツを持っています。

①海、バーベキューでも大活躍
海へ行く時であればそのままバギーズショーツを履いて海へ行きます。
そうすれば着替える必要なくすぐに海へダイブすることが出来ます。
更に速乾の素材の為履いていて15分くらいすれば乾いてしまいます。
黒であればBBQでも汚れを気にせず楽しめます。

②トレーニングウェアとしてもかっこいいし動きやすい
トレーニングの時も毎日バギーズショーツを履いています。
膝上の丈で動きやすく、汗や汚れを気にする必要がありません。
更に海へ行った直後でも知らぬ間に乾いているのですぐにトレーニングが行えます。

③白シャツにもMade in EnglandのNew Balanceのスニーカーにも合う。
海パンやトレーニングだけでなく、何とファッション性が高いのもバギーズショーツの魅力。
何と白シャツにも合うのです。例えば、夏でも海水浴を楽しんだ後や電車の中等寒さを感じる時はありますよね。
そんな時白シャツを着るとあら不思議。とてもオシャレに見えるんです。

更にバギーズショーツが合うのはサンダルだけではありません。少し上品なスニーカーにも合わせることが出来ます。
私のお気に入り、New Balance製、Made in EnglandのM576にも合います。
何というのでしょうか、New Balanceの上品な顔立ちに対してパタゴニアのバギーズショーツがいい具合の”ハズし”になるのです。
私は白シャツに黒のバギーズショーツ、New Balanceの組み合わせがお気に入りです。

④軽くてコンパクト、そしてタフ
バギーズショーツはとてもタフです。2日に一回のペースで洗濯機、乾燥機にかけていますが、ビクともしません。
パタゴニアのお店の方にお話を聞いた時は、10年以上履いている方は結構いると仰っていました。

つまり!
何が凄いのかというと、水陸両用なのに原宿を歩いても恥ずかしくない、軽くてコンパクトなのにとてもタフ、という二項対立を兼ね備えているのです。
まとめると海パンとトレーニングウェア、街履きの要素を兼ね備えているということです。
夏はもはやバギーズショーツだけで過ごせると言っても過言ではありません。

最近読んだ記事に”高い服ほど耐久性が低くなる””イージーケアであることがいい素材”ということが書いてありました。

その記事には”高価な素材の一例であるカシミアのニットはクリーニングに出さないといけないし、着続けるだけでお金がかかる。品質表示(の洗濯指示)がすべて×だったりする。”ということが書いてありました。

そんな観点から見るとバギーズショーツはまさに”いい素材”ですね。

そんな私の船内生活に欠かせないバギーズショーツ。これからもお世話になります。

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みそ

ギリシャのロドス島の城壁内

おはようございます。
本日はギリシャのロドス島に到着。
時間があればビーチへ行き今日も日光浴の予定です。

本日は味噌について。
先日のアテネ滞在中に日本食品店を見つけ、オーガニック味噌ペーストを買いました。300gで6ユーロ(約720円)。高い。

昨日は食堂へ持って行き、きゅうりに付けた所、体に雷が走りました。
なんとそのきゅうりの美味しいことか。
久しぶりに味噌を食品に付けて食べましたが、あまりの美味しさにびっくりしました。

ただのきゅうりが、より複雑で深みのある味わいになっていました。
ギリシャで食べた食べ物の中で、一番美味しいと感じました。笑

そのまま調子に乗ってパンにも付けて食べましたが、やはり美味しい。味がより深く複雑に。

味噌の凄さを感じた瞬間でした。

一緒に食べていたウクライナ人の同僚も興味津々。
スプーン一杯ぶん程あげました。そうすると同僚も大絶賛!
かなり美味しかったようで、”もう一杯いい?”とまさかのおかわりを要求してきた為、もう一杯あげました。笑

味噌を美味しそうに食べる彼の姿を見て、私はとても嬉しくなりました。

彼曰く、ウクライナのお寿司やさんでmiso soupがメニューとしてあるそうです。
また、ウクライナで味噌を買おうとするととても高価だそうです。

これが発酵の力なのでしょうか。
元をたどれば、それは大豆です。あの白っぽい大豆が知らぬ間にこんな茶色い食品になっている。

たちまち他の食品と組み合わせれば、美味しいだけではない。
複雑怪奇な深い味わいになっている。食品の味を引き立たせているではありませんか。

味噌だけではありません。醤油、納豆も大豆から生まれた食品です。

そう考えると、こういった発酵食品を生み出した先人の方々の知恵には本当に頭が下がります。
この場を借りて御礼申し上げます。

私は日本の食品のポテンシャルの高さを感じるのでした。
もし世界に対して日本の食品がより正しく、より広く伝わればもっとワクワクすることが起こると思います。

それを生涯の職にしてもいいのではないかと思う今日この頃でした。

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世界から見た日本の存在感

おはようございます。
本日はギリシャのクレタ島、ソーダ港に到着です。

本日は乗客の方と日本のストーリーについて。
乗客の方々と話をしていると、大体はお互いの国の話になります。

そうすると皆さんは意外と日本に関連したエピソードを持っています。
最近お話をしたチリのお客様は”自分の町はサーモンの養殖が有名なんだけど、その養殖方法は日本人が教えてくれたんだ。だから今も日本人がたくさんいるよ”というお話をしてくれました。

アメリカのクリーブランドからいらしたお年寄りの方は、”第二次世界大戦が終わった後、板門店の近くで働いていたんだ。その後日本に7ヶ月滞在していたよ”というお話をしてくれました。

また、Youtuberでフォロワーが2万人いるトルコ人のYoutuberのお客様は”オレは動画を撮影する際、SONY、Canon、富士フィルムのカメラを駆使するんだ。”と嬉しそうに話をしてくれました。更にその方は空手を二年間習っていたそうで、”回し蹴り”、”下段付き”、”昇龍拳(?)”といった言葉を嬉しそうに何度も使っていました。

乗客の方々とお話をしていると、意外と日本に関するエピソードが多く、意外なことを知っているので驚きます。
日本というのは思ったより存在感が大きいのだなと感じます。

島国という立地と独特の文化、先人の方々が今の日本を作ってくれたのでしょうか。
200カ国近く国がある中で、世界の人々が日本とのストーリーを持っていることはとても面白いなと感じます。

また、こうした時に先人の方々への感謝の念が浮かびます。
面白い文化を育んでくれたこと、素晴らしい技術を生み出してくれたことに対してです。

世界の国々には国の数だけ面白い文化があります。
それを過剰なグローバル化で失わせてしまったらなんと勿体無いことでしょう。

グローバル化の良い側面を享受しつつ、固有の文化(ローカル)は後世に語り継がれていく。

お客様との会話を通じて、今後の世の中はそうやって進んでいくことがいいなと感じた次第です。

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無意識をどう克服するか

おはようございます。本日はナフプリオ港に到着。
今日は午後から日光浴を楽しもうと思います。

本日は文章を書きながら考えたいことがあります。
それは、無意識に体を掻いてしまうことについて。

私は無意識に体を掻いてしまう癖があります。
それは自分の起きている間と寝ている間です。

自分の起きている間の時はある程度意識的にセーブすることができます。しかし無意識に体が痒い箇所を掻いていた、というケースが多々あります。

更に難しいのは寝ている最中です。
寝ている間は掻いていることをセーブすることが出来ません。
何故掻いているのかが分かるのかというと、知らぬ間に掻いていた跡があるからです。

最近皮膚の状態は良くなっているものの、首回りを知らぬ間にかいてしまっており、逆に首回りは少しずつ悪くなっています。

さあ、どうすればいいのでしょうか。

まずは原因から考えてみます。私が考える原因は3つです。

1つ目は癖。この癖は長年続いているので、体を掻いていなければ落ち着かない癖があるのかもしれません。
それが夜中に癖となって定着しているのかも知れません。

2つ目は栄養素。これは以前のブログにも書きましたが、インターネットで痒みについて調べるとヒスタミンという栄養素が痒みを引き起こす栄養素になる可能性があるのです。

ヒスタミンは私達の身近な食品に含まれており、トマト、ナス、キュウリやクルミ等数をあげればきりがない程です。

病院で処方される痒み止めの薬はこのヒスタミンを抑える役割のある薬が多いです。

3つ目は食べ物との相性です。私が疑っているのは遅延性フードアレルギーの可能性です。
このアレルギーについても以前ブログで書きました。

このアレルギーはそれぞれの人々にとってアレルゲンとなる食品を摂取すると、症状が1週間後以降に出てくるというものです。
すぐに出てくるものではない為、特定がとても難しいです。現在はIgGという血液検査によって自身の遅延性フードアレルギーの可能性を特定することが出来ます。

こちらも以前ブログで書きましたが、やっとこちらの血液検査を受けることが出来そうです。

それでは改善策を考えます。

1つ目の癖に対しては、意識的に無意識の癖をなくすというアプローチです。
体を掻かないことに意識を集中させて、体を掻かないようにすることです。
まずは1週間取り組んでみようと思います。

2つ目の栄養素について。一時期ヒスタミンの含まれた食品を避ける取り組みをしていましたが、大きな効果はありませんでした。
しかし皮膚の状態が変化したことによって状況が変わり、取り組む価値があるので再度取り組んでみようと思います。
こちらは1つ目の癖とは別の1週間で行います。

3つ目の遅延性フードアレルギーは血液検査をするのみですね。

文章を書いていて思ったことがあります。
仮説を立てて、実行する。その結果に対して反省をして、更に改善を図っていく。
人生はこれの繰り返しなのだなと感じました。

また結果の方が分かり次第、投稿致します。

それでは。

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皮膚の状況

おはようございます。
本日はイズミールに到着です。
待ちに待ったイズミール。私はローカルマーケットで買い物をしたくてしょうがありませんでした。

本日はドライトマト、プルーンを購入予定です。

久しぶりに皮膚の状況について書こうと思います。
現在はとても状況が良くなっています。

状況が良くなり始めたのは「りんご規定食療法」を終えた頃から。
実はこの時、食事の制限が実はストレスになっているのではないか?と考える様になり食事の制限を辞めました。

そして毎日のクロスフィット、週に1,2回の日光浴を継続という状態です。
すると肌の状態は日に日に良くなりました。

あまりにも急に良くなった為、主な理由は分かりません。「りんご規定食療法」なのか、食事の制限を辞めたからなのか、それとも日光浴なのか。定かではありません。

ちなみに現在も食事の制限は解除し、食事の内容には気に掛けながらも好きなものを食べています。

ただ一つ分かったのは、精神的な部分がとても大きいということ。
今思い返してみると、皮膚の状態が悪い頃はイライラしやすい状態でしたし、一つひとつのことに対して非常に神経質になっていました。

つまりストレスが身体に及ぼす影響が大きいことは知られていますが、ストレスがあることは精神的なコンディションにも悪影響を及ぼします。つまり誤った判断を起こしやすくなります。

つまりストレスというのは身体的悪影響のみならず判断能力の低下を引き起こし、ダブルで悪循環で作用します。
状態の良くなる前の私は、悪循環の中にいる状態だったということでしょう。

こうした状態から抜け出すには、自分の状態を知ること、習慣を変えて、より良い習慣を積み重ねることが解決の一歩と言えるかと思います。

これからの完治に向けて私に出来ることは、より自分を深く知ろうとすること、日々の習慣を積み重ねること、改善できる部分は改善することです。

油断せず、取り組んでいこうと思います。

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講習も英語

おはようございます。
本日はサントリーニ島に到着。本日も例外なく快晴です。
そろそろ夏がやってくる雰囲気を感じます。

本日は朝から約1時間、”職場における道徳・倫理”に関する講習がありました。
流れとしては講義が1時間、講義後に20題のチェックを受けるという流れです。

当たり前ですが、全て内容は英語です。
私にとっては授業内容が英語であるだけで嬉しい。何故ならリスニングの練習になるし、電子辞書を使えば知らない単語を覚えられる時間になるからです。

内容自体は日本で受ける様な一般常識を説明する様なものです。その為理解はしやすいです。
だから”こう言った言い回しはこう言えばいいのか!”といった発見もまた楽しい。

今の私にとっては英語に自然と触れられる状況があるだけで幸せです。
こうした時に環境に恵まれているなと感じます。

私は真の意味での成功(何を持ってして成功というのかはまだまだ漠然としていますが)、成長はその人がどうあるかで決まると考えています。

しかしやはりどの様な環境を選ぶのかというのもその次に大切です。

今の自分の状況に当てはめるのであれば、”英語力を高める環境に身を置くことは出来た。あとは自分がどう活用するか”といった所でしょうか。

偉そうなことを言っていますが、今はクビかクビでないかギリギリのラインをさまよっている身です。
クビにならないことを祈ります。

支離滅裂な文章失礼しました。

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クビへのカウントダウン

おはようございます。
昨日で3日間のオフは終了し、今日からまた働き始めることとなります。
11月の頭まで休みなく航海を続けます。

いきなりですが、クビへのカウントダウンが始まりました。
先にクビとみなされるにはどうしたらいいかを説明します。
こちらの会社では、警告を3つ出されるとクビになります。
警告は基本的にルールを破ったとみなされた時、その重さに応じて出されます。

あまり詳しいことは言えませんが、アテネへの滞在がルールを破ったとみなされました。

私に対してはどうやら最低でも2つ、多くて3つの警告が課される様です。
3つ課されれば、私はクビです。思わぬ形で日本へ帰国する可能性が出てきました。

完全に私の認識が甘かったことです。

ここで気付いたのは、もっと自分にも相手にも正直でいるべきだということです。
自分でも何を言っているのだ、と思います。笑

しかし今回の件に関して、私の人に対して正直でない部分が仇となりこうした結果を引き起こしてしまう結果となりました。

私は今深く自分のあり方を反省し、これからはより正直に生きようと決意した次第です。

会社の決断を待ちます。

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人生初のAirbnb

ギリシャで食べたピタ

おはようございます。本日はAirbnbで予約をしたお部屋にて滞在中。

本日はAirbnbの利用の感想を書きます。
予約前から現在までを書いて行きます。

まずは利用前。私が予約をしたのは一昨日のことでした。
地域を「ギリシャ アテネ」で検索をすると何百もの候補が。

私の今回予約をする目的は、以下の通りです。

・せっかくのお休みなのでアテネで滞在をしたい
・その地に住む人の生活のリアルに触れてみたい
・オーナーさんと実際に話をしたい(英語の会話の練習にもなる)

そこで今回私が選んだお部屋はアパートの一室。
なんとオーナーさん(男性)、オーナーさんのガールフレンドさん、小さいお子さん2人が住んでらっしゃいます。
まさに人の家に泊まらせて頂く感覚といった所でしょうか。

予約を完了すると、早速オーナーさんからメッセージが。
利用の際のルール、お部屋までのアクセスや、疑問があればなんでも聞いて下さい、という内容でした。

私は観光についての質問や、もし可能であれば一緒に食事をしたいという旨を伝えました。
メッセージのやりとりはとてもスムーズで、オーナーさんは迅速かつ丁寧に私の疑問を解決して頂きました。

そして遂に当日。夕方の時間帯にチェックインです。入る時は緊張しましたが、快く出迎えて下さいました。まさに人のお家です。

お部屋内はシャワー室、洗面所、お手洗い、洗濯機、キッチン(調理機材利用可能)はそのご家族が使われているものを共用で使わせて頂きます。

そして目的の一つであったオーナーさんとの夕食へ。
今回はパンの一種であるピタを食しました。ピタはギリシャの人々が頻繁に食している食べ物の一つです。価格はなんと合計4.5ユーロ。安すぎます。
あまり詳細は書けませんが、オーナーさんはカナダ国籍で、ご両親はギリシャ出身だそうです。とても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

お部屋の中はとても快適でした。船の中の部屋よりも格段に心地良いです。
何が違うのかというと、風です。船内はもちろん風が入って来ませんが、今回予約したお部屋は窓を開け
て寝ることが出来ます。
窓を開けて寝られるありがたみを感じました。

こうした経験を通じた私の感想は、「普通のホテルを予約して滞在する必要はないな」ということです。

インターネットでアテネで宿泊について検索をすると、ホステルであれば最安で1,500円程度、ホテルあれば2,000円です。
そして今回のお部屋は約2,000円。

Airbnbを始めとした民泊サービスにはもちろんオーナーさんがいらっしゃらない所もありますし、キッチンの有無、オーナーさんとの交流等様々な選択肢があります。

こうした経験でその地をより深く知ることが出来ます。同じ価格帯でも経験出来るの深さ、広さが違うなと感じました。

今回本当に予約をして良かったと感じた次第です。

本日でオフは終了です。そして明日から11月頭まで休みなしの日々が続き、これからがシーズンの本番です。

私もより良い経験を提供出来る様に取り組んで参ります。

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UX:ユーザーエクスペリエンス

おはようございます。本日もラブリオン港に停泊中。3日間のお休みの2日目です。

今日は待ちに待ったアテネへ行き、Airbnbを活用して、本日はアテネの中心部に宿泊します。

皆さんはUX:ユーザーエクスペリエンスという言葉をご存知でしょうか?

UXとは「サービス全体を含めたエクスペリエンス=体験」ということ。つまり今回でいうとAirbnbを通じた予約から宿泊時の体験、利用終了後のやりとりまでを指します。

前職でもウェブサービスの仕事をしていたので、よく耳にする言葉でした。

本日は数日前の出来事について共有をします。

先日、今日の滞在先の予約を完了した時、予約の完了メールが来ませんでした。

おかしいなと思ったら、私の登録メールアドレスは前職の会社メールアドレスになっていました。

変更を試みようとしましたが、以前のメールアドレスに送られる認証コードを入力しなければなりません。

当然、私は前職のメールアドレスのメールを見ることが出来ない為、このままだと変更が出来ません。

そこで昨日Airbnbのカスタマーセンターに今回の問題を説明して、メールアドレスを変更したいという旨のメッセージを送りました。そうしたら1時間もしないうちに返信が。

担当者曰く、「こちらの方で変更をしますので、変更したいメールアドレスを教えて下さい。」と連絡が。

そして無事にメールアドレスを変更することが出来ました。

私は迅速な対応に感心したと共に、感謝をしました。

何を言いたのかというと、これもユーザーエクスペリエンスの一つです。

ユーザーエクスペリエンスがより良ければいい程、顧客がサービスを継続して利用する確率が高まる訳です。

今回のケースでいうと、私に起きた問題を迅速に解決して頂きました。つまりユーザーエクスペリエンスとしてはとても良かった、ということになります。これはとても小さな経験ですが、「Airbnbは何かあっても迅速に対応してくれるようだ。私はまたサービスを利用してもいいな」と感じる訳です。

これがもし対応が遅く、解決も出来なければユーザーエクスペリエンスは悪い、ということになります。

顧客が悪い体験をしてしまったら「このサービスは利用するには不安だから、今回で使うのはやめておこう」となり顧客の継続した利用の可能性を下げてしまうことになります。

更に良かった経験、悪かった経験というのは口コミで広がる可能性を持っていますので、いくら小さなことでも会社の売り上げ、評判に関わる訳です。

顧客の経験そのものが会社の評判や存続に直結するということです。

こうした経験を通じて改めて強く思ったのは、つまり何をするにしても一つ一つの誠意ある行動が大切だということです。

これは今の私に当てはめるとその場その場のお客様とのやりとりに誠意を持って接することになります。

そうした一つ一つの行動をの積み重ねが、物事をより良い方向に進める唯一の手段であると感じた次第です。 

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